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結婚相談所用の写真の撮り方とは? 服装・ポーズ・背景のコツ

#タジコン-29歳たじーの婚活記-

マイナビウーマン編集部

結婚相談所で使用するお見合い写真を撮る時、服装やポーズ、髪型に悩みますよね。今回は、絶賛婚活中の編集部たじーがお見合い写真を撮り直した理由と、失敗談を基にモテるお見合い写真を撮るコツを紹介します。

こんにちは、マイナビウーマン編集部のたじーです。結婚相談所へ入会して、早いもので3カ月がたちました。

婚活経験者の友人から「1日10件はお見合いの申し込みが来るから、厳選しないと身が持たないよ!」なんて言われていましたが、ふたを開けてみると来る申し込みの件数は週1~2件。

あまりにも聞いていた話と違うため、アラサーOLらしくPDCAを回した結果、お見合い写真に改善が必要ではという結論に達しました。

結果的にお見合い写真を撮り直すことになり、撮影料に3万円、洋服も含めたら約5万円を掛けた私。今回は、お見合い写真に泣かされた女の失敗談を基に、モテるお見合い写真を撮るコツを紹介します。

私がお見合い写真を撮り直した理由

結婚相談所の入会に当たって乗り越えるべき壁の1つが、お見合い写真の撮影です。

友人がブライダルフォトやマタニティフォトを撮っている中、たった1人で着飾って写真スタジオに出向き、お見合い写真を撮るのは若干の切なさがあるもの。

そんなお見合い写真を、なぜ私は2回も撮影することにしたのでしょうか。

今回撮影したお見合い写真のBefore・Afterはこちら。

実際のイメージを基に、失敗したポイントを紹介します。

(1)服装選びを間違えた

私は聞いていました。「モテ=白だ」と。清潔感がある上、写真の時はレフ版のようになって顔面が盛れるらしいというやんわりした知識もありました。

そんな知識を基に買い物へ出掛け、店内でひと際輝いて見えたできるだけ白い色のトップスを購入。素材はシフォン系で、柔らかいシルエットのものをチョイス♡

結果、私は見事に背景と同化することになります。どこまでが自分の体でどこまでが背景なのかよく分からず、ぼんやりとした印象になってしまいました。

(2)撮影用のメイクが濃すぎた

最初に撮った渾身のお見合い写真を見た友人の一言は、「なんか国会議員みたいだね!」でした。

たしかにそう言われると、キリッとした眉毛に意志の強そうな目元、やや緊張気味の笑顔は後々良い政治をしてくれそうな期待の新人に見えないこともありません。

プロのヘアメイク付きのプランを申し込んでいた私。調べてみたところ、写真撮影の時は若干メイクを濃くするのがプロの世界でのセオリーなんだそう。

結果的に、写真用のメイクは私の顔面をキリッとさせすぎてしまったようです(メイクまでお見せできずすみません……、こちとらガチ婚活中のためご容赦ください)。

(3)髪色が明るすぎた

これもまた友人に指摘されたことなのですが、髪色が実物より明るく見えるのもイマイチなポイントかも……ということでした。

というのも、フラッシュをたいて写真を撮ると、実物よりも髪色が明るく写りやすいんだそうです。

実際の髪色はほぼ黒に近い茶色なのですが、たしかに写真ではトーンが明るくやや黄みがかって見えたため、キツイ印象になってしまったのかもしれません。

撮影代に3万円を使った末路

今回お見合い写真を撮り直すに当たって、改善した点は以下のとおり。

・服装(白い服を封印した)

・メイク(プロに頼まず、セルフメイクにした)

・髪色(暗くした)

結果、週に1~2件程度だったお見合い申し込みが、3~5件まで増加しました。

……いや、めちゃくちゃ微々!!!!

と思ったそこのあなた、大正解です! が、私のリモート怨念によって、今日は卵を割ったら殻が混入するなどのちょっとイラっとする出来事が起こりそう♡(ごめんなさいうそです)。

撮影代に3万円を使って得た教訓としては、「写真に固執しすぎるのは良くない。でも、何となく撮影したら後悔する」ということです。

お見合い写真を撮る時は、自分的に「これが完璧だ」と思えるような1枚になるように、コツをしっかり押さえておくことが大切。

後悔しないためにも、モテるお見合い写真を撮るコツを見ておきましょう!

みんなでモテよう。結婚相談所で好印象な写真を撮るコツ

私はもう、「お見合い写真がイマイチなんじゃないか」と悩む人をこの世に生みたくありません。全員でモテたいのです(女性の方はほどほどでお願いします)。

そこでここからは、結婚相談所で圧倒的な勝利を収める(モテる)ため、私の学びを基にしたお見合い写真撮影のコツを紹介していきます。

(1)明るい色味の服装がベター

同時期に入会し、1日に約10件のお見合い申し込みが来ている女性の友人は、水色のパーティードレスを着て撮影したようですよ!

