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「近所の空き家」は「不安・危険・汚い」 半数近くがネガティブイメージ

あなたの家の近所の空き家についてどう思いますか

ALSOKは、2015年1月10日~15日、全国の親と別居している30歳以上の男女500人を対象に、インターネットによる「空き家に関する意識調査」を実施した。

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家の近所の空き家の有無について聞いたところ、33.2%、3人に1人が「近所に空き家がある」と回答。さらに、空き家について「不安だ」「危険だ」「汚い」と不快に感じている人は合計45.8%で、ネガティブイメージを持っていることがわかった。 理由としては、「物件が老朽化して倒壊する恐れがあるから」(66.1%)、「伸びた庭木や落ち葉を放置しているから」(53.6%)、「不審者が住み着くかもしれないから」「放火されるかもしれないから」(ともに44.6%)という声が多く、自分や家族にも危害がおよぶことを懸念している。

近所に空き家がある人に、空き家をどう管理してほしいか聞いたところ、「家の保全や清掃などの管理をきちんとしてほしい」(31.3%)という意見が最も多かった。「賃貸物件にして、誰かに住んでほしい」(29.5%)、「取り壊して更地にして、土地を活用してほしい」(27.1%)のように、空き家の解消を求める声も多く寄せられた。

持ち家のある人に、住んでいる家を長期間留守にする必要がある場合にどうするかを問うと、「貸す」(38.5%)が最多で、3人に1人は「そのまま空き家にしておく」(31.4%)と 回答した。そのまま空き家にしておく理由は、「いつかまた住む予定だから」(61.4%)、「手続きが面倒だから」(33.7%)、「今後どうするか決めていないから」(30.7%)。

「親が亡くなった後、親の持ち家をどう活用する/したか」という質問については、【親が存命中の方】は「売る」(29.8%)、「相続しない」(22.5%)、「引っ越して自分が住む」(21.7%)。【すでに親が亡くなっている方】では、「相続しなかった」(36.4%)、「売った」(22.7%)、「引っ越して自分が住んでいる」「取り壊した」(ともに12.1%)。【親が存命中の方】が自分で管理できると考えているのに対し、【親が亡くなっている方】の多くは相続しなかったことがわかる。

親が亡くなった後、親の持ち家をどう活用しますか

空き家に積極的に「住みたい」と回答した人はわずか2.2%ながら、53.4%は「条件が合えば住みたい」と回答。どんな物件であれば空き家に住むことが理想かを聞いたところ、「広い庭のある家」(48.5%)が最多で、次いで「築年数の浅い家」(31.6%)、「中古マンション・アパート」(29.2%)の順となった。

(エボル)

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