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短編映画祭「SSFF & ASIA 2013」スタート。6月4日には全プログラムが無料に

東京スカイツリー開業1周年記念 特別ショートフィルム「TOKYO SKY STORY」

東京(4会場)・横浜(1会場)を中心にショートフィルムを上映する、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が、東京スカイツリー開業1周年記念作品「TOKYO SKY STORY」の上演を皮切りに始まった。

同映画祭は、俳優の別所哲也さんが1999年に立ち上げたもので、欧米のショートフィルムを日本に紹介してきた「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」と、アジア発の新しい映像文化の発信と若手映像作家の育成を目的に誕生した「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF AISA)」を同時開催している。

初日の5月23日には、開業1周年を迎える東京スカイツリーとコラボした特別ショートフィルム「TOKYO SKY STORY」を、東京スカイツリータウン(スペース634)で上映。一般客100名余りが集まり、ライトアップされたスカイツリーも登場する約15分のショートフィルムを楽しんだという。

Jリーグ20周年記念 特別ショートフィルム「旅するボール」

また、24日は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とタイアップして製作された、Jリーグ20周年記念特別ショートフィルム「旅するボール」を同会場で上映。同作品は、東日本大震災で被害に見舞われた宮城県を舞台としたもので、会場には主演の西畑澪花さんも駆けつけたとのこと。

●「SSFF & ASIA 2013」のみどころは?

開催期間中は、グランプリ作品が米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象となる「オフィシャルコンペティション」をはじめ、「音楽」「環境」「CGアニメーション」など、さまざまなカテゴリーのプログラムを実施する。

さらに、初年度から同映画祭を応援しているジョージ・ルーカス監督をはじめ、世界で活躍する著名監督15名の作品を特別プログラムとして上映。ジョージ・ルーカス監督が学生時代に作った作品「THX1138 4EB」、テリー・ギリアム監督の新作ショートフィルムなど、日本劇場初公開作品含む15作品を公開する。

そのほか、今年のアカデミー賞短編部門ノミネート・受賞作品や、沖縄国際映画祭との共同製作作品「死神失格」、スカパー!との共同製作作品「消しゴム屋」など上映も行われるという。

なお、初年度開催日にちなんで制定された「ショートフィルムの日(日本記念日協会認定)」である6月4日には、各会場すべてのプログラムを無料で上映。対象の会場は「ラフォーレミュージアム原宿」と「ブリリアショートショートシアター」(横浜会場)となる。

開催期間は6月16日まで。チケット価格は、プログラム1日券が1,500円、1プログラム券が1,200円、パスポートが5,000円とのこと。

※この記事は2013年05月24日に公開されたものです

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