やりたいことを実現するために。富士通で私らしく働く
これまでのスキルや経験を活かしてキャリアアップし、自分らしく輝きながら働いている人にインタビュー。今回は、富士通株式会社に中途入社し、グローバルなビジネスであるMobility分野で自分らしいキャリアを着実に実現している女性エンジニアにフォーカス。転職した理由、仕事のやりがい、将来への展望などをお聞きしました。
迫 さん 大学で経済学や経営学を学び、新卒でIT業界に就職。キャリア採用を活用して、富士通株式会社に2022年5月中途入社。大手自動車メーカー様向けの業務システムの開発・運用保守サービスなどを担当する特定アカウントユニット(自動車)の部署に所属。現在は、システム開発のプロジェクトリーダーを担当している。
「このままでいいのかな」――ふと感じた思いから転職へ
――現在の仕事内容を教えてください。
古くから使われている自動車部品関連のシステムに関する案件のプロジェクトリーダーをしています。レガシーな技術で作られたシステムを利用するには、一般的に通信やデータの送受信に関して制約が多くなってしまいますが、今回のシステム再構築で、制約にとらわれず使ってもらえるような仕組みを作り、利用者さんに満足していただいています。
――転職しようと思った理由は。
新卒から約8年間、同じ会社でシステムエンジニアとして働いていました。しかし老朽化したシステムを更新していく仕事がほとんどだったので、利用者の業務を変革し新たな価値を提供しているという感触をあまり感じることが出来ていませんでした。また、新しい技術に触れる機会が少なくスキルアップできている自覚がなかったので、「このままでいいのかな?」という思いが強まり、転職を決めました。
――富士通で働こうと思ったきっかけは?
様々な企業の転職情報をチェックした中で、今回募集があった部署の仕事内容が、これまでの自身の経験を活かしつつ、利用者の業務改善に関われるポジションであったため、とても興味を持ち、応募しました。
富士通だから経験できたこと――多様な知識や価値観に触れることで常にアップデートできる
――富士通に入社して良かったことは?
入社後すぐに携わったプロジェクトが、様々なシステムをクラウド化する案件だったのですが、自分が全く知らない新しい分野に関われているということにとてもワクワクしながら、新しいスキルを身に付けることができました。富士通では、世界最大の学習動画コンテンツ Udemyや学びのための新しい社内サイトを立ち上げ、全社員が、いつでもどこでもスマートフォンで学べる仕組みが整備されています。そのため、自分が必要な知識やスキルを習得しやすく、日々成長を感じることができています。
――入社後、富士通のイメージはいかがでしたか?
富士通は国内ITサービス市場シェアNo.1企業なので、優秀な人材が多く働いているイメージがありましたが、まさにその通りでした。
若手からベテランまで幅広い世代が様々な分野で活躍している姿を目の当たりにしていますし、若手や同世代の仲間が最新技術のトレンドを敏感にキャッチアップしている様子に、日々良い刺激をもらっています。
また大きなプロジェクトに携わり、ノウハウや経験を積んでいる方が多いので、困ったことがあれば相談に乗ってもらいやすいのも魅力的です。
――富士通だから経験できたことを教えてください。
お客様がグローバルにビジネスを展開されているので、案件の規模が大きく、そのシステムを活用する利用者も多いため、自分の仕事が世の中の人たちに貢献できているというのを身近に感じやすく、それをとても誇りに思います。長きにわたり取引しているお客様も多く、信頼関係がしっかり構築できている分、仕事のしやすさを感じることができます。また部署内で、多くのプロジェクトを同時並行で動かしているので、様々なプロジェクトにアサインされることで、自身の業務知識も更に深まっているように感じます。 多様な知識や価値観と触れながら働けるので、自分自身もアップデートし続けることができています。
――プロジェクトリーダーとしてのやりがいは?
システムエンジニアといっても、富士通は開発に特化した部門と、お客様と直接やり取りしながらプロジェクトを進めていく部門に分かれており、私は後者の方に所属しています。プロジェクトのフェーズによって、その開発部門の技術者や、外部のパートナー企業の方と連携しながら進めていくので、多くの方が携わり、それをリーダーとしてまとめていくのは高いマネジメント能力が求められます。多くの関係者をまとめていくのはとても大変ですが、それだけに毎日大きなやりがいを感じています。私は文系出身なので、理系のエンジニアと比べれば技術力は劣るかもしれませんが、プロジェクトの進捗や課題管理、お客様とのコミュニケーション等を主な仕事としており、そのマネジメント力を評価されています。前職でもプロジェクトリーダー経験を積んできた自分の強みだと思っています。
転職しても、住み慣れた地元で――ワークライフバランスが整った環境だからこそ、オンオフ充実できる
――現在はどのような働き方をしていますか?
