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義理チョコよりも人助け!? 共栄火災の「バレンタイン・チャリティ募金」が27年目に突入

職場で募金を呼びかける女性社員

共栄火災海上保険株式会社では、毎年バレンタインデーの時期に、西アフリカのマリ共和国の難民支援を目的に「バレンタイン・チャリティ募金」を行っており、今年で27年目を迎えます。今年の実施期間は1月29日から2月14日までで、全国の共栄火災社員と関連会社社員を対象に行われます。

義理チョコをあげたつもり・もらったつもりで国際貢献

この活動のきっかけになったのは、同社1992年の創業50周年記念事業の一環で実施された女性社員の制服改定で、廃棄される約7千着の旧制服をNGO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」(以下、マザーランド・アカデミー)を通じて、西アフリカ・マリ共和国の難民キャンプに贈ったことです。

数カ月後に現地の様子を伝える写真や記録が送られてきて、自分たちの制服を着た子どもたちの写真を見た女性社員の多くが感激。「他にも、もっとできることがあるのでは」という話し合いがもたれ、女性社員有志により自発的に「ボランティア推進チーム」が結成されました。

慣れ親しんだ制服を着た子どもたちに多くの女性社員が感激

このチームの発案によって、バレンタインデーに習慣のように贈っていた「義理チョコ」とそのホワイトデーのお返しを、有意義に使おうと1993年に「バレンタイン・チャリティ募金」が誕生したそうです。

今年のキャッチフレーズは“義理より人情!”、義理チョコよりも人助けということだとか。バレンタインデーの義理チョコやお返しにかかる費用の一部を自粛して、一口500円の募金活動を行います。

集まった募金は、マザーランド・アカデミーを通じ、西アフリカ・マリ共和国の難民キャンプに届けられて、植林費用や医療品購入費用、水田拡張事業などに活用されています。1993年の第1回は井戸掘りの資金として約200万円を寄付し、それ以来毎年寄付を続けて、現在までの総額は約3800万円になりました。今年はマリ共和国のサハラ砂漠南端地域にある難民キャンプで取り組んでいる水田作りに役立ててもらう予定だそうです。

水田づくりの様子(マザーランド・アカデミー提供)

女性社員による国際社会貢献活動

同社によれば、途絶えること無く続いたボランティア活動が、今では社内に定着しており、義理チョコの準備やホワイトデーのお返しに悩むことからも解放されて、社会貢献になると多くの社員から歓迎されているとか。
その他にも、毎年12月に衣類や文具、おもちゃ、医薬品などの物資による支援を目的とした「クリスマス・チャリティ」も実施。今後も「バレンタイン・チャリティ募金」とともに、国際貢献活動を積極的に取り組んでいくそうです。

“義理チョコ、あげたつもり・もらったつもり”バレンタイン・チャリティ募金
http://www.kyoeikasai.co.jp/about/philan/valentine.html

提供:共栄火災海上保険株式会社

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