ライフスタイル ライフスタイル
2024年07月26日 11:31 更新

三児の母・鈴木亜美さん、年中次男が反抗期!?「大人げないけど普通に喧嘩しちゃう」

歌手の鈴木亜美さんが三児の子育てについてYouTubeでトーク。4歳の次男は「ママ嫌い!」を連発する“反抗期”に突入、リアル「クレヨンしんちゃん」のような動きをしているそうで……。

■「ママへの反抗がすごい」

鈴木亜美さんは7歳長男、4歳次男、1歳長女を育てる5人家族。「毎日運動会しております」というほど賑やかな日々を送っているそうです。

小学2年生になった長男は6つ下の妹「姫ちゃん」にメロメロで、お世話がとっても上手。最近は家事もできるようになってきて、お風呂掃除や洗濯物を畳む作業、部屋の掃除をしてからのベッドメイキングなどの家事を、1回50円のお小遣い制でお手伝いしているといいます。

「お小遣いを貯めて自分で何か買いたい」と頑張っており、「お金をもらって自分が働くという意識もすごい出てきて、ああ大きくなったなあと思う」と鈴木さんは成長ぶりにしみじみ。

また、大谷翔平選手に憧れて野球も頑張っており、低学年ながら「バットの振り方とかいっちょまえに真似して」真剣そのもの。鈴木さんは「目標とする人ができるって大きいなあって思う。何をするにも、この人みたいになりたいんだって夢があるから頑張れるんじゃないかな」と、息子の頑張りを明かしました。

一方、保育園年中さんの次男は「ママへの反抗がすごい」。鈴木さんは「すっごいよもう本当! ママのお迎えだったら行かない、みたいな。もうね、どんどん仲悪くなってる」と言い、謎の“ママイヤ期”が続いているのだそう。

それを見ているパパは「また喧嘩してる~ホント仲悪いね(笑)」と煽ってくるそうで、「自分が気に入られてるからって!」と鈴木さんは立腹。長男のときはそういうことがなく、初めてのことで戸惑いもあるようです。

具体的には「とにかく(いうことを)聞かないんだよね。やってくれない。たとえば、とりあえずお着替えしなー、って声をかけると、ずーっと半ケツ出したまま動かないの」と、まるで「クレヨンしんちゃん」の半ケツポーズで真顔のまま固まっているというから、さすがに笑ってしまいますね。

鈴木さんは「大人げないけど普通に喧嘩しちゃう」といい、「なんでいうこと聞いてくれないの!」「ママが嫌い!バーカ!うんち!」と保育園児同士のようなやりとりをしてしまうこともあるそう。

ただ、次男は料理を手伝うことが好きで、ごはんを作っているときだけは「まぜまぜする?卵わる?野菜洗う?とかきくと、やる!やる!と前のめり」。子どもに手伝ってもらうと、かえって時間や手間がかかって面倒に感じてしまうこともあると思いますが、「やっぱり好きなことはやらせてあげたいから時間かかってもやらせてあげるようにしてる」と、子どもの好奇心を大切にしているようでした。

ちなみに、もうすぐ2歳になる末っ子長女は、YouTubeスタッフさんが「お顔が本当に亜美さんそっくりですよね」というほど瓜二つ。鈴木さん自身も「眉毛が上がったり、怒った時の眉間のしわとか、ちょっと『てへぺろ』みたいな表情、(喋りながら)手や体が全部動く、そういうのが全部一緒なの」と認め、「ちっちゃい自分みたいでちょっと恥ずかしくなるときあるよね」と微笑みました。

■4歳児の「反抗」こんな理由がある

「イヤイヤ期」を越えて天使のように可愛い時期が再び……と思いきや、「4歳の壁」を感じるケースも少なくありません。

実は4歳児は、一言で言うと“心が揺らぐ”時期。3歳から6歳までの幼児の自己主張と自己抑制がどのように発達するか調査した研究によると、自己主張(自分の要求や意見を相手に伝えること)は3歳から4歳までに急激に増加し、4歳になると頭打ちになるそうです[*1]。

個人差はありますが、多くの子どもが2歳前後からのイヤイヤ期で自己主張を始め、4歳になると自己主張の発達は落ち着いてきますよね。そして、自己抑制(相手のために自分の欲求や行動を抑えること)が徐々に発達してきます。

自己抑制ができるとはどういう状態かというと、たとえば、「まだブランコに乗りたいけれど、友達が待っているから代わってあげよう」という行動ができるということです。しかし、まだまだ未熟な4歳児ですから、自己主張と自己抑制のバランスが上手くとれなかったり、自分の気持ちに折り合いがつけられなかったりして、葛藤します。これが、4歳の心が揺らぐ背景の一つです。

また、4歳というと多くのお子さんは保育園や幼稚園で集団生活をしているでしょう。家庭とは違ったルールの中で生活したり友達とかかわったりすることは子どもの発達にとても大切ですが、同時に多少なりともストレスも存在します。思い通りにしたい気持ちと思い通りにならない現実の間で、子どもなりに葛藤することもあるでしょう。頑張っている分、その反動としてイライラしたり甘えたり、反抗的になったりなどの行動が見られることもあります。

参考文献
[*1]薫存梅「幼児の自己制御の発達及び文化的特徴との関連」

参照:
イヤイヤ期の次は「4歳の壁」親子で乗り切る7つの対処法とよくあるNG対応【教えて保育士さん】

(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-