もしかして重い女!? ウーマンスタッフが暴く“本当に幸せな結婚”とは
アラサー世代になるとついつい考えてしまうのが“幸せな結婚”について。巷には「○歳までに結婚したい」「結婚相手はこんな人がいい」など、あれこれ思い迷う女性がたくさん。そこでアラサー女子の恋愛について研究しているウーマンスタッフKとOが“本当に幸せな結婚”について調べてみました!
「結婚相手に条件を求めちゃダメ?」
辛辣! 結婚条件を挙げる女性へ男性が思うこととは
未婚女性約100名にアンケートをとったところ、「○歳までに結婚したい」という願望を抱いている女性は約7割いることがわかりました。「性格以外で結婚相手に求める条件やスペックは?」という質問については上記の結果に。1位の「安定した仕事で収入がある」に次いで、2位に「ギャンブルをしない」、3位に「たばこを吸わない」がランクインしているところから、結婚後の生活まで考えて真面目で堅実な男性を求めているよう。しかし、さらに調べていくと結婚相手に求める条件は1つだけでなく、いくつもの条件を細かく思い描いていることが判明しました! 今回挙がった条件についてフリーコメントを見てみると下記のような回答が……。
●自分と同じかそれ以上に収入のある正社員で、自分だけを一途に愛してくれる人(29歳/機械・精密機器)
●価値観があう人。優しくて気が利く、スポーツマンタイプの人。高収入で社会的にも地位を確立した人。(27歳/事務系専門職)
●たばこを吸わず、酒にだらしなくもなく、掃除や洗濯に協力的で、家事育児の分担を嫌がらず、嫁の味方をしてくれて、清潔感があり、平均的な生活が維持できる収入がある人(30歳/その他)
アンケート結果から、女性は“いくつまでに、どんな人と結婚したいか”という理想を細かく描いている人が多いことがわかりました。その一方で男性に「結婚相手に条件やスペックを求める女性をどう思うか?」と聞いてみると、約6割は「求めるばかりではなく、自分自身も見つめてほしい」、「結婚は条件でするものじゃない」という意見があがりました。さらに、「今年中に結婚してくれないなら別れると期限をつけられた」など結婚についてクロージングをかける女性についても、「自分と結婚したいのか、単に結婚したいだけなのかわからない」と、結婚をちらつかせたり催促する行動を重いと感じている男性も多いよう……。
悩める女子必見! ミュージカル『パリのアメリカ人』とは
Robert Fairchild and Leanne Cope Photo by Tristram Kenton
2019年1月開幕の『パリのアメリカ人』は第二次世界大戦後のパリが舞台。アメリカの退役軍人ジェリーは、ある日街中で出会ったリズに一目惚れし、のちに互いに惹かれあっていきます。しかし、リズは戦時中に助けてもらったフランス人資産家の息子アンリに恩義を感じ、自分を好いているアンリと結婚するべきだと考えています。さらにはジェリーの友人でピアニストのアダムもリズに恋をしてしまい……。恩のあるアンリと、自由な世界へ自分を連れ出そうとするジェリーの間で、リズの心は揺れ動きます。求められることをすべきか、心の声に従うべきか思い悩むリズの姿は、時代を超えて共感すること間違いなし。
劇団四季の稽古場へ潜入! 『パリのアメリカ人』から見る“本当の幸せ”とは
迷えるわたしたち、そして同年代の20~30代女子のために、いち早く『パリのアメリカ人』を観たい! ということで、劇団四季さんにお願いして、開幕前の稽古場に特別に潜入させてもらい、一足早く『パリのアメリカ人』を鑑賞させてもらいました。向かったのは「四季芸術センター」。大中小10の稽古場のほか、個人レッスンを積む25の研究室、音響スタジオ、衣裳室などを完備した、まさに劇団四季の創作の拠点! こんな場所に潜入できるなんて、ふたりとも大感激。
本番さながらの稽古を観たふたりは、繊細に描き出される恋心や苦悩、そして最後にリズの選んだ道にしばし考え込んでいる様子。
『パリのアメリカ人』の物語を通して、条件や世間の風潮に捉われて、「結婚」という名の呪縛に縛られていたんじゃないかと気づいたウーマンスタッフKとO。物語の内容はもちろん、音楽やダンスも表現豊かで心が洗われたとふたり。ミュージカルから学んだことが多かったようです。
<結論>求めるばかりじゃなくて、与えあえる存在に。自分の意志で選んだ道こそが一番の幸せ♡
〇歳までに結婚しなきゃいけない、周りが結婚しているから遅れたくないと勝手に思い込んで、自分を縛って生きていませんか? 自分に足りないものや自分本位の理想を叶えるために、相手に条件を求めるばかりでは結婚したいだけの“重い女”になってしまうかも。世間や条件に捉われずに、自分にとっての幸せは何か、自分の心の声にしっかりと耳を傾け、自分の道は自分で決めて歩んでいくのが幸せへの近道かもしれません。
時代や国を超えても共通する、恋や将来についての悩みを、演技・歌・ダンスすべてで表現するミュージカルは、映画やドラマにはない生の感動と迫力を感じられ、心に響くものがあるはず。恋愛やこれからの人生について悩むことの多い大人女子こそ、『パリのアメリカ人』をぜひチェックしてみて。
2019年1月開幕
劇団四季『パリのアメリカ人』
第二次世界大戦直後のパリを舞台にした『パリのアメリカ人』。戦争で荒廃した街で、新たな人生を夢見る若者たちの愛や友情、そして夢を、ガーシュウィンの名曲やイマジネーション豊かなダンスで表現。パリやブロードウェイで上演され、その芸術性の高さが絶賛されたミュージカルです。日本公演は1月20日に開幕し、東急シアターオーブにて3月8日まで、その後KAAT神奈川芸術劇場<ホール>に会場を移し、3月19日~8月11日まで上演されます。重い女を脱却したい、自由な恋を見つけたい女性たち、ぜひ足を運んでみては。
提供:劇団四季
※アンケート出典:マイナビウーマン2018年12月実施アンケート|22~34歳の社会人女性(有効回答素 138件)
※アンケート出典:マイナビウーマン2018年12月実施アンケート|22~34歳の社会人男性(有効回答素 399件)