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2022年07月08日 11:39 更新

小学生はタブレット学習派が多数! 親が「成績が伸びる」と思うのは?

C.Dreamsが運営する子供の教育メディア「ちいく村」は7月7日、小学生(小1~小6)の子どもを持つ親を対象に実施した「子供の通信教育に関する調査」の結果を発表しました。

小学生の6割がタブレットで家庭学習をしていることが明らかに

子どもはタブレット学習教材と紙教材のどちらで家庭学習しているのか尋ねたところ、59.5%が「タブレット」、40.5%が「紙教材」と回答。

学年別で見ると、低学年~高学年までの全学年で「タブレット」が「紙教材」を上回っています。タブレット学習教材はタブレット端末を使いこなす必要がありますが、小学1年生でもタブレット学習教材を使っている割合が多いことがわかりました。

子どもがタブレット学習をすることに抵抗がないのか聞いてみたところ、75.5%は「抵抗がない」と答えています。理由は「スマホやタブレットは日ごろからよく使うから」「これからの時代に合わせて使わせていくべきだと感じるから」「タブレットを使いこなせるようになってほしいから」といったものでした。

一方「抵抗がある」と回答したのは24.5%。「健康面の不安があるから」「紙に書いた方がお勉強が伸びると思うから」など、子どもの健康への不安やタブレット学習の効果に疑問を抱いている親が多いようです。

次に、紙教材で学ぶことも必要だと思うか聞くと、86%が「思う」と答えました。タブレットをメインの教材として使う子どもが多いものの、紙教材でもしっかりと学んでほしいという親の気持ちがうかがえます。

少数派ですが、紙教材で学ぶ必要はないという親も14%います。タブレット学習のほうが効率的で今の時代にもマッチしていることが理由のようです。

続いて、タブレット学習教材と紙教材でどっちが成績が伸びると思うか尋ねたところ、「タブレット」が52%、「紙教材」が48%と、わずかにタブレットが上回る結果となりました。

タブレット学習教材の1番のデメリットについて聞くと、圧倒的に「目が悪くなる」が多くなりました。2位は「遊び感覚でやってしまう」、3位は「じっくり考える癖がつかない」となっています。

紙教材の1番のデメリットについては「家に教材がたまる」が多い結果に。2位の「1度やるともうできない」「やる気を出させるのが大変」などに大きく差をつけています。

タブレット学習の1番よいところを聞くと、「音声やアニメーションがわかりやすい」「子供のやる気がでやすい」が1位となりました。一方、紙教材の一番よいところは、「紙に書いて学ぶ方が身に付きやすい」が1位となっています。

調査概要

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