とびきりおいしいステーキを焼く3つのコツ「肉は常温に」「強火」「ひっくり返さない」
「今日は肉が食べたいとなあ」という日にはステーキはどうでしょうか。ただ、家庭でおいしいステーキを焼くのって難しくないですか? ただ肉を焼くだけなのに……と思うのですが。そこで、おいしいステーキを焼くコツをお教えしましょう。
肉は常温にしばらく置き、塩、こしょうは焼く直前に!
フライパンはフッ素樹脂加工されたものよりも、普通の鉄のフライパンを使います。また、サラダオイルよりも牛脂を使う方が良いです。なければ仕方ありませんが、おいしいステーキのためにはこちらを使う方がお薦めです。
肉を冷蔵庫から出します。焼く前に30分ほど常温に置いておきましょう。
お皿にも気を付けます。盛り付けるお皿も温めておくと良いです。冷たいお皿にステーキを盛り付けると温度が下がり、味が落ちます。
肉がサーロイン、リブロースの場合には筋切りを忘れないようにしましょう。筋切りをしないと焼いている間に肉が反ってしまいます。
肉の両面に塩、こしょうをします。ただし、塩、こしょうは焼く直前にすること!
肉のうま味を閉じ込める強火!
さあ焼きです。フライパンに牛脂を溶かします。溶かしながら脂をフライパンに行きわたらせます。ニンニクを投入する場合は、牛脂が溶けたら、ぬれ布巾の上にフライパンを置いていったんフランパンの温度を下げます。
火を弱火にしてニンニクスライスを投入します。ニンニクスライスがきれいに脂で揚がったら、これをいったんどけます。キッチンペーパーなどにとってください。
ここで強火に! 煙が出るくらいで良いのです。十分にフライパンが熱くなったら塩、こしょうした肉を投入します。強火でじゅーっと焼き、肉汁を閉じ込めます。
何回もひっくり返さない!
1、2分ほど片面を焼いたらひっくり返します。ここで重要なのは何度もひっくり返しながら焼かないこと! ひっくり返すのは一度です。
ワイン、ウイスキーなどでフランベします。日本酒でも構いません。あまりたくさんの量を入れないように気を付けてください。おちょこ2杯ぐらいで十分です。
フランベの火が消えたらぬれた布巾の上にフライパンを乗せて温度を少し下げます。こうするとふっくらと仕上げることができます。少し置いたら温かいお皿に盛り付けます。
ニンニクスライスを揚げた人はそれを肉の上に乗せましょう。肉汁あふれるおいしいステーキの出来上がりです!
まとめ
ステーキソースはお好みのものを使いましょう。ステーキソースにも、甘めのもの、ピリ辛のものなど、さまざまありますが、例えば「醤油とマスタード」はいかがでしょうか。飯田橋の有名なステーキ屋『ステーキハウス・ケンタス』で人気の高いものです。ぜひ一度試してみてください!
(高橋モータース@dcp)
※この記事は2013年07月08日に公開されたものです