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2022年12月21日 17:35 更新

月桂樹(げっけいじゅ)の花言葉|月桂樹の名前の由来も解説

素材の臭み消しのハーブとして、煮込み料理にかかせないローリエは、月桂樹の葉を乾燥させたものです。ローリエを知っている方のほうが多いかもしれませんね。ここでは、月桂樹の概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

月桂樹の花言葉

月桂樹の花言葉は「栄光」「勝利」「栄誉」があります。

古代ギリシャでは、太陽神アポロンの木とされ、月桂樹の小枝で作った冠(月桂冠)を勝者や英雄に授け讃える習慣が花言葉の由来となっています。

また、この習慣の名残から、中世以降のイギリスでは優れた詩人に対して「Poet Laureate(桂冠詩人)」という月桂樹にちなんだ特別な称号が与えられています。

月桂樹の色別、種類別の花言葉

月桂樹の花言葉は花と葉で違いがあり、
●花には「裏切り」
●葉には「私は死ぬまで変わりません」
という花言葉があります。

月桂樹の花言葉に怖いものはある?

月桂樹は葉や花にはそれぞれ花言葉があります。月桂樹の葉が「私は死ぬまで変わりません」、そして花に「裏切り」という、不吉な意味の花言葉がついています。

「私は死ぬまで変わりません」は、アポロンが月桂冠を「永遠の愛の証」としたことに由来しています。

唯一、ネガティブな意味の「裏切り」は、雄花が黄色いことから由来しています。

月桂樹の特徴

月桂樹は株元から枝分かれして株立ち状になり、10mを超えることもある常緑の高木です。葉は厚くて硬くつやがなく、花後に新枝がぐんと伸びます。

雌雄異株ですが日本で見かける月桂樹は雄株が多いようです。春にポンポンのような薄黄色の花を咲かせ、秋には紫色の8~10mmくらいの実をつけます。

葉は独特の芳香があるので、ローリエやローレルの名で料理の香味料として特に煮込み料理などに使用されます。

排水性がよい肥沃な暖地でよく育ちます。月桂樹は耐陰性もあり刈り込みにも耐えるので庭園や公園などにも広く植えられています。

月桂樹の基礎知識

・分類…クスノキ科ゲッケイジュ属
・原産地…地中海
・別名…ローリエ、ローレル、ベイリーフ、ベイリーブス
・開花期…4~5月
・出回り期…4~5月

月桂樹の名前の由来

日本では月の影を「餅つきをしているウサギ」に見立てていますが、中国では「大きな桂の木を切る男の姿」に見立てていたといわれます。桂は中国ではモクセイ(木犀)を、日本ではカツラ(桂)を指します。

1905年頃に月桂樹がフランスから日本に持ち込まれた際、カツラに似て、葉の香りも強いこの植物に、中国の言い伝えに登場する「月の桂の樹」の名がつけられたといいます。

属名の学名「Laurus(ローラス)」は、ケルト語で緑色を意味する「laur」を語源とし、月桂樹が常緑であることに由来するといわれます。

月桂樹の誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
月桂樹が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

2月16日、2月28日

月桂樹の用途

月桂樹の葉は、生の状態よりも乾燥させたものの方が強い香りになります。そのため、基本的には、乾燥させた月桂樹の葉っぱが様々な方法で利用されます。

カレーや煮込み料理に乾燥した月桂樹の葉っぱを2~3枚くらい入れて煮込むだけで、よい香りになるとともに、肉や魚介類の臭みを消してくれます。

また、葉っぱをミルにかけて挽いたものをお湯で煮出せば、お茶も簡単に作れます。自分の取り入れやすい方法で、月桂樹の葉っぱを取り入れていくと、体にもよい作用をもたらしてくれそうですね。

生で使うときは、お風呂に入れるなどすると、その穏やかな香りとともに効能にあやかることができます。神経痛や腰痛、肩こりの緩和や疲労回復、美容効果、新陳代謝の促進による冷え解消の効果が期待できるといわれています。

月桂樹にはその成分や香りから、胃の不調を改善し、胃液の分泌を増進させて食べ物の消化吸収を助ける働きがあります。胃の調子が改善されることで、肝臓や腎臓の働きもよくなり、疲労感も緩和することができますよ。

月桂樹にまつわる伝説

ある日、太陽神アポロンは、愛の神エロースの持つ小さな弓をからかいました。

怒ったエロースはその仕返しに、相手に恋をする黄金の矢をアポロンに撃ち、逆に相手の愛情を拒絶する鉛の矢を河の神の娘ダフネに放ちました。

このため、アポロンはダフネに求愛を続けますが、ダフネは頑なに拒絶します。

そして、ダフネはアポロンの求愛から逃れるために、自分の姿を変えるよう父に願いました。娘の望みを聞き入れた父は、ダフネを月桂樹に変えたといいます。

ダフネの姿を見てひどく悲しんだアポロンは「せめて私の聖樹になって欲しい」と頼むと、ダフネは枝を揺らしてうなずき、月桂樹の葉をアポロンの頭に落としました。

アポロンは、永遠の愛の証として月桂冠をつくり、永遠に身に着けたといいます。

現在では、オリンピックやスポーツの大会で優秀な成績をおさめた選手たちが頭に被っている葉っぱの冠は、月桂冠という月桂樹の葉っぱを使って作られたものです。

まとめ

「栄光」や「勝利」という花言葉がピッタリの月桂樹。
家で月桂樹を育てて、機会があれば子供や友人のために月桂冠を作ってみると喜ばれるかもしれませんね。

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