逃げられない!? 会社のオンライン飲み会の誘いがしんどくて……#コロナ相談
いつでも悩みは尽きないもの。友人や恋人には相談しづらい悩みもありますよね。そんな時にLINEのお悩み相談「トークCARE」。今回は、トークCAREで人気・信頼を集める、心理カウンセラーの浮世満理子さんが答えます。
今回のお悩み相談
オンライン飲み会のお誘いがしんどいです……
私はいわゆるネガティブ思考で、内向的なタイプです。プライベートでは一人で過ごすのが好きだし、せまいながらも濃密な人間関係に満足しています。こんな性格にもかかわらず、体育会系・肉食系の人たちが集まる会社に新卒で入社してしまい、つい最近までは半強制的な飲み会が悩みの種でした(イヤイヤながらもきっちり参加していました)。
最近テレワークが始まってからは一転、わずらわしい人間関係から離れて、静かな環境で純粋に仕事だけに向き合えることが本当に快適だったのですが、同僚や先輩などから、オンライン飲み会の誘いがひんぱんにくるようになってしまいました……が、もう本当に参加したくないんです。うまい回避の方法はないでしょうか?(26歳/女性)
カウンセラー・浮世満理子さんの見解は?
人間力のあるあなただからこそ。枠組みを少しゆるめて……
無理して参加する飲み会に、悩みながらも参加されていたのは、大きな心労があったことと感じます。そして、誠実であるがために、「いかなければならない」と感じる集まりに顔を出す協調性や責任感で、しんどい思いもされてきたことかと思います。
その中で、濃密な人間関係を築くことができるということは、人を深く理解する力が高い方でもあり、質の高い人間関係を築ける人間力をお持ちの方なのだと感じます。
人間力のある方だからこそ、ひんぱんなお誘いがある。あなたといることが心地いいと感じている人が多いのではないでしょうか。
おそらくこれからの人間関係も考えて、全てを遮断してしまうのは申し訳ないな……、というような気持ちで、また別の違うストレスがかかってしまうことも考えられます。
回避の策として、「すべてに参加しなければならない」という枠組みを少しゆるめて、「半分は参加」「半分は自分の時間」というように、「自分の時間を確保する」という方法でバランスをとってみるのがひとつの方法かもしれません。
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今回教えてくれたのは……
浮世満理子さん(カウンセラー)
カリフォルニアで心理学を学び、プロのスポーツ選手や芸術家、企業経営者などにメンタルトレーニングを行う。東日本大震災や大阪豪雨災害、直近では新型コロナウイルスに関連した悩みの相談や、心のケア活動に注力している。
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