【心理テスト】仕事も恋もやる気が出ない。原因は●●な性格のせいだった?!
年末から年明け3月頃は、お仕事も忙しかったり、新入社員を迎える準備があったりと職場によってはバタつく時期ではないでしょうか? バタバタしていると自分を振り返る時間も無いし、疲れからか仕事に対してもドンヨリした気持ちになっているようであれば、モチベーションをアップする方法を学んでみるのも一つかも知れません。
モチベーションって何?
「最近、モチベーションが上がらないんだよね」なんてよく聞きますが、モチベーション(motivation)とは心理学の用語で「動機づけ」のこと。行動を起こして、それを続けるために必要なものとなります。車が走る際にはガソリンなどのエネルギーが不可欠ですが、それと似たようなもの。つまり人間が行動する際の“心理的なエネルギー”とも言えます。
さて、このモチベーションには「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」があります。
「外発的動機づけ」は「さすがだね」「すごい!」という賞賛やボーナスが上がるなど“目に見えるご褒美”的なもの。
反対に「内発的動機づけ」はやりがいやワクワクとした好奇心など、内面の充実感によってもたらされます。
モチベーションの2つの側面をうまくマネジメントすることは、仕事の成果だけでなく、プライベートでの人間関係などにも大きく関ってくるんです。
仕事でもプライベートでも活かせる“モチベーション”
最近は専門的に勉強する人も増えている!!
実は最近、このモチベーションを学ぶ人が増えています。
しかも、モチベーションをマネジメントできる力を身につけると、自分のためだけでなく、「後輩のやる気を上手にアップさせる方法」や「チームの団結力を上げる方法」など、周囲の人たちの役にも立てるんです。
そのため、活躍できる場所は、人事やプロジェクトリーダーなど職場だけでなく、社会貢献、子育てなどの教育現場などさまざま。コミュニケーション力が必要とされる場所ならどこでも活かせる! ともいえるでしょう。
あなたの心の状態はポジティブ?ネガティブ?
考え方の偏りをチェック♪
実は「なんだかやる気が出ない…」とモチベーションを失いがちな人には、特徴があります。 あなたは大丈夫? 一度チェックしてみましょう。
友達から「今日メールするね」といわれたのにメールがなかった。「嫌われたに違いない」と思ってしまう
出勤前に転んで足をくじいてしまった。その日は1日なんだか運がない気になる
仕事で一度ミスをしてしまうと、「自分はダメな人間だ」「仕事ができない」と思ってしまう
人に迷惑をかけてしまうとクヨクヨと大げさに考えてしまうけれど、「ありがとう」といわれても「そんな、そんな」と必要以上に謙遜してしまう
後輩がしたミスを、すべて自分の指導がいたらなかったせいだと考えてしまう
彼氏と少しケンカしただけでも、「もう別れるしかない」ととても落ち込んでしまう
プロジェクトの途中で期待していたような形にならないと分かると、「もうやめるべきだ。もしくは予算を大幅にオーバーしても完璧に仕上げるべきだ」と考えがち
飲み会で自分が誘われていない会があることを知ると、「私のことなんて誘っても面白くないからだ」と思ってしまう
「前回イヤな思いをしたから」としぶしぶやって再びイヤな思いをしたことが少なからずある
このチェックシートに1つでも当てはまった場合は、少し偏った受け止め方をしているかも!? 何かが起きてイヤな気持ちになったら、一度、大きく深呼吸をして、「別の見方もあるんじゃないかな?」「他の人だったらどう考えるだろう?」と広い視野をもつようにしてみましょう。
同じことが起きても、“物事の受け止め方”で心の状態やその後の結果は大きく異なってきますよ♪
ウーマン女子はどんなことで悩んでる?モチベーションが上がらないお悩みに専門家がアドバイス!
いつもヤル気に満ちている女性になりたいのに、なんだかうまくいかない……そんな悩みは誰しもがもっているもの。というワケで、今回アンケートで「自分がネガティブ女子だと思う瞬間」を集めてみました。上手にポジティブ変換し、モチベーションを保つにはどうしたらよいのでしょうか? 東京未来大学の山極和佳先生に上手な変換術についてお聞きしました。
● スランプで思うようなパフォーマンスができていないと感じて焦ってしまい、どうにも挽回できなかった。 (その他/クリエイティブ職/35歳)
● 自分の実力以上のことをしないといけない時。責任が重くのしかかって負担。 (情報・IT/事務系専門職/27歳)
A.「期待しているからね」などと上司から激励される機会があるかと思いますが、言われたときにどんな気持ちになりますか?
