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2022年09月14日 14:37 更新

アスターの花言葉|アスターの名前の由来も解説

アスターは一年草の中でも品種の多い花です。小菊に似ていることから「エゾギク」とも呼ばれています。花の色や形のバラエティが豊富なアスター。ここでは、アスターの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

アスターの花言葉

アスターの全般的な花言葉は「思い出」「追憶」「変化」「同感」「共感」「信じる恋」があります。

花言葉の「変化」は、アスターの多様な花色に由来するといわれます。

「信じる恋」の花言葉は、古くはこの花が恋占い「好き、嫌い、好き・・・」と花びらを一枚ずつ散らすことに使われていたことからこの花言葉がついたといわれています。

アスターの全般の花言葉は、「追憶」「共感」が主なので、アスターは、懐かしい思い出を共感し合える仲の良い人や、旧知の友、夫婦、友人、恋人同士で贈るのにピッタリの花です。

アスターの色別、種類別の花言葉

赤色のアスターの花言葉は「変化を好む」

白色のアスターの花言葉は「私を信じてください」

青色のアスターの花言葉は「信頼」「あなたを信じているけど心配」

紫色のアスターの花言葉は「恋の勝利」「私の愛はあなたの愛より深い」

ピンク色のアスターの花言葉は「甘い夢」

アスターの花言葉に怖いものはある?

アスターの花言葉にはちくに怖い花言葉はないようですが、アスターの花言葉には、「さようなら」というものがあります。これは、アスターがお盆の時期やお墓にお供えする花の定番であることから来たものです。この「さようなら」という花言葉は、日本における花言葉です。

もう一つ、「思い出」という花言葉もあります。「思い出」とは、過去の出来事に思いをふけるという意味です。これは、「さようなら」と同じで、供花としてアスターがなのでそこから派生した花言葉です。

アスターの特徴

アスターは、もともと中国に自生する一年草です。日本に伝えられてからは、様々な品種改良が行われ、花の色、形、咲き方、大きさ、草丈の高さなど多様な品種が生み出されています。アスターの花の色や咲き方は、とてもバラエティー豊かな品種です。

アスターの花の色は、紫、紅、ピンク、白、青、など様々です。色にもそれぞれ淡いものや濃い色のものがあります。咲き方も、一重咲き、八重咲き、ポンポン咲きがあります。一重咲きは、それぞれの花びらが縦長でスッキリしています。一番、よく見るタイプのアスターです。八重咲きは、花びらが幾重にも重なり、派手に見えます。
七分咲きや八重咲き、ポンポン咲きといわれる咲き方から、マーガレットのような咲き方をするものもあり、花びらは直径3~15cm、草丈も15~100cmと花の姿にもバリエーションが豊富です。

ポンポン咲きは、完全な八重咲きで、乱状になっています。花びらは短く、先端は丸いです。ピンポン玉のようで、全体が球状になっています。このように多様な咲き方があるわけは、1731年カトリックの神父が中国からアスターの種をパリの植物園に送ったことから始まります。その後、改良が行われて、八重咲き、ポンポン咲きが生まれました。

アスターの基礎知識

・分類…キク科エゾギク属
・原産地…中国北部
・別名…蝦夷菊(エゾギク)、薩摩菊(サツマギク)
・開花期…6~8月
・出回り期…6月~9月(最盛期は7~8月)

アスターの名前の由来

アスターの学名は、Callistephus chinensisです。英語では、チャイナ・アスター(China aster)と呼ばれています。アスターという名前は、花が星のような外観なため、ギリシア語で星の意味のasterから名付けられました。Callistephus(カリステプス)は、美しい冠を意味します。花冠が大きく美しいその姿から名付けられました。

アスターの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
アスターが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

4月3日、4月10日、4月22日、8月29日、9月10日(白のみ)、11月28日

アスターの贈り方

アスターは初心者の方でも育てやすく、種類もたくさんある植物です。品種改良がしやすい分、園芸品種も増えてきました。これからガーデニングを楽しもうと思っている方は、アスターのお気に入りを1株だけでも購入して、ぜひ育ててアスターを楽しんでみてください。

また、色によって違いますが、素敵な恋の花言葉をもっているので、花束にして贈るのもいいですね。

まとめ

花の色や形のバラエティが豊富なアスター。アスターの花言葉から、その花についてより親しみを感じることができます。綺麗で華やかな花について、色々調べてみるのも花との良い付き合い方になりますよ。

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