パリ発のメゾン「Diptyque(ディプティック)」が、ブランドの代表的なフレグランスである「Orphéon (オルフェオン)」の世界観を体現したイベント「The Diptyque Orphéon Club」を東京・表参道で開催しました。
オルフェオンは1960年代初めパリに実在した伝説のジャズクラブで、メゾンの3人の創業者たちのインスピレーション源。ジャズクラブを再現したようなイベント会場には、新田真剣佑さん、井桁弘恵さん、笠松将さん、窪塚愛流さ ん、三吉彩花さんといった豪華なゲストが登場し、オルフェオンの魅力や香水のお気に入りの付け方について語ってくださいました。
■新田真剣佑の記憶に残る香りは?
オールブラックのファッションで登場した新田さんは、オルフェオンの魅力について「ジャズバーをイメージした香水ということで、とても落ち着きます。ウッドの後にジャスミンの香りがして僕も好きな香りです。落ち着いてるんですけど、若い世代でも合うような香りだと思います」と紹介。
香りをまとって出かけたい場所についても「人が集まるところで香りのお裾分けをしたいと思います。落ち着くような香りで、自分が居心地のいい香りで、カフェだったり、レストランだったり、ショッピングだったりしたいなと思います」と笑顔で語りました。
また、普段の香水の付け方を聞かれると、「こうして、こうして、こうして、こう!」と、全身に満遍なくかけると身振り手振りを使って説明。記憶に残っている香りについても「以前からよくディプティックのお店に行っていて『BAIES』の香りが好きで、キャンドルをよく買っています」とお気に入りのアイテムを明かしてくれました。
■笠松将、ホワイトデーの思い出で会場笑わす
続く笠松将さんは、白シャツにメガネを合わせた知的な雰囲気で登場。普段はどのように香水をつけているかと問われると、「僕は足首に香水をつけるんですよ」と意外な香水の付け方を紹介し、「仕事に行く前とか……。嫌じゃないですか。仕事って(笑)。だから、つけて気分を上げたり、切り替えたりしています」と明かしました。
また、イベントの翌日がホワイトデーということもあり、ホワイトデーの思い出を問われると、「やっぱり僕くらいになると(バレンタインに)チョコをすごい量もらうんですよ。本当に結構」とモテを匂わせるも、「2個とか3個とか。」と続け、その場を笑わせた笠松さん。
お返しもきちんとするそうで、「そのお返しを選びに行くのが楽しい。キャンドルをプレゼントするとめちゃくちゃ喜んでもらえます」と自身の体験談を語ってくれました。
■三吉彩花の香水のつけ方は?
三吉さんはデコルテとウエストが際立つブラックのドレスで登場。オルフェオンの香りについて、「異なる文化と芸術の素晴らしい融合からできているという意味を体現している香りだなと思います。 複雑に絶妙にいろんな香りが混ざり合って、すごく華やかな印象を受けました」と表現。
普段の香水の付け方についても「結構私自身は体温で香りが変わるタイプなので、手の甲につけることが多いかなと思います。あとは、お腹にもつけることがあります」と紹介しました。
また、今回のイベントがジャズクラブがテーマということで、ジャズを聴きに行った思い出はあるかと問われると、「ミュージカルをやらせていただいていた時期に先生と一緒にジャズを観に行った思い出があります」と当時の思い出を回顧。
「先日、お仕事でパリに行かせていただいていたのですが、パリの公園にいる時や、ホテルでゆっくりしている時など、自分がリラックスしている時間にジャズを聴きたいなと思います」とも語りました。
■井桁弘恵、香水は「手首とインナーに」
黒のボリューミーなチュールが美しいドレスを着て登場した井桁さんは、オルフェオンを2時間ほど前につけたそうで、「時間が経つにつれてどんどん香りの印象が変わるのがおもしろいなと思いました。 最初は爽やかで華やかな香りだったんですけど、今はちょっと落ち着くような優しい香りです。 時間の経過と共に香りの変化を楽しめますし、どの時間の香りも自分にぴったりフィットしてくれる印象です」と実際に感じた香りの変化に心動かされた様子。
さらに、普段どのように香水をつけているかと問われると「手首。あとはインナーの中とか。内側から香るのがいいのかなって」と意外な付け方を明かし、「今日足首につけるのも良いよと教えてもらったのでやってみたいです」とコメントしました。
一方、ホワイトデーの思い出についても「中学生の時にお付き合いしていた方にバレンタインを渡して、そのお返しでお菓子をいただいた。青春ですね」と笑顔で答えてくれました。
■窪塚愛流「やっぱり悲しい(笑)」家族とのエピソード
登場早々、深々と報道陣にお辞儀し、さまざまなポーズで撮影に応じたのは窪塚さん。オルフェオンの魅力について、「好きな香りでも何回も振ると少し香りに酔っちゃうことが多々あるんですけど、オルフェオンは何度つけても自分に馴染んでくれますし、洋服と同じように香水も誰がつけるかじゃないですか。僕達に香水をつける楽しさを寄り添いながら感じさせてくれる良い香水だなと思います」と語り、香水の付け方についても「手の甲からつけます。話すときに手を大きく動かすことが多いので、香りが自分の身にまといやすくて」と紹介。
さらに、「家の中だと手の甲につけて、自分が今から歩く進行方向である玄関に2回プッシュして霧のように香水が落ちてくるところを潜って出かけます。 ターンしながら潜って玄関に行ったりもしますよ」と笑いながら明かしました。
またホワイトデーの思い出についても「小学校1年生のときにたくさんの友チョコをバレンタインデーにいただいて喜んでいたときに、母親に『ちゃんとお返ししないといけないよ! ホワイトデーがあるんだよ!』ということで、お返ししたことがあります。母親と一緒に手作りのお菓子を作って小学校に持っていって配りました」と当時を振り返った窪塚さん。
「母親とかには花束だったりとかを毎年してたんですけど、今年は母親にも妹にもチョコレートをもらえていなくて。会える時間が無かったからなんですけど、もらえないとやっぱり悲しいですね(笑)」と寂しさを覗かせ、「でも、作ったけど渡せないからと写真と動画をいただいて、元気が出ました。母親への今年のお返しは電話で“いつもありがとう”って伝えます」と家族とのエピソードを語ってくれました。
■落ち着いた大人の香りをまとって
ディプティックの「オルフェオン」はジャズクラブがインスピレーションの源ということで、どこか懐かしさを感じるスモーキーで深みのあるウッディな香りが特徴的。甘すぎず、軽すぎず、上品な香りは性別問わず落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれます。
つける時は紹介してくれたように、手首だけでなく、手の甲、足首、お腹、インナーなどにつけるのもおすすめ。つける場所やその人の体温によって生まれる香りと、時間が経つにつれて表情を変える香水は、自由にまとえるオーラのようなもの。ぜひ、ディプティックの「オルフェオン」で大人な雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか?
(取材・文:瑞姫)