もしも白のトップスを選ぶ場合は、色物のカーディガンやジャケットを羽織ることを強くおすすめします。もう誰にも「背景と同化した」なんて理由で涙を流してほしくありません。

また、男性のお見合い写真はスーツの人が多いです。ネクタイはしている人もいれば、していない人も。

個人的には、オフィスカジュアル風のジャケットに白Tシャツ的な格好もこなれ感があっておしゃれだな~と思いました。

(2)背景に草や花が入っていると良い

たくさんの人のお見合い写真を見ている中で、気づいたことがあります。それは、背景に草や花などの観葉植物が見切れている人が多いということです(画像を参照)。

「ただの草じゃん」と侮るなかれ。植物の力はやはり偉大です。彼らがそっと見切れていることで、顔だけに注目が集まりがちなところを優しく中和してくれます。

観葉植物でなくても、窓やカーテンなどでもOKだと思います。とにかくポイントは、何らかの物体を見切れさせることです。今日はここだけでも覚えて帰ってください。

(3)メイクは濃くしすぎないように注意

前述の通り、写真スタジオでプロにしてもらうメイクは濃くなりやすいようです。

「プロに頼むと濃くなるかも」という意識を持っておくと、自分のなりたい印象に合わせてメイクを調整してもらいやすくなりますよ。

逆にキリッとしたメイクがぴったりハマる人もいますよね。

一概にナチュラルに仕上げるのではなく、見せたい印象に合わせてプロと相談しながら進めるのがおすすめです。

(4)自然なポーズを意識する

私の場合は両手をおなかの上で厳かに重ねるように指定されたのですが、腰の後ろで手を組んだり、男性はジャケットの裾をちょっと持ったり、ズボンのポケットに軽く手を入れたりとさまざまなポーズの人がいます。

このポーズ選びでも見える印象が変わるので、カメラマンさんと相談しながらいくつかのパターンを撮っておくのがおすすめ。

例えば男性の場合、手をおなかの上で重ねている人は真面目そう、ジャケットの裾を持ったりポケットに手を入れたりするとクールな感じに見えました。

(5)とにかくモテたいなら外ロケも◎

背景とか服装とか、もういろいろ考えるのが面倒くさい! でもとにかくモテたい! という欲張りなあなたには、外ロケでの撮影をおすすめしたいです。

これも私の個人的な好みかもしれませんが、屋外で撮影したお見合い写真を使用している男性はもれなく全員優しそう&かっこよく見えました。

インスタグラマーがよく「自然光まじ盛れる」と言っていますが、あながち間違ってはいないようです。

外でお見合い写真を撮るなんて、人に見られたら恥ずかしい……と思うかもしれません。

しかしその恥ずかしさを乗り越えたあなたには、きっと幸せな未来が待っています。その未来の方が、絶対的に長いですよ!! 後悔しない1枚を撮ってくださいね(涙)。

自撮りを選ぶ猛者もいる

マッチングアプリなどに比べると少数派ですが、結婚相談所でも自撮りの写真を使用している人はいます。

しかしお見合い写真は多くの人がプロに撮影してもらっており、自撮り写真は結構浮きます。そのため、あまりおすすめしません(個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません)。

「周りから浮いていない=協調性がありそう」「撮影にお金を掛けている=真剣度が高い、お金に余裕がある」なんて印象をどうしても抱いてしまうんですよね。

無難にモテたければプロに撮影してもらう方が良いかもしれません。

実物と違う人も!? お見合い写真はどこまで盛ってOKか

最後に「お見合い写真ってどこまで盛って良い?」という疑問について考えてみたいと思います。

私の経験では、実際にお見合いをしていて、「あれ、写真と違くない?」と感じる人も少しですがいます(自分もそう思われてたらどうしよう)。

相手がお見合い写真を盛りすぎている場合、待ち合わせ場所で相手を見つけられなかったり(真横にいたのに!!!)、何かちょっと裏切られた気持ちになったりしました。

しかしだからと言って、全く加工・修正をしないのはもったいないと個人的には思います。

まずはお見合いの権利を得るために、以下のような加工・修正ならむしろ行った方が良いのではないでしょうか。

・肌荒れやシワ、クマを隠す

・肌のトーンを均一にする

・歯を白くする

ポイントは、実物とかけ離れた修正は避けること。お見合い相手に見つけてもらえず、悲しい気持ちになるのはあなたです……。

大事なことを言います(誰)。婚活でモテるのは、必ずしもイケメンや美人だけとは限らないということです。

結婚という長い将来を見据えた時、親しみやすそう、優しそうな人の方が選ばれやすいのではと思います。

見た目を偽りすぎるよりも、素の自分がちょっと見えるくらいの加工・修正の方が良いと思いますよ!

結婚相談所は見た目だけで選ばれる世界じゃない

お見合い写真を撮り直したことに後悔はありません。でも、活動から3カ月たった今は、写真よりも見直すべきポイントがあったのかもと思っています。

結婚相談所では写真の印象がもちろん大事ですが、菅田将暉みたいなイケメンや小松菜奈みたいな美女でない限り、内面がイマイチだと苦戦する可能性が高いのではないでしょうか。

見た目に自信がない私のような人は、写真に固執しすぎるよりも自分から積極的にアプローチする、お見合いが決まったら全力で相手に向き合うことをおすすめします。

お金はすごく大事なので、お見合い写真を撮り直すか迷った時は本当に必要かよく考えてくださいね。共に婚活戦線を生き抜きましょう!!!

(文:たじー/マイナビウーマン編集部、イラスト:ナガミネショウコ)

※画像はイメージです

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