マニキュアを早く乾かす方法は? 今すぐ使える9つのコツ
きれいに塗れたマニキュアでも、乾く前に傷が入ったりヨレたりしてしまうとガッカリしますよね。今回は、マニキュアを早く乾かすコツやおすすめアイテム、乾いたかどうか確認する方法までを紹介します。
自分でマニキュアを塗っていると、マニキュアのヨレや傷が入って失敗してしまうこともありますよね。
乾いていると思ってついすぐに動いてしまうと、乾ききっておらずヨレや傷の原因になることも多いでしょう。筆者もマニキュアをしてから、すぐに動いてしまって何度も塗り直しを経験したことがあります。
そこで、今回はマニキュアを早く乾かすコツを紹介します。筆者も普段使っているおすすめのアイテムから、乾いたかどうかを確認する方法もあわせて解説していきます!
マニキュアを早く乾かすコツ
さっそく、マニキュアを早く乾かす方法を紹介していきます。
家にあるもので簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
(1)マニキュアは冷暗所か冷蔵庫で保存する
マニキュアを自分の部屋のコスメコーナーに置いている方も多いのではないでしょうか?
直射日光や夏の暑い部屋に置きっぱなしの場合は、乾きにくいマニキュアの温床になっているかもしれません。
早く乾かすためには、一度マニキュアを涼しい場所や冷蔵庫に入れてみてください。常温でも、涼しい場所をできるだけ選ぶようにしましょう。
ずっと冷蔵庫に入れることができない場合は、マニキュアを塗る1時間前くらいに冷蔵庫に入れてもOKです。
(2)マニキュアは薄付きで2、3度塗る
よく言われる基本的なことでもありますが、マニキュアは一回で厚塗りをしないのが鉄則!
マニキュアを早く乾かすには薄塗りで何度か重ねるのが一番いい塗り方です。
コツは、ベースコート→マニキュア→トップコートと常に薄く、乾いたことを確認してから丁寧に塗ること。焦らず1つ1つの工程を丁寧に重ねることが、マニキュアを早く乾かすための近道になります。
(3)刷毛の太いマニキュアを使う
マニキュアによって塗りやすい・塗りにくいがあると思いますが、この違いは刷毛の太さにあります。
太い刷毛のマニキュアは、爪に対して大きく扇形に広げて広範囲に薄く塗れます。薄く塗ることでマニキュアの速乾性が上がるので、大きな刷毛は意外と大事!
一方、刷毛が細いとどうしても何度も塗って厚塗りになりがち。その分乾くまでに時間を取られてしまうのです。
刷毛が大きめのマニキュアでおすすめが「OPI」のマニキュアです。
プロのネイリストも愛用しているマニキュアです!
(4)マニキュア・トップコートも速乾タイプを選んでみる
今は速乾トップコートがいろんなメーカーから出ていますが、マニキュアでも速乾性の高いシリーズが盛りだくさん!
トップコートだけではなく、マニキュアも速乾系にするだけで早く乾かすことができるでしょう。
プチプラでおすすめなのが、CANMAKE「カラフルネイルズ」のシリーズ。
刷毛が丸筆ではなく平筆で初心者でも塗りやすいのが特徴。速乾性が抜群と口コミでも評判の高いマニキュアです。
こういった速乾系マニキュアも増えてきているので、マニキュアの種類をこだわってみるのもいいでしょう。より時短ができ、早く乾かす強い味方になってくれること間違いなしです!
(5)ドライヤーの冷風で乾かす
マニキュアを早く乾かすのに効果的なのがドライヤーの冷風です。
爪1つ1つに風を当てるのではなく、手全体に当てることで自然に乾いたような仕上がりに!
あくまで表面をコーティングするように乾かす効果があると思ってくださいね。乾いたと思って大胆な行動を取ってしまうと、ヨレや傷になってしまうこともあるので気をつけましょう。
(6)冷たい水に手を浸ける
マニキュアを早く乾かすためには、温より冷!
