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【ブルーグロス】効果的な使い方とは? おすすめブルーグロス・3選

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

2016年から大人気の「ブルーグロス」。最近はプチプラ商品も増えてきて、より気軽に購入できるようになりました。今回はカラーアナリスト・美容研究家の西田美穂さんに、「ブルーグロス」の効果と使い方を聞いてみました。マイナビウーマン編集部と西田美穂さんがセレクトした、おすすめブルーグロス3つもご紹介します。

ブルーグロス

今年も人気継続中の「ブルーグロス」って?

まずは、美容研究家の西田美穂さんに、ブルーグロスの概要と効果を聞いてみました。

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「ブルーグロス」とは?

「ブルーグロス」とはその名の通り、ブルーの色のグロスのこと。2015年12月にRMKから発売されて以来、意外性がありながらその新しさで注目されました。さらに、有名メイクアップアーティストが紹介してからは、若い世代を中心に一大ブームに。今年も人気継続中の商品です。

「ブルーグロス」の効果とは?

「ブルーグロス」の主な効果としては、以下の4つが挙げられます。

・くすみを飛ばして透明感を出す
・手持ちのリップの色みや質感に変化を加える
・ブルーベース(※)の肌の人に似合う色味に寄せる
・素の唇の赤みを和らげる

「ブルー」は肌に透明感を出し、美白に見せる色です。色味が強すぎると、人によって似合う・似合わないが大きく分かれてしまいますが、透明なグロスではほんのりと変化を加える程度。このブルーのニュアンスがちょうどよく、近くで見ると唇に「透明感のあるツヤ」が見えます。顔色を損なわない範囲で、キレイな唇を演出することができるのです。トレンドを楽しみつつ、透明感を上げることができる、とてもお得なアイテムです。

※「ブルーベース」とは
人間の肌の色は、「ブルーベース」と「イエローベース」に大きくわけられます。「ブルーベース」の人は、肌色がピンク色に近い、日焼けをすると肌が赤くなりやすい、手首の血管が青色に見える、などの特徴があります。

使ってよかった! おすすめ「ブルーグロス」3選

2016年のブームから、各ブランドから発売されている「ブルーグロス」。コスメマニアのマイナビウーマン編集部Tと、美容研究家の西田美穂さんが、「本当におすすめしたいブルーグロス」を3つ厳選してご紹介します!

【編集部おすすめ】ブルーグロスの王道! RMK「リップジェリーグロス」

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ブルーグロス人気の火つけ役といえばこの商品。あまりにも人気で、一時期は品切れ状態になったのだとか! ジェルが濃密なので、透明感はもちろん、立体感もあるプルプルの唇を作ってくれます。スプーン型のスパチュラで、唇に乗せやすいのもポイント。(編集部T)

・商品名:RMK リップジェリーグロス
・カラー:03 ベビーブルー
・価格:2,376円(税込)

【編集部おすすめ】使い心地◎! LB「スパイシージェリーリップグロス」

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ベタつきやすいグロスですが、この商品はあまりベタベタしすぎず、サラッと塗れるのが特徴。微細なラメも入っていますが派手すぎず、自然な輝きを演出してくれます。あまりにも使い勝手がよすぎるので、毎日ピンクのリップティントに重ねて塗っています!(編集部T)

・商品名:LB スパイシージェリーリップグロス
・カラー:フェミニンブルー
・価格:900円(税込)

【西田美穂さんおすすめ】コスパ最強! KATE「カラーエナメルグロス」

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なんといっても、圧倒的なプチプラ・コスパ感が素晴らしい! ブルーラメやピンクに輝く偏光パールがぎっしりで、ニュアンスチェンジするのに最適。でもラメは細かいため、上品な印象です。匂いやベタつきもありません。(西田美穂)

・商品名:KATE カラーエナメルグロス
・カラー:BU-1
・価格:450円 ※編集部調べ

「ブルーグロス」の使い方&効果

透明感を演出させるなど、さまざまな効果が期待できる「ブルーグロス」ですが、どのように使えばいいのでしょうか? ブルーグロス単体の塗り方と、ピンクや赤など色つきのリップに重ねた塗り方、それぞれの効果もあわせて西田美穂さんに解説してもらいましょう!

★今回使用するのは、このブルーグロス!

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西田美穂さんおすすめ・KATE「カラーエナメルグロス BU-1」

「ブルーグロス」のみ

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塗り方のポイント

まずは、素の唇にブルーグロスのみ塗ってみましょう。唇の形に沿って、全体に塗ります。唇が薄い方は1mm程度オーバーしてもボリュームが出てかわいいです。

グロスで潤いますが、唇がカサカサしている状態だとラメで悪目立ちしてしまうことも。ブルーグロスのみで仕上げる場合は、唇の乾燥・皮めくれをケアしておきましょう。

効果

唇の色がもともと赤い場合、若干赤みが和らぐことがわかります。気になるくすみは、素の唇と比較すると気にならないレベルに。縦じわも目立たなくなりました。

「ピンクリップ」×「ブルーグロス」

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塗り方のポイント

次は、ピンクリップに重ねてみましょう。下唇の真ん中に多めに塗ると立体感が増し、光も集まるので、ブルーのニュアンスが出やすくなります。

口紅にグロスを重ねる場合、なるべく直塗りや付属のスパチュラの使用は控えることをおすすめします。グロスに口紅の色が混入すると、ブルーが濁ってしまうことも。指先に出して塗るか、スパチュラに取り出してリップブラシを使って塗りましょう。

効果

今回は効果がわかりやすいよう、コーラルピンクのリップを使用しました。角度によってはツヤが出ているだけに見えますが、そのツヤ自体がうっすら青みを帯びています。また別の角度から見ると、ブルーラメがきらめいて華やかに。

「赤リップ」×「ブルーグロス」

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塗り方のポイント

塗り方はピンクと同様です。ただ、赤リップ自体にインパクトがあり、肌色との境目が強調されます。それによって、グロスがリップラインからはみ出すと変に目立ってしまいがち。オーバーにならないよう、ラインを守って塗りましょう。

効果

朱赤のリップに対する、ブルーグロスの効果を見てみましょう。なんとなく黄みが引いて、真っ赤に近づいたように見えるのではないでしょうか? これが、ブルーラメと偏光パールの効果ですね。ピンクのときほどブルーラメは目立ちませんが、質感が軽やかになり、カジュアルな印象になりました。

「オレンジリップ」×「ブルーグロス」

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塗り方のポイント

最後に、オレンジリップに重ねてみます。塗り方はこれまでと同様ですが、全体にまんべんなく塗ることを意識しましょう。オレンジは青み要素がないため、ブルーグロスを塗った部分と塗っていない部分がはっきりとわかってしまいます。ただし、口角は外します。口角までグロスで光っていると、少しぼやけてだらしない印象に。

効果

オレンジに青を足すと、緑に寄って少し暗くなります。全体の色味を大きく変えるほどの効果はありませんが、光が当たる角度によって、青みのあるベールがかかったように見えます。それにより、オレンジ単色よりは透明感を感じます。

ブルーベースの方は、オレンジリップがあまり似合わないと言われています。しかしブルーグロスを使うことで、オレンジリップを肌になじませることができそうです。ブルーベースの方も、ぜひお試しを!

まとめ

ブルーグロスは使い方次第で、印象を大きく変えることができそうです。「昔買ったけどイマイチだったな……」という口紅も、ブルーグロスを重ねてみると、素敵な色味に変わるかもしれません。ぜひ手持ちのリップと一緒に使ってみては?

(西田美穂、マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

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