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「裏表がない人」の特徴とは? 見分け方と裏表がない人になる方法

Sai

「裏表がない人」は、褒め言葉として使われることもあります。では、「裏表がない人」とは具体的にどのような人のことを指すのでしょうか? 本記事では、裏表がない人の特徴やそうなる方法、裏表がある人の見分け方などを紹介します。

あなたの周りに「裏表がない人」はいますか?

裏表がない人の特徴である自分の気持ちに正直なところは、周囲から好感を持たれることもあります。そんな裏表がない人に憧れる人もいるかもしれません。

今回は、裏表がない人の特徴を解説。また、裏表がある人の見分け方、裏表がない人になる方法なども併せて紹介します。

「裏表がない」とはどういう意味?

そもそも「裏表がない」とはどういう意味なのでしょうか?

まずは「裏表」の意味を調べてみましょう。「裏表」は「表裏」と表現されることもあり、辞書には以下のように記載されています。

おもて‐うら【表裏】
〔名〕
(1)おもての方とうらの方。うらおもて。表面と裏面。ひょうり。〔文明本節用集(室町中)〕
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「内の用心を見やうと思って、手燭を持て表裏(オモテウラ)を見たが」

(2)表面上の態度と内心。転じて、言動と心とが一致しないこと。心にもないことをすること。うらおもて。ひょうり。
※駒沢大学本臨済録抄(16C後)中「殊に面裏(ヲモテウラ)なきを隠顕と云い出た」
※日葡辞書(1603‐04)「Vomote(ヲモテ) vrano(ウラノ) アル ヒト」

(『精選版 日本国語大辞典』小学館)

つまり「裏表がない」とは、「本心を隠さず素直に発言・行動すること」だと考えられます。

裏表がない人の特徴4つ

「裏表がない」の意味を確認したところで、裏表がない人の特徴を見ていきましょう。

(1)誰にでも同じ態度で接する

人によって態度を変えないところは、裏表がない人の大きな特徴といえます。

裏表がない人は自分の気持ちに正直なので、相手に合わせて心にもない言動をするようなことは少ないです。そのため、誰が相手でもあまり態度を変えません。

例えば、普段から人のご機嫌取りをするタイプではないなら、権力がある人を前にしてもお世辞ばかり言うことはしないでしょう。

態度が急変する心配が少なく安心して付き合えるため、周囲から好印象を持たれる人もいるようです。

(2)ストレートに感情を表現する

裏表がない人は、基本的に自分の気持ちに素直です。そのため、喜怒哀楽がはっきりしていて、ストレートに感情表現をするという特徴があります。

また、自分の気持ちを隠さず、感謝や謝罪の言葉はしっかり相手に伝えられるでしょう。

うれしい時や楽しい時はすぐ笑顔になるので、周囲からはムードメーカー的な存在として見られているかもしれません。

気持ちが表に出やすいため、うそをついたり駆け引きをしたりすることは苦手なようです。

(3)人を疑わない

裏表がない人は、あまり人を疑わない傾向があります。

基本的に自分が本心を偽ったりうそをついたりしないため、「相手が自分をだまそうとしているかもしれない」という発想がないのでしょう。

恋愛においては、一度信じた恋人のことは疑わず、一途に思い続けるパターンが多いようです。

参考記事はこちら▼

あなたは本当に裏表がない? 診断で真の性格を

裏表がある人の見分け方

ここまでは、裏表がない人の特徴を見てきました。

これらを踏まえ、「裏表がある人」の見分け方を紹介します。

(1)陰口を言うか

「裏表がある人」の特徴として挙げられるのが、裏でこそこそと悪口を言うことです。

本人がいないところで悪口を言うということは、その人の前では自分の気持ちを偽っているということだといえます。

面と向かって言葉や行動で本心を伝えられないため、陰口を言いたくなるのでしょう。

(2)損得勘定で態度が変わるか

例えば、上司には低姿勢なのに権力を持たない人には大きな態度を取るなど、損得勘定をして態度を変える人も裏表があるかもしれません。

裏表がない人は誰が相手でも本心に素直に行動するので、人によって態度を変えることがないでしょう。

そのため、損得勘定をして本心を抑え、相手に合わせて態度を変えるのも、裏表がある人の特徴といえそうです。

(3)プライベートを隠す傾向があるか

裏表がある人の中には、めったにプライベートを見せない人がいます。

会社などで見せている建前と私生活での顔が異なっており、それを知られたくないと思っているのでしょう。

あるいは、「裏の顔を見せると自分が不利になる」という危機感から、細心の注意を払って隠そうとする人もいるようです。

そのため、プライベートなことを聞いても答えたがらない人は、裏表があるかもしれません。

(4)器用であるかどうか

裏表のある人は、器用で頭の回転が速い場合もあります。

目の前の状況や相手によって、自分がどう振る舞えば有利になるかをすぐ判断し、裏と表を使い分けられるのでしょう。

このような人は、周囲から「世渡り上手」と思われていることもあります。

そのため、何事にもうまく対応できる器用で賢い人は、実は裏表がある人なのかもしれません。

裏表がない人になるには?

裏表がない人は自分の気持ちに正直な行動ができるため、魅力的に映ることがあります。そんな裏表がない性格に憧れている人もいるでしょう。

そこでここからは、裏表がない人になるためのポイントを紹介します。

(1)人によって態度を変えない

自分を取り繕ったり見栄を張ったりするために、つい人に合わせて態度を変えてしまう人はいるでしょう。

しかし、それは自分の本心を偽っていることになり、「裏表がない」とは言えません。

そこで、裏表がない人を目指すのであれば、まずは人によって態度を変えないことを心掛けてみてください。

最初は難しいかもしれませんが、素の自分を出せるようになれば、結果として人付き合いのストレスが減る可能性もあります。焦らず徐々に、自分を変えていきましょう。

(2)感謝の気持ちをしっかり伝える

裏表がない人は、ストレートに感情を表現することが多いです。

とはいえ、いきなり「裏表がない人になるために全ての感情をストレートに表現しろ」と言われても難しいでしょう。

そのため、まずは周りの人に感謝の気持ちをしっかり伝えることを意識してみてください。きちんと「ありがとう」と言うことは、人とコミュニケーションを取る上で特に大切。

何かをしてもらったら、相手が誰であっても「ありがとう」「助かったよ」などと伝えてみてください。

そうすれば、少しずつ自分の気持ちを表現することに慣れてくるはずです。

(3)自分の信念を大切にする

本心を隠そうとする裏表がある人は、その場の状況に合わせて言動が変わりがちです。

そこで、裏表がない正直な人になるためにも、自分の信念を大切にすることを心掛けてみましょう。

自分の価値観を大切にし、本心を偽ったりうそをついたりせず過ごすことで、だんだんと正直な言動ができる人に近づけると考えられます。

裏表がない人は自分の気持ちに正直

「裏表がない人」とは、「自分の本心に素直に発言・行動する人」を指します。

自分の気持ちを偽らず正直に生きている姿に、憧れを抱く人もいるでしょう。

裏表がないことを生来の性格のように考える人もいるかもしれませんが、特徴をつかんで意識すれば、「裏表がない人」になることは可能だと考えられます。

裏表がない素直な性格の人を目指し、少しずつ本心を出す練習をしていきましょう。

(Sai)

※画像はイメージです

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