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社内恋愛の告白を成功させるコツは? タイミングや気まずくならないための注意点

大蔵有紗

社内恋愛における告白を成功させるには? 保留期間など気まずさも残る社内恋愛での告白。リスクを踏まえ、覚悟を持って告白する必要があります。今回は、成功のコツと、告白後の注意点を解説します。

職場で一緒に働くうちに、気がついたら好きになっていた。そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

社内恋愛を経て結婚へというルートは王道ですが、一方でうまくいかなかった場合は一緒に働くことが気まずくなってしまう現実も。だからこそ、告白には勇気が必要です。

今回は、社内恋愛で告白を成功させるコツと告白後の注意点を解説していきます。

社内恋愛で告白を成功させるコツとは?

社内恋愛で告白を成功させるにはいくつかのポイントがあります。まずはそのポイントを見ていきましょう。

(1)相手の恋人情報を把握しておく

告白したはいいけれど、相手には長年付き合っている恋人がいたなんてこと、よくあると思います。

1日の大半を社内で一緒に過ごし、たまには飲み会でプライベートな話もする。

相手のことをついつい知っているつもりになってしまいますが、実際はわざわざ言わないこともたくさんあります。

従って、相手に恋人がいるかどうかは告白する前に必ず確認しておきましょう。

(2)あなたのことをちゃんと知ってもらう

相手にあなたをよく知ってもらいましょう。

社内でのコミュニケーションを積極的に取るのはもちろんのこと、数人で飲みに行く機会を作ったりし、あなたがどんな人間なのか、何に興味を持っているのかをきちんと知ってもらうことはとても大事です。

あなただけが相手を知っていても、相手があなたのことを知らなければ、告白してもいい返事はもらえません。

(3)社内での評価を上げておく

社内恋愛では、あなたがどんなふうに仕事へ取り組んでいるのか、そしてどんなふうに上司や同僚から評価されているのかも当然相手に分かってしまいます。

意中の人の前でだけ取り繕っても、やがてその評判は相手の耳にも入るでしょう。

普段からしっかりと仕事に取り組み、周囲との関係を良好にしておくことは、とても大切なのです。

(4)相手の仕事の状況を確認しておく

告白をする前には、相手の仕事の状況を確認しておきましょう。

難しい仕事に取り組んでいたり、今は恋愛より仕事に集中したいと相手が考えていたりするなら、そんな時に告白しても当然OKはもらえません。

同じ社内にいるのですから、相手の状況はよく分かるはず。自分の都合で動かず、相手の都合を考えて動きましょう。それが気遣いです。

今はまだタイミングではないと感じたら、それまでの間、相手の仕事をさりげなくサポートするなどしてその時を待ちましょう。

(5)告白は「最終確認」としてする

告白は互いの気持ちの「最終確認」です。

つまりそれまでにプライベートで何度か会ったり、好意と取れる言動があったりして、双方の気持ちが何となく分かっている状態でなされるもの。

そういった経緯を踏まず、いきなり告白しても相手を困惑させてしまうだけです。社内恋愛ならなおさらでしょう。

社内だけのコミュニケーションで相手と親しくなったと勘違いせず、2人きりでプライベートな時間を過ごせるような関係になってから告白を考えましょう。

(6)直接の告白で覚悟と誠意を伝える

「直接告白して、もし断られたら……。社内の相手だし、気まずい」そんな思いからLINEで告白しようと考えているかもしれませんが、あまりおすすめできません。

思いを文章で伝えるのは至難の業。手軽なツールでの告白はどうしても軽い印象になってしまい、相手はからかわれているのかなと思う可能性も。

ましてや、付き合うのには覚悟を要するのが社内恋愛です。勇気と覚悟を持って伝えるか否かで、相手の判断は変わってくるかもしれません。

できれば告白は、相手の目を見て直接する方が誠意を伝えられるでしょう。

▶次のページでは、社内の相手に告白した後の注意点を解説します。

社内恋愛で告白した後の注意点

ここからは実際に告白した後の注意点について紹介します。気まずさを残さないよう、社内恋愛ではその後の立ち回りも重要になってきます。

(1)保留にされても返事を急かさない

場合によっては、相手から告白の返事を待ってほしいと言われる可能性もあるでしょう。

はっきりとした返事をもらえるまでヤキモキして落ち着かないとは思いますが、そこはぐっとこらえて相手のタイミングを待ちましょう。

会社で会っても気まずい態度や急かす態度は取らず、いつも通りに。焦っていると思われて得することは1つもありません。

いつも通りの態度で余裕を見せるくらいの方が、あなたの評価を上げるはずです。

(2)振られても気まずくならない努力をする

「勇気を持って告白したのに振られてしまった……」そんな悲しい結果になってしまうこともあるでしょう。

社内恋愛のつらさは、そんな状況でもまた一緒に働かなければならないところ。

断った相手にとっても気まずい状況は避けられません。もし振られたとしても仕事に影響しないよう、これまで通り振る舞う強さは必要になってきます。

当たり前のことですが職場で泣き出したり、相手を無視したりするのはNGです。

相手は誠意を持って答えをくれたはずなので、気まずくならないよう接する努力はあなたが頑張りましょう。

(3)社内の人たちには内緒にしておく

あなたが相手に告白したことは、社内の人たちには内緒にしておいた方がいいでしょう。

一緒に仕事をする以上、周りも気を使ってやりにくくなってしまいます。また、何より言いふらすのは、相手にとっても失礼な行為です。

「あえて言う必要のないこと」と割り切り、うまくいってもいかなくても、告白までの経緯は自分の中に留めておきましょう。

(4)仕事と恋愛をきっちり分ける

告白が成功して無事お付き合いできたら、仕事と恋愛をきっちり分けて行動することが大事になってきます。

例えばプライベートでのケンカをそのまま引きずって社内で険悪な雰囲気を出してしまえば、周囲の人たちは仕事をやりにくくなってしまうでしょう。

また別れた場合には、その気まずさが原因でどちらかが職場を去るような形になったら最悪です。

そのような結末にならないよう、普段から仕事と恋愛をきっちりと分け、社内ではあくまで同僚や上司・部下として振る舞うよう気をつけましょう。

社内恋愛で告白を成功させるにはそれなりの覚悟が必要

社内恋愛で告白を成功させるには、相手への気遣いはもちろん、周囲への気遣いも必要になってきます。

失敗したら毎日職場で顔を合わせるのがつらいし、成功しても仕事と恋愛の線引きを間違えば、周りを巻き込んで最終的には仕事まで失いかねない事態になるからです。

告白する前に、どういう結果になったとしても後悔しない覚悟を自分が持てるかどうか、じっくり考えてみることが一番大事かもしれません。

(大蔵有紗)

※画像はイメージです

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