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子供に代わって親がお見合い!? 日本と全く違う、中国人女性たちの実態5つ

上海めまぐるしく成長し続けている中国。その中でも上海は、昔から商業・金融の街として栄えてきました。今や世界中から人や物が集まり、2,400万人以上が暮らすといわれる巨大な国際都市で、ひと際目を引く上海の女性たち。美しいとか、オシャレだとか、そういったこともあげられますが、とにかく強いんです! 今回、上海女子の実態をご紹介します。

【90.2%の人々「正直な人」や「信頼できる人」は不利―中国】

★上司が女性は当たり前
中国でエグゼクティブやマネージャークラスの人と会う際には、必ず女性が含まれています。当然、「女が来たのか」という嫌な顔をされることも皆無。中国では昔から、女性は社会で働くものとの認識があり、それに対しての家族の協力も十分。また、「アイ」と呼ばれるお手伝いさんがいるので、家事や育児をお願いしている人も少なくありません。結婚・出産後に社会復帰が安心してできるのも、これらのサポートがあるからなのですね。

★結婚相手の条件は経済力
結婚相手に求める条件にルックスや性格を求める日本人女性に比べ、上海人女性の第1位はズバリ経済力。というのも、上海の伝統的な結婚では、男性側の出費が多いためで、その一番高いハードルは家が必要という条件。さらに家具の準備や披露宴の出資などと、かなりかかります。これらに車付きとなれば、モテモテなのです。また、将来的に離婚となってしまった場合も、財産は半分にという決まりがあるので、自分のためにも譲れない条件なのかもしれません。

★子供に代わって親がお見合い
週末になると、上海市内中心部にある人民広場には40、50代の男女が続々と集まってきます。「お見合い」のためなのですが、探しているのは我が子の伴侶。上海でも平均初婚年齢は上がる一方ということもあり、本人に代わり親が探すという不思議なお見合い事情が繰り広げられているのです。最愛の娘や息子のために好条件の伴侶を見つけるべく、親たちの目は当人よりも厳しく必死。当然、嫁姑問題は上海にもあるわけでして、特に母親の力の入り具合は見逃せません。

★家事は夫の務め
強くたくましいイメージの上海人女性に比べ、男性はとにかく優しい。物腰が柔らかく、彼女や妻の機嫌を損ねないよう常日頃から涙ぐましい努力を続けています。甘やかされて育ったせいか、上海人女性で料理をすると答える人はあまりいません。その分、誰かに強要された訳ではありませんが、上海人男性の旦那様が料理をしたり、掃除や洗濯などの家事をしているケースが上海での結婚生活における“伝統”として残っているようです。

★オバサマたちにはかないません
北京は東京、上海は大阪などと例えられるのですが、街を歩くと納得な出来事に遭遇します。突然見知らぬオバサマに着ている服をつかまれ「これ、どこで買ったの?」尋ねられたり、バスの乗車口を阻まれたり、交渉中には一歩も譲らず激しい口調でまくしたてられ、路上で男性相手に怯むことなく喧嘩に挑んでいる…。どこかで見たことがあると思ったら、“大阪のおばちゃん”そっくり。そう思うと微笑ましくも感じますが、上海人のオバサマには怖くて逆らえません!

今、世界でも類をみないほどエキサイティングな街といわれる上海。そんな中で、華々しくも強くたくましく輝いている女性たちから目が離せません。中国人にとって信用できるものは、お金と自分と家族。そんな意識が高く、性差もなく、商いで栄えてきた街・上海だからこそ、独自の伝統と文化により女性が強くたくましくなってきたのでしょう。ただ、地域よって生活習慣が驚くほど違う広大な中国において、すべての上海人女性が、ここに書かれているような性格や特徴だとは限らないことを付け加えておきます。

(岡田寿都栄/studio woofoo)

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