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【漢方医に聞いた】冷えは万病のもと。女性の7割を悩ませる“冷え”は、温活+漢方でケア

一段と寒さが増してきましたね。中と外との寒暖差が激しく、風邪を引いたり、体調の変化を感じている方も多いと思います。「冷えは万病のもと」という言葉があるように、冷えをそのまま放置しておくと、さまざまな不調を引き起こすことも……。今冬こそ、“冷え女子”を卒業するためにも、私たちを悩ませる“冷え”について学んでいきましょう。

「指先の感覚がない」「寝つけない」……働く女性の7割が冷えでお悩み中

Q.冷えで悩んでいますか?

※マイナビウーマン調べ。20歳~39歳の仕事をしている女性を対象に2018年10月にWebアンケート。有効回答数202件

読者アンケートによると、「冷え」に悩んでいる女性は約7割以上も! ほとんどの人が、「指先の感覚がない」「末端が冷えて、なかなか寝つけない」など、“手足の冷たさ”を気にしていました。さらに「お腹が冷えて下痢になる」「体温35℃台と低体温で、頭痛がひどい」「冷え過ぎてしもやけになる」といった、深刻な不調を訴える声も少なくありません。そんな冷えの症状に対しては、「ショウガを摂る」「しっかり湯船に浸かる」「首元・手首・足首を温める」など、みなさん自分なりに対策をしているようですが、なかなか根本の解決には至っていないようです。

教えて先生! そもそも「冷え」はなぜ起こる?

多くの女性を悩ませる“冷え”とは、いったいどういう症状なのでしょう? 漢方医の岸本先生に教えていただきました。

教えてくれたのは ……岸本京子先生

日本東洋医学会漢方専門医。八丁堀石川クリニック院長。東京医科大学医学部卒業後、ストレスケア日比谷クリニック、山田光胤記念渋谷診療所を経て、現在に至る。明るく朗らかな人柄で、患者に寄り添った的確なアドバイスと処方が評判。連日不調に悩む多くの女性の診察を手がけている。

「寒い外気にさらされると、体は体温を逃さないよう交感神経を優位にして、体表や手足の末端の血管を収縮します。それによって血液が体の隅々にまで行き届かなくなり、冷えの状態が起こります。その冷えている状態が長く続くと“冷え症”になり、自律神経の機能が低下し、体温の調整も困難に。表面的にはしもやけができたり、内部では内臓が冷えることで、下痢や腹痛、便秘、免疫力が下がって様々な病気を引き起こす場合もあります。さらに冷えると、気の流れが悪くなり、どんどんネガティブになってイライラしやすくなったり、異常なほど不安感を覚えることも」。 冷えは人によってさまざまな感じ方があり、大きく3つのタイプに分かれるそう。

「3タイプとは ①全体の冷え、②下半身の冷え、③末梢の冷えです。①は代謝が悪く、エネルギー不足によって、熱が作りにくいのが原因です。②は下半身の力が衰え、上半身に気が行き過ぎる状態のことで、顔や上半身がほてりやすい“冷えのぼせ”“上熱下寒”ともいいます。食べ過ぎが原因の場合もあります。③は血流の流れが悪く、手足まで血液が行き届かないことが原因です」と岸本先生。あなたの冷えはどのタイプでしょうか?

温度だけではない! “ストレス”も、冷えに直結

また、精神的なストレスも、冷えに直結する原因だと岸本先生はいいます。
「たとえば目の前にヘビが突然現れたら、瞬時に体がヒヤッと冷えますよね。強い不安感や恐怖感を抱くと、交感神経が優位になり、血管が収縮して血行が悪くなるんです。これが頻繁に起こると、ちょっとしたことでも冷えやすくなり、慢性化することも。手足にじっとりと汗をかく人や、手足にしびれるような冷えを感じる人は、ストレスが原因かもしれません」。

冷えは放置しないこと。まずは温活セルフケア

どのタイプでも冷えを放置しておくと、ますます冷えるだけでなく、さまざまな不調を引き起こすことに。症状を改善するにはどうすればよいのでしょう?

「まずは温活。体を温める食べ物や飲み物を摂取することを心がけましょう。食べ方も大事です。ひと口食べるごとに15~30回は噛んで、消化酵素をしっかり出して、より多くのエネルギーを効率よく吸収すること。また、体を内側からポカポカと温めてくれる「生姜湯」もおすすめです。もちろん、半身浴も効果的。末端の冷えは、手袋やレッグウォーマーを活用し、特に足先の頑固な冷えは、5本指の靴下や足先だけのカイロを貼って対応してみて」と岸本先生。

実は冷えは、漢方の得意分野

これらのセルフケアを試しても冷えが改善されない場合は、漢方薬を試してみるのも良いそう。

「漢方は、体と心をひとつに捉えたオーダーメイド治療が得意です。先ほど冷えは大きく分けて3タイプあると言いましたが、このタイプ別にも処方する漢方薬は変わってきます。①全体の冷えには、体を温める生薬を含む「真武湯(しんぶとう)」「人参湯(にんじんとう)」「附子理中湯(ぶしりちゅうとう)」、②下半身の冷えには「血」の滞りを改善する生薬を含む「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「加味逍遙散(かみしょうようさん)」、③末端の冷えには「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」などでしょうか。
患者さんを診察してみると、原因や症状は人それぞれなことが良く分かります。例えば、胃腸炎がある人には「五積散(ごしゃくさん)」、ストレスが根本にある人には「四逆散(しぎゃくさん)」を処方することがあります。漢方独特の診察方法で体質を表す「証(しょう)」を見極めることで、その人にあった漢方薬を的確に処方することができるのです」
自己診断は避けて、医師に処方してもらうと良いでしょう。

自分の体質と症状に合わせた漢方薬で根本ケアを

漢方薬に用いられる生薬

漢方は、紀元前の中国がルーツですが、日本に5~6世紀ごろに伝来され、長い年月をかけて日本人の体質に合うように改良されてきた、日本の伝統医学です。特定の症状や病気を治療する西洋薬とは対照的に、漢方薬は複数の生薬を組み合わせて構成されており、ひとつの処方でさまざまな病気や症状に対する作用が期待できます。長期間飲み続けないと効かないと思われがちですが、即効性が期待できるものも。保険が適用される場合が多いので、事前に医療機関にお問い合わせください。

まとめ:温活セルフケア+漢方で、冷えにアプローチ

男性よりも筋肉量が少ない女性の体は、基礎代謝量も低く、子宮や卵巣など臓器の数も多いから、リンパが滞りやすく、男性よりも冷え症になりがちです。“冬は冷えるのが当たり前”と、あきらめて放置せず、冷えを感じたら早めに対処しましょう。まずは日頃からできる温活などのセルフケアしっかりと行うこと。それでも改善しなければ、漢方に詳しい先生へ相談するのも一手です。多くの不調の原因となる冷えを改善し、寒い冬でも体の中からポカポカ快適な毎日を目指しましょう。

素敵なあの人も実践中! 漢方との上手なつき合い方(インタビュー)

提供:株式会社ツムラ

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