出産・産後 出産・産後
2024年05月31日 11:06 更新

「青」の意味と読み方例、男女赤ちゃんの人気&珍しい名前一覧、青の名づけに込める願いや注意点

「青」はクールで知的なイメージがあります。また若々しさや生命力を感じさせるので、子どもの名前に取り入れたいと思う人も多いのでは? 「青」と「蒼」「碧」の違いや「あお」以外の読み方を解説、そして名前例などを紹介します。

「青」の漢字の意味や読み方・画数・由来

イメージ仮

青の漢字の画数

8画

青の漢字の読み方

セイ、ショウ、あお

青の漢字の由来

上部は「草木が地上に生えてきた」様子を表し、下部は旧字では「円」で、「井げたの中の染料」を表します。ここから青い草色の染料を意味します。

「青」がつく名前の有名人・芸能人・キャラクター

優希美青(ゆうきみお)/俳優・モデル
妹尾青洸(せのお せいこう)/俳優
下村青(しもむらあお)/俳優
河井青葉(かわいあおば)/俳優
徳井青空(とくいそら)/声優・漫画家
成田青央(なりたあお)/作家・ジャーナリスト
織史青(おりふみあお)/宝塚女優
森青葉(もりあおば)/女優・タレント

「青」の漢字の意味は? 碧・蒼とはどう違う?

イメージ仮

「四神」の考えは、古くから日本に根付いています。「青龍、朱雀、白虎、玄武」を聞いたこともある人も多いのではないでしょうか。この考えでは「青」は、季節は春、方角は東に対応しています。一年を春から始めるとの考えで、春はまだ子どもや若い人を指し、「青春」の語はここから来ています。

また、馬の色を表す場合には「青みがかった黒馬」を「青」と呼びます。ここから「青」といえば馬を指すこともあります。

「青」が草の色を指す一方で、「蒼」はその草木がさらに茂る様子を表します。そこで、青よりも深く濃い青を指すようになりました。また「蒼」は年老いた様子という意味も。
「碧」は、字形に「石」が入っていることからもわかるとおり、「うつくしい青色の石」を意味します。

日本語には色を表す言葉がたくさんあり、微妙な色の違いを言い表すことができる豊かさを持っています。ネットや色見本帳で実際に色を確かめてみると、名づけのヒントになるでしょう。

【青】 あお、草の色、草木のしげるさま、東、春、少年、わかい、竹の皮、青みがかった黒馬、未熟
【碧】 あおいし、うつくしい青い色の石、みどり、あお、あおみどり、こい青色
【蒼】 あお、草の青い色、こい青色、しげる、あおあおとしげるさま、年老いたさま、頭髪にしらがの混じっているさま、あわただしいさま、あわてるさま、うすぐらいさま

「青」のつく名前のイメージ

清らか、穏やか

西洋美術に描かれる聖母マリアは、青いマントを着ています。カトリック協会では聖母マリアのことを「海の星」と呼んだことが由来しているそうです。このことからも青は「清らかさ」をイメージさせます。「清」の漢字もさんずいに「青」ですね。

フレッシュ

「青春」の言葉のとおり、青には若々しいイメージがあります。
これは「四神」の考えで、青は春にあたる上、一年の始まりを春としたことから、人の一生の中で青は、「青年」など子どもや若者を指すようになりました。

落ち着き

人は青い色の部屋に入ると、心拍数は減少し血圧が下がると言われています。青色が副交感神経に作用し、リラックス状態を生み出すのだとか。青空を見ると深呼吸をしたくなるのも、気持ちや心が落ち着くからかもしれません。

神秘的

青色は空や海の色でもあります。自然の中で、空や海の色が刻々と変わるさまは神秘的ですよね。深い青色の海は底が深いことを感じさせ、吸い込まれるような美しさと表現されることもあります。
世界中にある「青の洞窟」と呼ばれる海は、その神秘的な青色が人々を魅了しています。

あふれる生命力

草木が伸びさかっている様子を「青々と茂る」と表現します。これには古代には「緑」を表す言葉がなかったため、緑も青と呼んでいたことも関係しますが、「青」が生命力のあふれている様子を表していることには変わりはありません。

「青」の一文字の名前

さまざまな読み方ができる「青」という漢字は、一文字の名前に使うのもおすすめです。

◆あお
◆せい
◆しょう
◆じょう
◆あおい
◆あおし
◆はる

「青」を使ったかっこいい男の子の名前例一覧(読み方、画数付き)

男の子

青(あお) 8画
青斗(あおと) 8+4=12画
青威(あおい) 8+9=17画
青空(そら) 8+8=16画
晃青(こうせい) 10+8=18画
大青(たいせい) 3+8=11画
青翔(あおと) 8+12=20画
青叶(あおと) 8+5=13画
一青(いっせい) 1+8=9画
青羽(あおば) 8+6=14画
青大(あお、しょうた) 8+3=11画
青真(しょうま) 8+10=18画
青人(あおと) 8+2=10画
悠青(ゆうせい) 11+8=19画
青晴(あおはる) 8+12=20画
青颯(はやて) 8+14=22画
青生(あお、あおい) 8+5=13画
青耀(あきら) 8+22=30画
青宇(しょう) 8+6=14画
青士(せいじ、しょうじ) 8+3=11画
青波(せいは) 8+8=16画
青也(せいや) 8+3=11画
琉青(りゅうせい) 8+11=19画
青清郎(せいしろう) 8+11+9=28画
優羽青(ゆうせい) 17+6+8=31画

「青」を使ったかわいい女の子の名前例

女の子

青葵(あおい) 8+12=20画
青奈(せな) 8+8=16画
青乃(せの) 8+2=10画
青愛(せいあ) 8+13=21画
青咲(せいら) 8+9=17画
青葉(あおば、わかば) 8+12=20画
青結(あおい) 8+12=20画
青衣(あおい) 8+6=14画
花青(かお) 7+8=15画
心青(ここあ) 4+8=12画
美青(みあお、みお) 9+8=17画
彩青(あやせ) 11+8=19画
音青(とあ) 9+8=17画
茉青(まお) 8+8=16画
青桜(あお) 8+10=18画
青緒(あお) 8+14=22画
莉青(りお) 10+8=18画
青華(あおか) 8+10=18画
青羽(あおは) 8+6=14画
青香(せいか) 8+9=17画
青子(せいこ) 8+3=11画
青柚(あゆ) 8+9=17画
青実(あみ) 8+8=16画
乃青(のあ) 2+8=10画
青空澄(あすみ) 8+8+15=31画

まとめ

「青」は生命力や清らかさを感じさせる漢字です。画数もあまり多くなく、何より広く一般に使われていますので、クールなイメージながらも周囲の人からは親しみを持って受け入れられるでしょう。人気の「蒼」「碧」と一緒に、名づけの候補に入れてみてはいかがでしょうか。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-