ひとり暮らしの女性にも? コスパが魅力の「ジェネリック家電」3選
医薬品ではおなじみとなった「ジェネリック」製品。新薬と同じ有効成分・同等の効き目を持つ薬を指す言葉ですが、最近では「ジェネリック家電」も登場しているのだとか。AllAbout・家電ガイドの滝田勝紀さんによると、その定義は、無名の国内メーカーが作っていて、下記3項目を満たす家電だそう。
(1)必要最低限の機能を備える
(2)旧世代の技術や部品を活用している
(3)広告費をかけないことで、従来品より低価格を実現している
「外国製の粗悪家電と混同されやすいですが、多くのメリットがあります。まず、価格のわりにコストパフォーマンスがいいこと。また、余計な機能が入っていないので、操作が簡単です。大手メーカーでは作らないような、ニッチな機能を搭載した家電もあります」と、滝田。今回は、ひとり暮らしをはじめる女性におすすめの「ジェネリック家電」を教えてもらいました。
■電気代を節約できるスタンドライト
電球形蛍光灯は、少ない電力で白熱球と同等の明るさが出るため電気代の節約になります。見た目もおしゃれな木のシェードが、間接照明のようにあたたかみのある光を演出。寝室での読書には暗すぎて向きませんが、リビングのようなくつろぎの空間には最適です。
■4色から選べる扇風機
ピンク、オレンジ、ブルー、ブラックの4色から好みの色を選べるのが、女性にうれしいポイント。エアコンと併用すれば、省エネにもなります。ボタンが大きく操作しやすいほか、リモコンもついているので寝ながらでも操作可能。
■ロボット掃除機を初めて使う人に
話題のロボット掃除機もジェネリック家電で。定番の「ルンバ」よりもつくりが小さく、低いソファや脚が複雑に並ぶダイニングテーブルの下などにも入ってくれます。ただ、自分で充電ステーションに戻ったり、スケジューリングできるような便利機能はありません。小さめの部屋で使いたい人や、低価格でロボット掃除機を試してみたい人にはいいでしょう。
■梅雨におすすめの除湿器
除湿器は、梅雨時の部屋干しやイヤな蒸し暑さの解消に重宝するアイテム。スタイリッシュなデザインですが除湿力は高く、排水も簡単です。大きなリビングには対応できないものの、ひとり暮らしには十分の性能といえます。
「ジェネリック家電」は量販店やネット通販、メーカーの自社サイトから手に入ります。最新で高性能の商品は魅力的ですが、すべてがそうでなくてもいいはず。今度家電を買うときは、「絶対に欲しい機能」を見極めた上で選択肢に入れてみては?
(石井瑞穂 アバンギャルド)