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「我慢しない」を選んだら、仕事も家族も大切にできた

「我慢しないキャリアなんて、わがままなんじゃないか」そう思う方もいるかもしれません。頑張ることと我慢することは、似ているようでまったく違います。私は、その違いに気づかないまま、8年間「我慢すること」を仕事の当たり前だと思い込んでいた一人でした。

「我慢しないキャリアなんて、わがままなんじゃないか」

そう思う方もいるかもしれません。頑張ることと我慢することは、似ているようでまったく違います。私は、その違いに気づかないまま、8年間「我慢すること」を仕事の当たり前だと思い込んでいた一人でした。

独身時代は気にならなかった、残業だらけの働き方

私はWeb制作を中心とした小さな制作会社に、かれこれ8年ほど勤めています。少人数の会社でスピード感を持って動ける環境だったため、残業をすることも珍しくなく、夜遅い時間や休日、パソコンに向かう日も多くありました。

それでも、独身で子どもがいなかった頃は、正直そこまで気になりませんでした。仕事が終わったあとの時間はすべて自分のものでしたし、多少残業が続いても、翌日に響かない程度に体力を回復させることができていました。

「忙しいのが普通」「この業界、若いうちはこんなもの」と思い込み、疑問を持つこともなかったのです。むしろ、仕事に多くの時間を使えることに、ある種のやりがいすら感じていました。

時短勤務なのに終わらない仕事、限界を感じた夜

けれど、結婚して子どもを授かってからは状況が一変しました。

産休を経て時短勤務で復帰したものの、任される業務量は以前とほとんど変わりません。繁忙期は日中で終わらせられなかった仕事を、子どもを寝かしつけたあとにサービス残業でこなす日々が続きました。

ある夜、ベビーモニターで子どもの寝顔を確認しながら、明け方近くまでパソコンに向かっていたことがあり、

「私は一体、何のためにこんなに頑張っているんだろう」

ふと、そんな思いが頭をよぎりました。さらに追い打ちをかけたのは、ある休日の出来事です。

対応が必要な作業があり、リビングでパソコンを開いていたとき、子どもが少し悲しそうな声でこう言いました。「ママ、お仕事、大変なの?」その一言が、胸に深く刺さりました。

気づけば業務時間外に打ち合わせが入ることも増え、時短勤務のはずなのに勤務時間の枠はあってないようなものになっていきました。夫にも負担や心配をかけてしまう日も……。

それでも年収やボーナスに大きな変化はなく、時間も体力も気持ちも削りながら働く中で、「このままの働き方を続けていて、これから先どうなるんだろう」と、ふと将来に不安を感じるようになりました。

「このまま働き続けるのは、体力的にも気持ち的にも無理かも……」

職場復帰から1年ほどして、そのようなモヤモヤとした気持ちを抱えるようになりました。

「仲間」を求めてSHElikesへ

限界を感じた私は、ネットやSNSなどで転職サイトやスクールの情報を調べ始めました。ただ、いくつか見ていく中で、正直なところ「一人で黙々と学び続けられるかな?」という不安が拭えませんでした。何かつまずいたときに相談できる、同じような立場の「仲間」が欲しい。そんな思いが強くありました。

そんな中で出会ったのがSHElikesでした。

Instagramで見かけたのは、私と同じようにママである受講生の皆さんが、無理をしすぎず、それでいて楽しそうに学びながらキャリアを切り拓いている姿。

育児や仕事の合間に少しずつ学びを積み重ね、同じ立場の仲間と励まし合っている様子を見て、「一人で頑張らなくていいんだ」と思えたことが大きかったです。

「これなら、今の自分でも続けられるかもしれない」

そう思い、SHElikesへの入会を決めました。

「理想に蓋をしていた」と気づいた、カウンセリングの一言

入会後、キャリアカウンセリングを受けたときのことは今でも忘れられません。

「できないかも、というのは一旦なしにして、1年後、どんな姿になっていたいと思いますか?」

そう聞かれた瞬間、ハッとしました。私はいつの間にか、「時短だから」「子どもがいるから」「今さら学び直しても」といった「できない理由」ばかりを並べて、自分の理想に蓋をしていたのだと気づいたのです。

できない理由を並べるより、なりたい自分を思い描いたほうがいい。

そう思えたことで、「もっと自分の理想を追い求めてみたい」という気持ちが芽生えました。それまでの私は、無意識のうちに「今の環境でどこまで我慢できるか」を基準に物事を考えていました。けれどこの問いかけをきっかけに、「どんな環境なら、自分らしく働けるのか」という視点に切り替わっていったのです。

学び直しと「家族の時間」を大切にする、今

現在は、スキマ時間を作ってデザインの学び直しとSNSマーケティングの勉強を並行して進めています。新しいスキルを身につけるたびに、自分の中の「できること」の引き出しが増えていく感覚があり、それが素直な自信につながっています。

働き方についても、意識が大きく変わりました。

「今の自分にとって一番大切なのは、家族の時間」と改めて気づいてから、なるべく残業をしないで済むよう、業務の進め方や優先順位を見直し、効率化を更に意識するようになりました。AI関連のレッスンもチェックして本業にも積極的にAIを取り入れています。

以前の私であれば、目の前の業務をこなすことで精一杯で、優先順位や効率を見直す余裕すらなかったと思います。けれど「大切にしたいものは何か」がはっきりしたことで、仕事への向き合い方そのものが変わりました。効率化は単なる時短のためではなく「譲れないもののために時間を確保するための工夫だ」という意識が芽生えました。

1年以内には、転職かフリーランスという形で、新しい働き方に踏み出したいと考えています。目指すのは、我慢を重ねるキャリアではなく、家族との時間を大切にしながら、自分らしく働き続けられるキャリアです。

「我慢しない」ための、小さな一歩を

「我慢するのは、当たり前」

かつての私がそうだったように、今この記事を読んでいるあなたも、どこかでそう思い込んでいるかもしれません。でも、我慢は決して当たり前のことではありません。

いきなり転職や独立に踏み出す必要はないと思います。

まずは情報を集めてみること、誰かの経験談を読んでみること。そんな小さな一歩からでも十分だと思います。私自身、最初の一歩は「気になっていたスクールのSNSを見てみる、サイトを開いてみる」という、ほんの些細なものでした。それでも、その一歩がなければ、今のような前向きな変化はきっと訪れなかったと思います。あの時の自分とSHElikesに感謝です!

「できないかもしれない」という不安に理想を蓋させてしまう前に、一度、なりたい自分の姿を思い描いてみてください。

我慢しない選択をする勇気を、あなたにも持ってもらえたら嬉しいです。

本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 みずきさん)

SHElikesについて
https://cutt.ly/cwv7g0aJ

自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちらhttps://shares.shelikes.jp/

※この記事は2026年09月29日に公開されたものです

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