千日紅の花言葉|千日紅の名前の由来も解説
千日紅(センニチコウ)は春から秋に花をつける一年草です。ドライフラワーにもよく使われる花で赤、ピンク、白の花を長い間咲かせます。ここでは、千日紅の概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。
千日紅の花言葉
千日紅の花言葉には、「不死」「不朽」「永遠の恋」「色あせぬ愛」「変わらない愛情」という意味があります。
千日紅は名前の由来のような「枯れない」「無くならない」という意味の花言葉多くもちます。「1000日間(長い間)花を咲かせる植物」という意味やドライフラワーにしても色あせないことに由来してつけられたといわれています。
千日紅の色別、種類別の花言葉
千日紅の花色は、紫やピンク、赤、白などとありますが、特に色別の花言葉は存在しないようです。
千日紅の花言葉に怖いものはある?
千日紅の花言葉にとくに怖い意味の花言葉はないようです。
千日紅の特徴
千日紅はアジアやアフリカなど、熱帯地域から北アメリカ南部まで自生する植物です。花びらをつけず葉が変化した苞(ほう)が白やピンク、紫などに色付きます。
花色が赤や白やピンクなどさまざまあるので、夏の花壇を彩ってくれる花です。
もともと仏花として伝わり、開花期間が長く切り花にしても色があせにくいため、ガーデニングやドライフラワーの草花として人気が出てきました。
時期が終わってもドライフラワーとして楽しむこともでき、ドライフラワーにしても色褪せない特徴があります。
千日紅の開花時期は5月から11月で、品種によってこの時期は変わってきます。暑さに強く真夏の7月から8月がもっとも見頃といわれています。
千日紅の基礎知識
・分類…ヒユ科センニチコウ属
・原産地…アジア、アフリカ、オーストリア、北アメリカ南部
・別名…団子花(ダンゴバナ)、達磨草(ダルマソウ)、手毬花(テマリバナ)、千日草(センニチソウ)、千日坊主(センニチボウズ)
・開花期…5~11月※品種によって違いあり
・出回り期…7月~11月
千日紅の名前の由来
花名の千日紅は、百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも、この植物の花期が長いとされることに由来します。
千日紅は1000日間花を咲かせるという意味や加工しても色褪せないということからつけられた花言葉が多いといわれています。
千日紅の花言葉とともにフラワーアレンジメントにして贈っても素敵ですよね。
千日紅の誕生花
誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
千日紅が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。
千日紅の贈り方
大切な人からもらった思い出のプレゼント。ずっと手元に置いておきたいものですよね。でも、贈られたものがお花だった場合、長くても1週間程度でどんな花も色あせて枯れてしまい、片付ける時には少し残念な気持ちになってしまいます。
しかし、千日紅の花言葉のように切り花にした場合でも、普通のお花よりも、ずっと長い時間そのままの姿のままで咲き続けてくれるのです。
千日紅は贈った後もずっと眺めていてもらえる、だから大切な人に贈るのにもピッタリです。
千日紅の育て方
土の表面が乾いてからたっぷりと水をやります。過湿にすると立枯病の原因になるので乾燥気味に管理する方がよく育ちます。
千日紅は多肥にすると葉ばかりが茂り花つきが悪くなるので注意しましょう。元肥だけで十分ですが追肥をするならリン酸分の多いものを選びましょう。
立ち枯れ病、斑点病に注意します。害虫はハダニとナメクジに注意しましょう。夏の高温乾燥期は水やりの際に葉裏にも水をかけハダニを予防します。
千日紅のドライフラワーの作り方
千日紅にはケイ酸という成分が多く含まれています。ケイ酸には植物が光合成をする力を高める効果があるため、ケイ酸を多く含む植物はドライフラワーに向いています。千日紅のドライフラワーは、空き瓶に挿したり、何本かまとめてリースにしてもきれいです。
1. ほうの付け根にある葉以外をカットする
2.数本を束ね、切り口付近を輪ゴムでまとめる
3.日光の当たらない乾燥した場所か、除湿モードにしたエアコンの吹き出し口付近に1~2週間逆さにして吊す
4.花が十分に乾燥したら完成
千日紅は、逆さに吊るしておけばドライフラワーになる程、ドライフラワーの作り方も簡単で、ドライフラワーを作ったことのない人でも、安心して挑戦できる作りやすさも魅力です。
まとめ
千日紅は豊富な色合いとかわいらしい花姿が特徴的で、花壇での寄せ植えにとても向いています。真夏の花壇をその素敵な花々でにぎやかにしてくれるのでおすすめですよ。
また、ドライフラワーもとても人気があるため、見頃の時期が終わってもまだまだ楽しめます。花束やアレンジに花言葉も添えて贈ってみるのもいいですよね。