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口が堅い人の特徴と見分け方とは? 口が堅い人になる方法も解説

雨乃あじさい

口が堅い人に対して、信頼できる人というイメージを持つ人も多いでしょう。口が堅い人は具体的に、どのような特徴があるのでしょうか?本記事では特徴や見分け方、口が堅い人になる方法などを解説します。

「他人の秘密を口外してトラブルになった……」という経験がある人もいるのでは?

口が堅い人になるには、どんなポイントを意識すれば良いのでしょうか?

この記事では、口が堅い人の特徴を元に、見分け方や口が堅い人になる方法まで解説します。

「口が堅い」の意味

まずは、「口が堅い」という言葉の意味を確認していきましょう。

辞書によると、以下のように説明されています。

くち【口】 が 堅(かた)い

言ってはならないことを他言しない。また、そのような性質である。饒舌(じょうぜつ)ではない。⇔口が軽い。

※落語・碁盤割(1892)<三代目春風亭柳枝>「ヘヱ、最(も)う口外する気遣ひはありません。私は口が緊(カタ)う御座いますから」

(『精選版 日本国語大辞典』小学館)

つまり、「口が堅い」とは、むやみに他人に秘密を漏らすようなことをしない性質を意味します。

口が堅い人の特徴

口が堅い人とは、秘密を他人に言いふらさない人のこと。ここでは、口が堅い人の具体的な特徴を見ていきましょう。

(1)周りから信用されている

口が堅い人は、知り得た秘密を他言しないため、自然と周りから信用されることが多いようです。

また、他人から悩み事を相談されることも多いでしょう。

ですが、周囲からの信頼が厚い分、時にはディープな相談や悩み事を打ち明けられることも。

それによって、誰かと誰かの板挟みになってしまったり、ストレスがたまってしまったりする可能性も考えられます。

(2)悪口を言わない

口が堅い人は、誰かの秘密だけでなく、自分自身のことも他人にペラペラと話さない傾向があります。

そのため、たとえ嫌なことがあったとしても、軽々しく悪口を言うことはないでしょう。

また、口が堅い人は、悪口を言うと周りから信用されなくなることを知っているので、そういった場面では特に静かにしていることが多いようです。

(3)うわさ話には興味がない

口が堅い人は、自分からうわさ話に耳を傾けることもありません。

うわさ話が好きな人の中には、事実か分からない情報を手に入れて、それをまた他の誰かに話したいと考えている人もいます。

しかし、口が堅い人の場合、知り得たうわさ話を軽々しく誰かに話すことはないため、そもそも興味がないのです。

周囲がうわさ話で盛り上がっていたとしても、軽く受け流せるのが口が堅い人の特徴だといえます。

(4)悩みを他人に相談しない

口が堅い人は、自分の悩みをあまり人に相談しない傾向もあるようです。

口が堅い人は人から信頼されやすいため、相談事や悩みを打ち明けられることも多いでしょう。

悩みを聞くということには、むやみに他言してはいけないという責任が伴います。

そのことを十分理解しているからこそ、「相談したいけれど、責任を負わせるのは申し訳ない」と考えてしまうのです。

(5)相手の悩みを聞き出そうとしない

口が堅い人は、好奇心から人の悩みを聞き出そうとするようなことはありません。

それは、前述のとおり、悩みを聞くことはそれを他言しないという責任を伴う行為だと考えているから。

そのため、口が堅い人は相手が自分から話してくれるのをじっと待ち、相手の気持ちを尊重するのが得意だといえます。

(6)人に関心が無い

口が堅い人の中には、そもそも他人にあまり関心がないという人もいます。

人がどんな悩みを持とうが、秘密を暴露しようが、「へー、そうなんだね」というくらいの感想しか持たないのです。

そして、それは自分にとってどうでもいい情報なので、わざわざ他人に言いふらすことがない、というパターンも考えられます。

口が堅い人の見分け方

もしあなたが人に何か相談をしたいと考えているなら、相手は口が堅い人を選びたいものですよね。

ここでは、口が堅い人を見分ける際のポイントを紹介します。

(1)単独行動が多いかどうか

単独行動をしているか、いつも集団で行動しているかは、口が堅い人を見分ける時の1つのポイントになります。

集団で行動することが多いと、うわさ話や他人の秘密で盛り上がってしまうこともあるでしょう。

つまり、ついその場のノリで秘密をばらされてしまうかもしれないのです。

そのため、単独行動をしていることが多い人の方が、口が堅いタイプである可能性が高いかもしれません。

(2)他人を気遣えるかどうか

口が堅い人は、自分のことばかりではなく、常に相手の立場に立って物事を考えることができます。

そのため、「もし○○さんの悩みを他の人に話したら、きっと傷つくだろうな」など、想像力を働かせることが得意です。

つまり、普段から他人を気遣える人は、口が堅いタイプである可能性があります。

口が堅い人を目指すためのポイント

最後は、口が堅い人になる方法を紹介します。

口が軽いことを改善したいと思っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

(1)その場にいない人の話をしない

その場にいない人の話をしようとすると、どうしてもうわさ話や悪口が多くなりがちです。

そして、ついノリで他人の秘密をバラしてしまう可能性もあります。

それを防ぐため、まずはその場にいない他人の話を意識的にやめてみましょう。もしも、相手から他人についての意見を求められたら、深堀りせず、さり気なく話題を変えるのがおすすめです。

(2)発言する前に一呼吸置く

勢いでペラペラとしゃべってしまうと、つい余計なことまで口走ってしまうことがあります。

そうして他人の秘密を話してしまうことを防ぐために、何か発言する前には、一呼吸置いて冷静になる癖をつけましょう。

一瞬だけでも落ち着いて考えることで、「あんなことを言うべきではなかった……」と後悔することも防げるでしょう。

口が堅い人は周りから信用されやすい

口が堅い人は、他人の秘密をむやみにバラしません。

また、他人を気遣うことも得意である場合が多く、自然と周囲からの信用を集めている人ともいえます。

もしも口が堅い人を目指したい場合は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

(雨乃あじさい)

※画像はイメージです

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