【ドクター直伝】つけるとつけないでは大違い!? ○○○を活用してウイルス飛沫をブロック!
提供:(一社)日本衛生材料工業連合会
風邪やインフルエンザの季節。海外からも、新型ウィルス拡散についての心配なニュースが聞こえてきていますね。そこで、女性のあらゆる悩みや不安に応えてきた産婦人科医・尾西芳子先生に、今すぐできる風邪・インフルエンザ予防のコツを聞きました。
○○○を活用して風邪&インフルエンザを予防!
教えてくれるのは…
尾西芳子先生
産婦人科医。神戸大学国際文化学部卒業後、山口大学医学部学士編入学。慈恵医大病院、日本赤十字社医療センター、済生会中津病院産婦人科を経て、都内にある産婦人科クリニックに勤務。女性のすべての悩みに応えられる「女性のためのかかりつけ医」を目指す。モデルの経験や美と健康に関する豊富な知識を生かし、ウェブでの連載をはじめ、TV、雑誌、講演会などで活躍中。
規則正しい生活やバランスのとれた食事、手洗いにうがい。風邪&インフルエンザ予防法は数あれど、最も手軽な方法といえば、なんといってもマスク!
「風邪やインフルエンザの原因となる菌やウイルスの侵入ルートは、主に鼻と口。マスクは菌やウイルスが付着した飛沫が体内に入ってくることを防いでくれます。ちなみに、菌やウイルスは湿気や温かい環境が苦手。マスクをすれば鼻やのどの湿度や温度を適度に保つことができますよ」。
もしも侵入しても、入口付近でやっつけることができるかも!? さっそくマスクを使うときのコツや選び方について、さらに解説してもらいました。
マスク活用SCENE
人混みや乾燥が気になるときに効果てきめん!
至近距離でのせきやくしゃみ、満員電車では防ぎようがない!?
例えば、通勤電車などの人混み。せきやくしゃみをしている人がいると、「うつってしまうのでは…」なんて不安になりますよね。マスクは飛沫感染を防ぐ効果があるので、常にバッグに入れておけば気になるときに着用できて安心です。
冬場は暖房で空気が乾燥して菌やウイルスが飛散しやすく、風邪やインフルエンザに罹患するきっかけにも。人混みだけでなく、職場や自宅といった温かい室内でも注意が必要ですよ。マスクの着用はのどの乾燥がやわらげる効果もあるので、日常生活の中で上手に活用を。
マスク活用POINT
「マスクあるある」に要注意!正しい使い方をおさらい
ついつい鼻を出して口だけ隠していませんか?
せっかくマスクをしていても、正しい着け方をしていないと効果は半減。「息苦しい」といって口元だけを覆って鼻は出していたりしているのはマスクの意味がなくなってしまうのでやめましょう。
また、意外と気づきにくいのがマスクの表裏の間違い。
※階段式プリーツ形状の場合メーカーによって形状が異なるので、正しく着用するためにはパッケージ裏面等に記載されている表裏を参考にしましょう。
着けるときのポイントは、「裏と表をきちんと確認する」「ワイヤーが入っているタイプは自分の鼻のかたちにフィットするように曲げる」「ヒダを伸ばし、あごの下まで覆う」の3つです。
それから、同じものを何日も使い続けることは衛生的にNG。マスクの内部は呼気で湿度が高まり、吹き出物の原因になることも。使い捨て感覚で使いましょう。
HOW TO マスク選び
機能面、品質面ともにすぐれたマスクをチョイス
簡単に品質をチェックできる基準は……
機能やサイズ、カラーなど、マスクのバリエーションは増えて選ぶ楽しみもありますね。基本的には鼻から口、顎まで覆えるもの、自分の顔まわりにフィットするものであれば、機能的には問題ナシ。大きすぎたり、小さすぎたりしないか、息苦しくないかなどを基準に選び、お気に入りのマスクを探してみましょう。




マスクは自分を守るだけでなく、他人に対する優しさの表れ
メイクがとれてしまったり、ちょっぴり息苦しかったり……。「マスクが苦手」という人は多いかもしれませんね。でも、マスクはウィルス飛沫をブロックし、風邪やインフルエンザから身を守るだけでなく、他人への気づかいにもなるのです。
特に女子の場合、妊娠中は免疫力(体を守る働き)が弱まりがちなので、風邪やインフルエンザにかかると重症化しやすく、肺炎や脳炎になってしまう危険性も。妊婦さん自身がしっかりと留意することも欠かせませんが、周囲の気づかいが「万が一」を防ぐことにもなります。
マスクは「自分を守り、誰かを守るもの」。上手にマスクと付き合ってみてくださいね。
関連まとめ
提供:(一社)日本衛生材料工業連合会