「よし、頑張るぞ!」とやる気に満ちることもあれば、「なんだか重いな……」とプレッシャーに感じてしまうこともあるでしょう。この激励も「外発的動機づけ」の一種。本来モチベーションが上がるようなことでも、「心の安定状態」によって、受け止め方が変わってきてしまうのです。
心の健康がいまいちだと、「ヤル気が起きない」「何事も続かない」「すぐ諦めちゃう」という状態に……。それはまさに、キラキラ女子と正反対の“ドンヨリ女子”といった感じでしょうか。元々の心の健康状態を安定させることで、必要以上にプレッシャーに感じたり、焦ったりする必要がなくなりますよ。
自分のために、周りのために。「モチベーション」を学ぶなら>>
● 基本的に仕事はお金のためであるので、モチベーションは低い。トラブルは避け、なるべく目立たず、平凡にこなせれば良いと思っている。周りと比べても、仕事に対しての向上心も低いと感じる。 (その他/その他/33歳)
A.何年か前に、「私の目標は現状維持です」と答えた方がいました。実際には、現状を維持させていくことはとても大変なことなのですが……。今の時代、特にSNSの影響により、キレイな家に暮らして、料理も作って、オシャレなカフェに行く、といったようなことが素晴らしく、そうではないとダメなんだと思いがちです。でも、モチベーションを上げて達成させる目標は、年代やその時の状況によって変化するもの。
かつては車やマイホームを手にいれることがモチベーションとなる時代もありましたが、今は「毎日の生活を充実させたい」という身近な幸せがモチベーションになる人が多いように感じます。
SNSで自慢できるような生活を無理しなくてもできる人がいる反面、それがとても難しく感じる人もいます。“目指す目標”は個人差が大きいもの。「仕事における向上心が低いから自分はダメなんだ」と感じる必要はありません。
ドンヨリ女子から卒業するには? モチベーション科学部について詳しく知りたい>>
● ミスをしてしまった時など、切り替えが出来ずにモチベーションが上がらない。
(金融・証券/営業職/24歳)
● 失敗ばかりのとき、自分の力なさを感じる。 (情報・IT/技術職/24歳)
A.これはできごとが変わっているのに、同じ気分でやってしまうことが原因です。例えば、「夜道が怖い」と思っていると、ちょっとした物音でも「わっ!」と驚いてしまった経験はありませんか? このように、自分の思い込みによって、ものの見方は大きく変わってしまいます。これを「投影」といいます。 あまりにも思い込みが強くなってしまうと、ちょっとしたボタンの掛け違いがどんどん開いていってしまい、悪循環に陥ってしまうこともあります。物事を適切に受け止められるよう「さっきと今は違うことなんだ」と客観的な視点で物事を捉えてみましょう。
やる気を出して、もっと頑張りたい。モチベーションを学んで改善!>>
● やった経験のない仕事を任せられたが、なぜそれをしなければいけないのか分からない。また、今後のキャリアにとって何の得にもならないと感じてしまう。
(団体・公益法人・官公庁/その他/25歳)
● 単純作業が続くとき。 (学校・教育関連/事務系専門職/35歳)
A.「この仕事って一体何の意義があるのか?」と思うことは多いと思います。
この場合、特に多くの時間や労力をかける際は、自分にとっての意味づけを上手に探すとよいでしょう。「単純作業をしていると気持ちが安定する」とか「初めてのことで不安だけど、知らないことを知ることができてよかった」など、自分なりの手応えやおもしろさを感じられるように取り組むとよいでしょう。
他人からみたら些細な枝葉の部分であっても、2割の楽しいことがあれば、8割のつらいことが我慢できてしまうもの。やる気が満ちている人は、“自分なりの楽しさ”を自然に見つけられる人ともいえるでしょう。
いかがでしたか? 最近では、モチベーションを中心に据えたプログラムを構成している「モチベーション行動科学部」を備えた東京未来大学など、専門的に勉強できる学校も登場しています。
日本で唯一モチベーションについて専門的に学べる東京未来大学通信教育課程では、時間がない人でも効率よく勉強できるeラーニングシステムを取り入れており、社会人や小さな子どものいる主婦でも勉強しやすい環境が整っています。また、スクーリングも行われるため、一人で勉強を続けることによるモチベーションの低下も仲間との出会いで解決できるんです。
モチベーションの勉強は、あなたの人生を大きく変えるきっかけにもなりそうですね。
仕事をしながらでも楽しく短期間にスキルアップ!東京未来大学の通信教育課程
東京未来大学通信教育課程では「こども心理学部」、「モチベーション行動科学部」の2学部を有し、専門知識や技術とともに豊かな人間性を育むことを教育理念として掲げています。教授・講師陣の約半分が心理の専門家で、幅広く心理学の領域を学べるのも特徴の一つ。
また(1)インターネット経由で自宅のパソコンから受講できる、(2)科目等履修生なら最短1ヶ月で修了できる、(3)短期集中で計画的に学べるプログラム、(4)担当のキャンパスアドバイザー(CA)が相談を受けてくれるなど、気楽に丁寧なサポートを受けることができます。
興味のありそうな科目から始めてみて、もっと学びたくなったら正科生に(編)入学することができるのも大学ならではの魅力です。 自分の都合のいい時間に受講すればよいので、ライフスタイルに合わせて無理なくマイペースに続けられそうです。勇気を出して ほんの小さな一歩を踏み出すことで、仕事の悩みも解消し、今の自分を変えることができるかも?
PROFILE
山極 和佳(やまぎわ わか)/東京未来大学
モチベーション行動科学部 准教授
子どもの頃、人の心の「無意識」の領域に興味を持つ。後に、「学校や会社に行きたいのに行けない」、「お酒や薬物をやめなければと思うのにやめられない」などの悩みや心の問題にも無意識が関係していることを知り、解決のために臨床心理学を学ぶ道へ。現在の担当科目は、専門である臨床心理学のほか、カウンセリング論、心理アセスメント等が挙げられる。
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※アンケート出典/マイナビウーマン調べ
(2016年11月Webアンケート、有効回答数:200件、対象:20代~30代の働く女性)
提供:東京未来大学