漠然とした不安、なくしません? – 将来のために備えておいてよかったこと
アラサー世代に突入すると、後輩が増えたり、責任のある仕事を任せられるようになったりと、忙しくも充実した日々を過ごす一方、多くの女性がライフイベントを迎える時期でもあります。「自分ってこのままでいいのかな?」など、これからの将来について漠然とした不安や焦りを感じる人もいるはず。
そんな女性たちが結婚、出産、はたまたキャリアアップのための転職や起業など、人生の大きな転機への準備とともに、備えておきたいもののひとつとして「保険」があります。
皆さん「備えあれば憂いなし」というように、病気やケガなど不測の事態が起こった時のために保険に入っておくべき……ということは何となく分かっていると思います。しかし、現時点で将来のライフイベントの見通しが立っていないと、「今の自分には必要なのかな?」と思う人もいるかもしれません。そこで今回は、マイナビウーマン読者の20~40代女性241名から取得した保険に関するアンケートをもとに、保険の加入事情について深堀りしていきます。
65%が加入済み! 加入のきっかけとは
Q:あなたは現在、医療保険や生命保険など自身の健康に関する保険に加入していますか?
アンケートによれば、女性20~40代の65%が「自身の健康に関する保険に加入している」と回答!
保険に加入したきっかけは、「親に勧められたから」がダントツながら、自らの意志で加入を決めた人は「将来何かあった時に安心だから」と、やはり“もしもの時の備えのため”という意見がほとんどでした。
また、保険に加入したタイミングについては、「結婚した時」や「社会人になった時」など、大きなライフイベントを迎える前に加入している人が多いことが判明!
医療保険が圧倒的! どんな保険に加入してる?
Q:どういった種類の保険に加入されていますか?
加入している保険の種類については、「医療保険」が圧倒的に多い結果に。医療保険に加入している人は、「病気に備えるため」「入院した時に保険金があると安心だから」など、いつ自分の身に起こるか分からない病気やケガに対して、その際の出費を補てんするために加入している人が多いようです。たしかに医療保険は、毎日忙しく働く社会人ならば必要最低限加入しておきたい保険のひとつ。
また、あらゆる不測の事態に対応できるように、医療保険、死亡保険、特定の病気に関する保険(ガン保険、三大疾病など)のすべてのタイプに加入している人もいました。
加入していて助かった……と思った瞬間
では、具体的に保険に加入しておいてよかったと感じるのはどんな瞬間なのでしょうか?具体的なエピソードを紹介していきましょう。
漠然とした将来に対する不安を軽減!
「幸いなことに、加入してからまだ1度も大きなケガや病気で病院へ行ったことはありません。ですが日々の生活で保険が何かあった時の安心材料となり、漠然とした将来に対する不安が軽減したように感じています(41歳)」など、保険に加入していることで将来に対して安心感を得ることができているという意見が多く寄せられました。そう、保険はあくまでも万が一の備え。将来に対しての不安を取り除くという意味で、加入しておくと今後の人生設計も安心してできるかもしれませんね。
妊娠・出産の時に……
「出産の時に、まさかの帝王切開になったのですが、保険金を受取ることができたので助かりました(34歳)」「妊娠中に入院した時、3週間入院していて実際に30万円近くかかったのですが、医療保険で全額カバーできました(34歳)」など妊娠・出産の際に助かったと答える人も多くいました。
早めに加入するほどおトク?!
「若い頃に入ったので保険料が安い(37歳)」など保険料のメリットに関する意見も。医療保険にかぎらず、死亡保険、特定の病気に関する保険(ガン保険、三大疾病など)も、年を取れば取るほど病気のリスクが高まるため、若くて健康なうちに加入しておいた方が、一般に保険料は低くなります。また、病気やケガをした後や健康状態によっては、保険に加入できない場合もあるので、その点でも早めに加入しておくに越したことはないようですね。
入っておけばよかったと思った瞬間……
「家族が病気になった時の自己負担額にびっくりした(23歳)」など、医療保険に入っていなかったことで、出費がかさんで大変だった経験から、自分はそうならないように保険に加入したという人も多くいました。病気やケガに対応する医療保険だけでなく、万が一のことがあった時に、遺された家族の生活費や子供の教育費のことを考えると、死亡保険も大事になってきます。入っておけばよかったと後悔する前に、自分のライフステージに合わせて、保険に加入したり、加入済の保険の補償内容を見直したりすることが必要なようです。
日本の死因で一番多いのは……?
厚生労働省の調査(※1)によると、日本人の死因のトップは「ガン」。読者アンケートのエピソードにも、「肺ガンになった時に、ガン保険に加入しておけばよかったと思った(28歳)」など、20~30代でガンと診断された方が何人かいて、年齢を問わず私たちにとって身近な病気であることが分かります。
また、若い女性の罹患率が高く、その数も年々上昇しているのが乳ガンや子宮ガン、子宮頸ガンといった「女性特有のガン」です。一方で医療技術の進歩や早期発見により、ガンによる死亡率は年々減少傾向にあります。そのため子宮頸ガンの定期健診が自治体によっては20代から無償で受けられるなど、若年層にも身近な病気になっているともいえます。そんな女性特有の病気やガンによる入院を、上乗せ保障や入院一時金などで手厚くサポートしてくれる女性のためのガン保険は、働く女性の間で注目を集めているのです。
最後に
読者アンケートのエピソードからも分かるように、人生は十人十色。将来に対する不安も人それぞれですが、その不安に対する備えのひとつとなってくれるのが保険です。実際に病気やケガになった時に保険に助けられた人もいれば、日ごろの生活や将来に向けての安心感を得るために、保険が心の支えになってくれる人もいます。
今は健康でも、人生100年時代に向けて長く働き続けるために、そしてライフスタイルや働き方の急激な変化など、先行きが見えない今こそ、未来を見据えたしっかりとした備えのひとつとして保険への加入を考えてみてはいかがでしょうか。
※1)出典:厚生労働省「平成29年人口動態統計(確定数)」
【保険に関するアンケート】
調査時期:2021年5月
調査対象:マイナビウーマン会員(20~40代女性)
調査数 :241名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
他02654-20210629
提供:チューリッヒ生命