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【医師監修】赤ちゃんの首すわり時期はいつから? 確認方法はどうする?

【医師監修】赤ちゃんの首すわり時期はいつから? 確認方法はどうする?

首すわりは、最初に見られる赤ちゃんの大きな発達と言ってもいいのではないでしょうか。首がすわると抱っこやおんぶがしやすくなるので、赤ちゃんとの生活がこれまでよりずっと楽になります。でも、首がすわるのっていつなの? どうやって確認するの? もしかしてうちの子、遅い? 今回はそんな首すわりの疑問についてお伝えします。


この記事の監修ドクター
なごみクリニック院長 武井智昭先生
慶応義塾大学医学部卒業後、平塚共済病院小児科医長を経てなごみクリニック院長。日本小児科学会専門医、指導医。臨床研修医指導医。インフェクションコントロールドクター(日本小児感染症学会)。現在、0歳から100歳までの「1世紀」を診療する医師として、家庭医として地域医療に従事しながら、メディア等での執筆・監修を多方面で行っている。

首がすわるってどういう状態?

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※画像はイメージです

産声をあげてこの世に誕生した赤ちゃんは、パパとママの愛情を感じながら日に日に成長していきます。そんな赤ちゃんがいちばんはじめにみせる大きな発達のひとつが首すわりですが、首がすわるって具体的にはどういう状態のことを指すのでしょうか。

首がすわるとは

首がすわるとは、首がしっかりしてきて安定することを言います。つまり、赤ちゃんの後頭部を支えなくてもグラグラしない状態になるということです。

赤ちゃんの大きな運動機能は、上から下へと順に発達していきます。まず首がすわってから腰、はいはい、つかまりだち、最後は歩くというように、頭(脳)に近い部分から徐々に足の方へ、体の中心部から末端へと進んでいきます。そのため、首すわりは赤ちゃんの運動発達における第一歩で、順調な発達を確認できるポイントになります。

赤ちゃんの首すわりが完成する時期

生後2ヶ月頃には、うつぶせにすると顎(あご)を上に持ち上げられるようになってきます。また、2ヶ月の後半では、縦に抱っこするとしばらくの間なら姿勢を保てる赤ちゃんもいるでしょう。

これは首がだんだんとしっかりしてきたことを表し、このような段階を経て3~4ヶ月頃には首がしっかりすわった状態になっていきます。母子健康手帳に記載されている乳児身体発育曲線でも、首がすわる目安は3~4ヶ月頃となっています。

これは、およそ5割の子供ができるようになる月(3ヶ月)~およそ9割の子供ができるようになる月(4ヶ月)を表したものとしています。

中には、もしかしたら自分の子供は首すわりが遅いのでは……と心配になる方もいるかもしれません。親にとって赤ちゃんの発育・発達が順調かどうかはとても気になるものですよね。

特に、目安となる月齢にできていなかったり、同じ月齢の子ができているのに自分の子供ができていなかったりすると、心配になるのもうなずけます。

ただ、赤ちゃんの発育・発達には個人差があり、その子に合ったペースがあります。月齢の目安はあくまでも目安であり、絶対条件ではないことを忘れないようにしてください。大切なのは、今何ができているかではなく、「前と比べてどれぐらい発達しているか」です。早くても遅くても、赤ちゃんのペースを大事にしてあげましょう。

発育状態は健康診査でチェックしてもらえるので、毎回受けましょう。どうしても気になることがあるときは、市区町村の保健所やかかりつけの小児科に相談してください。

首すわりの確認方法

赤ちゃんを縦抱きにしたとき、少しの間だけ首がまっすぐに支えられている状態を見て首がすわったと判断してしまうこともありますが、これだけでは首がすわったとは言えません。では、首がすわったかどうかはどう確認すればいいのでしょうか。3~4ヶ月健診でもチェックされる項目ではありますが、気になるときは以下の方法を試してみてください。

①腹ばいにすると頭を持ち上げる。
②あおむけにして両手を持って45度まで引き起こすと、頭が遅れずについてくる。

ただし、首がすわったかどうかの判断は専門家でも難しいものとされます。はいはいやつかまり立ちなどとは違って一目で判断できないものなので、健診の際に医師や保健師、看護師に確認してもらうのがいちばんでしょう。

赤ちゃんの首すわりが遅い……練習は必要?

そろそろ首がすわってもいい頃だな……と思う時期にまだ首がすわる気配がないと、心配になるかもしれません。前述のとおり赤ちゃんの発育・発達スピードには個人差があるので、少しくらい遅くても過剰に心配する必要はありません。何かしらの異常がない限り、遅かれ早かれ首はすわります。

ただ、ちょっとしたサポートで発達を促すことはできます。生後3ヶ月を過ぎたら首すわりを促すべく意識的に腹ばいの姿勢や縦抱っこをしてみてもいいですね。腹ばいにしたら、両ひじを肩より下の位置で立てる、目より少し高い位置におもちゃを持っていくなど、赤ちゃんが積極的に頭を持ち上げられる状態を作ってあげましょう。このとき、赤ちゃんに自分から頭を上げたい(おもちゃを見たい)と思わせることがポイント。できれば音が出るおもちゃやお母さんからの呼びかけを一緒にするといいですね。

ただし、窒息や首のぐらつきによる危険には十分注意する必要があります。危険を避けるためにも、腹ばいにしたまま赤ちゃんの側を離れない、縦抱っこをするときはいつでも頭を支えてあげられるよう常に手を頭の後ろで待機させるなど、安全には細心の注意を払ってください。

5ヶ月を過ぎても首がすわる様子がまったく見られないときは、一度医師や保健師、看護師に診てもらい、発達の遅れがないか確認してもらうことをおすすめします。

まとめ

首すわりは赤ちゃんの大きな運動発達の第一歩と言えます。ただ、赤ちゃんの発育・発達には個人差があるので、目安となる時期になっても首がすわらないこともあるでしょう。我が子の成長を心配するあまり他の子と比べて不安になったりすることもあると思いますが、大切なのは自分の子が以前に比べて何ができるようになっており、どれぐらい発達しているかを見極めることです。目安はあくまでも目安。時期や他の子のスピードにとらわれず、自分の子のペースを見守ってあげましょう。どうしても心配な場合や、目安時期を過ぎても首がすわる気配が見られない場合は、一度かかりつけの医師に相談するようにしてください。

※この記事は 医療校閲・医師の再監修を経た上で、マイナビウーマン子育て編集部が加筆・修正し掲載しました(2018.08.27)

※記事の修正を行いました(2019.06.04)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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