絶版中の元祖ライトノベル「宇宙皇子」復刊。装丁などを一新し9月から発売

出版ワークスは、角川書店にて発刊され、1,000万部以上を売り上げた、藤川桂介氏の「宇宙皇子(うつのみこ)」シリーズを復刊。9月に第1巻を発売する。

「宇宙皇子」は、1984年から1998年まで角川ノベルスと角川文庫にて発刊した歴史ファンタジー小説。現在、同書は絶版となっており、数多くの復刊の要望が寄せられたことから、今回復刊版を発行することになった。

復刊にともない、イラストレーターは角川版のいのまたむつみ氏から、同書のファンでもあった若菜等氏へ変更。表紙のほか、絵本のように組み込まれた本文イラストを担当している。

また、7月10日から公式ホームページにて「宇宙皇子復刊応援コメント&イラスト募集キャンペーン」を実施。9月の第1巻発売に向け、ファン参加型コンテンツとして盛り上げていくという。

「地上編」全10巻の刊行スケジュール(予定)は、1巻が9月、2巻が11月、3巻が2014年1月。4～10巻は2014年2～8月にかけて毎月発売される。発売日および、「地上編」の続きとなる「天上編」以降の刊行予定はまだ未定とのこと。

※この記事は2013年07月05日に公開されたものです