2月といえば? 風物詩・行事・食べ物・花など一覧で紹介
2月といえば何? 2月の風物詩を豆知識と一緒に紹介。また、行事、食べ物、花を一覧形式で紹介します。2月のイベントをめいっぱい楽しむため、チェックしておきましょう。
2月は暦のうえでは立春を迎える月ですが、まだまだ寒さが厳しいことも多いです。
寒さをしのぐために着物を重ねて着ることから2月を「衣更着(きさらぎ)」と呼ぶこともあり、十分な防寒が必要な時期と言えるでしょう。
今回は、「2月といえば」をテーマに風物詩・行事・食べ物・花などを紹介します。2月らしいイベントやグルメを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2月の風物詩とは?
まずは、2月ならではの風物詩を紹介します。
新年が明けて少し一息つける2月の、特徴的な風物詩をチェックしてみましょう。
(1)豆まき・節分
2月といえば、「豆まき」「節分」をイメージする人が多いでしょう。
「鬼は外、福は内」と声に出しながら豆を投げる行事であり、近隣の神社で節分祭が開催されているかもしれないのでチェックしてみましょう。
節分は、病気や疫病、災害を鬼に見立て、祓うことが目的で広がった文化です。
「魔滅(まめ)=魔を滅する」という意味合いで、無病息災を祈る人々の気持ちが、時代を越えても受け継がれていることが分かります。
豆は、自分の数え年の分だけ食べると1年間健康で過ごせるという言い伝えもあるので、試してみるといいでしょう。
同時に、節分は恵方に向かって大きな巻き寿司=恵方巻を食べる家庭も多いです。近年はスーパーやコンビニなどで手軽に手に入るので、風物詩の1つとして試してみてはいかがでしょうか。
(2)バレンタインデー
2月14日のバレンタインデーは女性が好きな男性にチョコレートなどお菓子を贈る日であり、ドキドキした経験をお持ちの人も多いはず。
現在は「義理チョコ」「友チョコ」なども広がって必ずしも男女間のイベントに限定されなくなっていますが、それでもバレンタインを機に告白など一世一代の勝負に出る人もいるでしょう。
もともと2月14日は愛の尊さを説いたウァレンティヌス(バレンタイン)が処刑された日であり、彼を「恋人の守護神」として祀る日であったとされています。
その後、チョコレート会社のキャンペーンでチョコレートを贈り合うことが慣習となり、今の形になりました。
バレンタインデーの半月前頃からは百貨店の催事場などでバレンタインフェアが開催されることも多く、自分用のチョコレートを買うなど今や目的は多彩。大切な人に思いを伝えたい方はもちろん、甘いものに目がない人も、覗いてみてはいかがでしょうか。
(3)立春
太陽が黄経315度の位置にくる日である「立春」は、例年2月4日頃になることが多いです。文字通り春の始まりを知らせる日であり、昔は立春が1年の始めとされていました。
「立春大吉」と書かれた紙を家の玄関に貼ったり、白いままの豆腐を「立春大吉豆腐」として食べたりするのが特徴です。
立春を境目に少しずつ気温が上がっていきますが、実際にはまだまだ冷たい空気であることがほとんど。一度暖かくなった日があってもまだ寒さが戻ってくる時もあるので、気を抜いて風邪を引かないよう十分な防寒を心がけましょう。
(4)うるう年
うるう年は地球の公転周期により発生するズレを修正する年であり、4年に1度2月29日が発生します。これは、1年の公転周期が、本当は365.24219日であるため。
うるう年は1年が「366日」になるので、お得になったような気分を感じられるかもしれませんね。
ちなみに、2月29日に生まれた人は、平年の場合2月28日に誕生日を迎えるのが一般的な考え方だそう。「自分の誕生日がカレンダーに記載されていない」というのは違和感を覚えるかもしれませんが、反対にうるう年には貴重な体験ができそうですね。
(5)さっぽろ雪まつり
2月に開催される全国的なイベントとして有名なのが、さっぽろ雪まつりです。
札幌市の大通公園を始めとした場所で開催される雪と氷の祭典であり、大小の雪像・氷像が集まります。
芸術的な作品もあれば思わず笑ってしまうユーモラスな作品もあり、北海道全土から魅力的な食事が集まって屋台も出店されます。
中にはスケートリンクや大きなかまくらを体験できるケースもあるので、年ごとのイベント詳細をチェックしてみましょう。
さっぽろ雪まつり開催シーズンは周辺のホテルや交通機関が混み合うので、「一度は見ておきたい!」という人は早めに計画を立てておくと安心です。
(6)受験シーズン
2月は受験シーズンでもあり、あちこちから合否を知らせる声が届きます。
中学校受験から大学受験まで幅広い受験生たちが全力を出す月なので、電車やバスでも勉強中の人を見かけるかもしれません。
ニュースやドキュメンタリーで合格発表の様子が放送されるのを見て、自分事のようにハラハラする人もいるのではないでしょうか。
努力実ってサクラが咲く人もいれば、涙を飲む結果になる人もいます。身近に受験生がいる場合はそっと応援してあげましょう。
(7)確定申告
例年、2月中旬から確定申告の受付が始まります。
申告書の受付は3月まで実施されていますが、期限ギリギリは混み合うことが予想されるので、早めに処理を終えてしまうのがいいでしょう。
また、普段会社で年末調整をしている人でも、ふるさと納税や医療費控除の申請を出す場合は別途の確定申告が必要です。
自分がするべき手続きがないか、申告の方法も含めて事前に確認しておくことをおすすめします。
▶次のページでは、2月の行事や食べ物、花を一覧形式で紹介します。