東京のタクシーが世界3位に 今後タクシーに求めるサービスは「WiFiの接続」63%
オンラインホテル予約サイトHotels.com(R)は、世界30カ国2,683名を対象に、毎年恒例の「タクシー調査」を実施。東京のタクシーが世界3位(1位:ロンドン、2位:ニューヨーク)に選ばれたと発表した。同トップ5のランキングにおいて、東京はアジア圏で唯一のランクインとなった。
【旅行者に最も支持されたタクシーは「ロンドン」。東京も3位にランクイン】
今回の調査では、日本人回答者のアンケート内容についても分析。その中で日本人がタクシーに求めるサービスとして最も多かったのが、「WiFiの接続」(63.1%)だった。これは世界的にもここ数年要望が増加しているサービスだが、スマートフォンやタブレットを持つ人々はタクシーで移動しているちょっとした時間でも、仕事や情報収集を行うために快適なネット環境を求めていることがわかる。
このほかにも、日本人回答者の40%以上が世界のタクシーの中で日本の運賃が最も高いという印象を持っていることが判明。また、69.7%が車内で睡眠をとり、74%以上が電話やメールをしていることがわかった。
さらに、今回の調査では、世界28都市834人のタクシードライバーに対し、乗客についてのアンケートも初めて実施。日本人は外国のタクシードライバーにも好評価であり、乗車マナーにも定評があった。また、チップ文化のない国でありながら、回答者の36.7%が運賃をきりの良い数字に切り上げて支払いをしたり、28.1%がレストラン同様10%程度をチップとして渡しているようだ。