リモートワークが中心です。出社する必要性はないのですが、私が所属するチームは、上司がリアルなコミュニケーションも大切にする方なので、週1回程度出社して交流を深めています。私が今勤務しているのは立地が良い名古屋駅直結のビルなので美味しい飲食店がたくさんあり、出社すればみんなでランチや飲みに行ったりするので、最近は出社日が楽しみになっています。
――地元で働くことのメリットは?
愛知県出身で、大学も前職も名古屋だったので、できれば住み慣れた名古屋での転職を希望しました。というのも転職に転居が伴うと、仕事だけでなく、新しい土地での生活にも慣れなければならないので、負荷が大きいと考えたからです。生活の基盤を変えずに転職できたことで、昔からの友達とも頻繁に会えるし、実家にも気軽に帰省し愛犬にもいつでも会えるので心に余裕を持って働けていますね。
――今の働き方は合っていますか?
とても合っています。リモートワーク中心なので、身支度の時間や出勤の移動時間もなく、また、コアタイムが無いフレックス制なので、自分の業務都合に合わせて効率的に時間を使うことができています。プライベートの自由な時間も確保しやすく、趣味の旅行も、有休を使って年に数回旅行を楽しんでいます。
また働く環境という観点で、リモートワークでもコミュニケーションを取りやすい環境が整っているのも働きやすさの大きなポイントです。プロジェクトメンバーとチャットやWeb会議を利用してしっかりと連携を取れているので、円滑に仕事が行えています。また上司も適切なフィードバックをくれるため、貢献度を示してくれたり、良かった点は評価されたり、仕事で悩みがある時はすぐに相談に乗ってくれるので、ポジティブに働くことができています。
“自分のしたいことができている”から富士通に転職してよかった!
――富士通に転職してよかったですか?
富士通は、ジョブ型人事制度のため、そのポジションに合わせて職責が決まる仕組みになっています。年功序列がまだ残っている会社ですと、どんなに経験やスキルを身に着けてもなかなか昇格や昇給ができないことにもどかしさを感じると思います。しかし富士通ではポジション毎の職責が明確に示されて、自身の意向と取り組み方によりキャリアの選択肢が広がるので、モチベーションを高く保ったまま働くことができています。
――今後目指していることや富士通でやってみたいことを教えてください。
社会課題に貢献するようなプロジェクトに関わりたいです。「ポスティング制度」という誰でも制約無く社内転職に応募できる制度があるため、どんどん手を挙げてキャリアアップしていきたいです。結婚や出産などライフイベントは、女性のキャリアに大きく影響するといわれていますが、以前、富士通の女性の幹部職員の研修に参加した時に、仕事と子育てを両立している女性管理職の方も多くいて、女性も活躍できる会社だと感じました。今後もお客様に寄り添いながら長く働き続けたいと思っています。
――最後に富士通に興味がある方、入社を考えている方に向けてメッセージをお願いします。
転職前は、前職よりかなり規模の大きな会社への転職ということもあり、自分は活躍できるか、レベルが高い同僚・仲間についていくことができるかとても不安でした。しかし実際に入社してみると、自分のスキルに得意不得意はあるものの、上司が自分の経験やスキルを活かせる仕事を提案してくれます。そのため、エンジニアとして強みや個性を発揮しながら自分らしく働くことができています。志を高く持ち、自分のペースでスキルアップしていける職場なので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。
富士通は、全ての社員が魅力的な仕事に挑戦し、多様・多才な人々とグローバルに協働しながら、常に学び、成長し続けていることを目指しています。そのためにキャリアや学びの選択肢は豊富。社員がいつでもどこでも学びたいことを学べるよう、学びのポータルサイト「Fujitsu Learning Experience」や、社内外の有識者から学べる8000以上の研修を提供。また上のポジションへの挑戦や海外ポジションなどキャリア志向に応じて手を挙げてチャレンジできる「ポスティング制度」や、グループ内の別組織に短期間異動できる「Jobチャレ!!制度」なども。社員一人ひとりが自分らしいキャリアを構築しながら、多くの人材が活躍しています。
提供:富士通株式会社