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キャリア女子の永遠の悩み「むくみ」は仕事中もケアできる!?むくみの悩みを大解剖!

働く女性の悩みで多いのが「むくみ」。特に外出の機会が減って在宅ワークが多くなった昨今では、座りっぱなしや運動不足で、むくみが気になっている方も少なくないのでは?

むくみに悩む女性は多数!でも忙しい現代女性は「ケアしていない」という事実も……

そこで実際に、働く女性がどのくらい「むくみ」に悩んでいるのか、20代~30代マイナビウーマン読者を対象に調査をしてみることに。

「仕事中、むくみに悩むことはありますか?」と聞いたところ、なんと82.8が「はい」と回答。ほとんどの女性がむくみに悩んでいることがわかりますね。

※ アンケート出典元:マイナビウーマン調べ(2021年2月実施webアンケート/対象:20代~40代・働く女性/有効回答数180件)

コメントを見てみると、「一日中デスクに座りっぱなしで、午後になると足がむくんでパンプスがきつくなります…」(28歳/クリエイティブ職)、「基本立ちっぱなしなので時間が経つと足首のソックスがきつく感じる」(37歳/販売職・サービス系)など、デスクワークによる座りっぱなしや、立ち仕事が続くことで、むくみを実感している女性が多いよう。

さらに、「むくみに悩んでいる」と回答した方のうち、59.4が日ごろからなんらかのむくみケアをしていることが判明。ケアのタイミングとしては、「お風呂上りのボディクリームを塗るときに、マッサージでむくみとりをしています」(38歳/クリエイティブ職)、「お風呂に入っているときにマッサージしています」(37歳/営業職)など、むくみ発生から時間をおいてケアしている人が多い傾向に。

やはり仕事中はなかなかまとまった空き時間がとれないので、じっくりとむくみケアをできないのかもしれませんね。

とはいえ、「全くケアしていない」という女性も40.6もいるのも、また事実。むくみのケアに対する優先順位を下げてしまうほど、現代女性は忙しいのかもしれません……。

たしかに忙しい日々が続くと、むくみのケアが思うようにできず、場合によっては放置してしまうこともありますよね。しかし、むくみは発生した瞬間からケアする・事前に予防することが、大切と知っていましたか?

なぜむくみを都度ケアする必要があるのか、足の治療のプロが揃う「下北沢病院」に聞いてみました!

若い頃からのケアが将来の足の健康を守る!?むくみを放置しない方がいいワケとは?

今回取材したのは、下北沢病院の長﨑和仁副院長。毎日足に悩みのある患者さんと向き合っている、足の病のスペシャリストです。

―早速ですが、足の「むくみ」はなぜ生じるのでしょうか。

地球には重力がありますので、足をおろしていると、水分が下に溜まっていきますよね。そのうちに血管がパンパンに張ってきて、血管内圧が高くなると、余分な水分が血管の外に漏れてきます。それが皮膚の下に溜まってしまうのが『むくみ』なんですね。

むくみを改善させるには、水分を血液中に戻し、心臓を通って腎臓から尿として排出する必要があります。しかし足の場合、心臓よりも下の位置にあるため重力によって血液が戻りづらく、比較的むくみやすいんです。

―性別によって「むくみやすい」「むくみにくい」ということはありますか。

血液を心臓に戻すためには、ふくらはぎの筋肉のポンプを利用し、弁によって血液を上昇させなければなりません。つまり、ポンプを動かす筋肉量が少ない人の方がむくみやすいということなんですね。そのため、男性に比べて女性の方が、むくみやすいといえます。

ちなみに、胎児によってお腹の静脈が圧迫される妊娠中は、血液が心臓に戻りづらくなるので、よりむくみやすくなりますね。

―では、働く女性がむくみで悩みやすいのは、なぜでしょうか?

デスクワークによる座りっぱなし、接客などで立ちっぱなしというように、ふくらはぎの筋肉を動かさないシーンが多いからでしょう。長時間ふくらはぎを動かしていないと、ポンプ機能がうまく働きませんので、血液が心臓に十分に戻らず、むくみに悩まされる……ということになります。

―なるほど、「むくみ」で悩むマイナビウーマン読者が多いのもうなずけます。もし、むくみを放置し続けた場合、どんな影響があるのでしょうか。

足に水が溜まり、水風船のようにパンパンになると、違和感が出ます。靴下の跡が残るようであれば、むくんでいる証拠ですね。

また、内圧による筋肉の圧迫でストレスがかかり、足がつることもあります。さらに悪化すると、皮膚が張り、ひび割れや乾燥によるかゆみが発生する可能性も否めません。

―なんと、そんなことになるのですね……。ちなみに、むくみを対処するのに良いタイミングとはいつなのでしょうか?

むくみが発生した場合は、その都度ケアするのが理想的。運動やマッサージで、血流を心臓に戻す必要があります。できれば日頃から、ふくらはぎを使って歩くようにしましょう。親指から蹴り出す感覚で歩くといいですよ。

ハイヒールは、ふくらはぎを使わない歩き方になりがちなので、オフィスカジュアルやスーツで出社をしている人は、意識してみてください。

他にも、寝ているときは心臓よりも高い位置に足を置くなど、血流の心臓への巡りを良くすることで、むくみを事前に予防することができます。むくみ発生後のケアも大切ですが、事前に予防もしておきたいですよね。

―なぜ、発生したむくみの対処だけでなく、予防も必要なのでしょうか?

むくむと、静脈や血管の中の弁が伸びてしまいます。ゴムと同じで、一度伸び切ってしまったゴムは、もう縮みませんよね。若いうちにこまめにむくみの予防・ケアを行っておくことで、将来的に弁不全によるむくみの悪化を防ぐことができます。将来の足の健康のために、若いときのメンテナンスが重要なんです。

―なるほど、やはり将来の健康のためにもむくみケアは大事なのですね……! ありがとうございました。

毎日シャキッと仕事と向き合うためにも、足のむくみはスッキリさせておきたいもの。将来の健康も、日ごろのむくみの予防とケアの積み重ねから始まります。

まずは今日から、少しずつでもむくみ予防・対策を心がけてみてはいかがでしょうか?

 

INFORMATION

弾性ストッキングで効果的にむくみの予防とケア

太ももから足首にかけて徐々に圧力を強くした段階圧力の設計から、むくみの予防と改善が期待できる、一般医療機器の弾性ストッキング。

日常生活に取り入れやすいストッキングタイプもあるので、仕事中のむくみ対策のひとつとして、チェックしてみてはいかがでしょうか。

※他の疾患が原因でむくみが生じる場合もありますので、重度のむくみ症状がある方、弾性ストッキング(一般医療機器)を使用しても症状が改善されない方等は医師にご相談ください。

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