塗りたてではなく、少し表面が乾いてきたタイミングで、冷たい水に約2~3分ゆっくり浸けます。指先が麻痺しない程度に。
氷に爪が当たってヨレ・傷の原因になってしまうため、氷は水を冷やす時だけ使いましょう!
ハンドボールを使うと、爪先に負担がかからないのでおすすめ。価格も1,000円以下とリーズナブルなので取り入れやすいですね。
マニキュアを早く乾かすためのおすすめアイテム
ここでは、マニキュアを早く乾かすためのおすすめアイテムを紹介します。
「知らなかった!」「思った以上に安い!」なんて掘り出し物もあるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
セルフネイラー御用達! 「速乾スプレー」
爪をいたわることから生まれた、マニキュアの乾きを早くするスプレー。
ネイルメーカーの速乾スプレーは以前から販売されていますが、最近では身近な場所でも手に入るので、使う人も増えています。
「ネイルサロンと同じものまではちょっと手が出せない」という人には、プチプラアイテムがおすすめ。メーカーによって、爪の保護・速乾性・保湿・発色など特色があるので、自分好みのものを選ぶことができるのも魅力の1つです!
ついつい知らない間の傷・ヨレ防止に! 「ネイルガード」
マニキュアを塗った後、なかなかじっとしていれない人も多いですよね。知らない間にあっちにもこっちにもヨレや傷が……なんてことも!
そういうトラブル防止ができるのが「ネイルガード」です。
100円ショップ「セリア」のネイルガードは、サイズがL、M、Sと分かれており指に合わせて使いやすいのも特徴!
指10本をちゃんとガードしてくれる上に通気性もあるので、乾きにも影響しません。
家にいる時間が長いのであれば、マニキュアを安全に早く乾かすことができる一番便利なアイテムなのかもしれません。
プチプラのものも! 「ネイル乾燥機」
マニキュアを早く乾かすために作られたのがネイル乾燥機。
最近では、セルフネイルを楽しむ方が多くなってきたためか、雑貨屋さんや家電量販店などでもお目にかかることが増えてきました。
1,000円以下のものもあるので、気になる方は調べてみてもいいかもしれません。
マニキュアがしっかり乾いたか確かめるには?
一般的にマニキュアが完全に乾くまで、だいたい1時間は必要といわれています。
しかし時間がない時などは、マニキュアがちゃんと乾いているか確かめたくなりますよね。
ここでは、実際に乾いているか確かめる方法を紹介していきましょう。
表面を爪で叩いて音を確かめる
十分乾いたと思っていても、油断して触るとしっかり指紋の跡が付いてしまう……なんてことも。
そうならないためには、時間を置いたマニキュアを爪で優しく叩いてみるのがおすすめです。
カチカチというプラスチックを叩いたような乾いた音ならOK! 逆にまだ乾いていない時は音もしないですし、したとしても鈍い音なので違いは分かりやすいです。
指で叩くと、乾いていない場合にヨレの原因となってしまう可能性があるので、爪先で確認するようにしましょう。
ネイルシールやラメは指の腹で優しく撫でる
ネイルシールやラメの部分が多い場合、1時間ほど様子を見たら指の腹で優しく触ってみましょう。
ネイルシールやラメは比較的指紋が目立ちにくいので、触っても支障のない部分からチェックしてみてください。
万が一確認してヨレてしまったら?
マニキュアが完全に乾いていると思って触るとヨレが出ることがあります。
そういう時は、指に除光液を少しつけて、優しく触れてみるといいでしょう。
コットンや綿棒などは起毛がマニキュアにくっついて逆効果になってしまうので、指の腹が一番優しく修正ができます。
ヨレが解消されたら、仕上げにトップコートを塗ると元通りになりますよ!
マニキュアを早く乾かす方法はさまざま
マニキュアを早く乾かして、お出かけや用事を済ませたいのはとてもよく分かります。
今回は、速乾系のマニキュアや便利グッスもたくさん紹介しました。ぜひ、自分に合ったものを使って、マニキュアの乾くまでの時間も楽しんじゃいましょう。
(文・撮影:BEAUTY MANIA)