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レトロ感がかわいい! 「かみせっけん」の意外な生産背景とは

#思い出のお道具箱

マイナビウーマン編集部

何かの拍子でふと思い出すと、つい「懐かしい‼」とテンションが上がってしまうものってありませんか?

この連載では、アラサー世代にとって懐かしい文房具や雑貨にフォーカス。販売元に直撃して、製品誕生の背景と懐かしいアイテムの現在を探ります。

第6回目の今回は、昔よく駄菓子屋で売っていた「かみせっけん」について、レモン株式会社の伊藤さんにお話を伺いました。

レトロ感がかわいい! 「かみせっけん」

こんにちは! 平成時代に女児だったマイナビウーマン編集部のたにしです。今日はかみせっけんについて聞かせてください、よろしくお願いします!
こちらこそ、よろしくお願いします!
実は私、まだ子ども時代に買ったかみせっけんを持っているんですよ。
えぇ! それはレアですね!
小さい頃に駄菓子屋さんかどこかで買って、ずっと「大事なもの入れ」にしまっていたんです。

「かみせっけん」は今も売っている?

20年くらいずっと大事に持っているほどかみせっけんに愛着があるのですが、これって今も売っているんですか?
残念ながら、今は売っていないんです。20年ほど前から販売を開始して、7~8年前に販売を終えてしまいました。
なんと……やはり時代の流れでしょうか……。
かみせっけんは、元々固形せっけんの副産物からつくられていた商品なんです。今は液体せっけんが主流で副産物が取れなくなったので、つくれなくなってしまったんですよね。
そんな背景があったんですね。再販を望む声もあるんじゃないですか?
はい。販売を終了してからも、たまに再販について問合せをいただきます。
再販の可能性はないのでしょうか……?
弊社は文具メーカーなのでせっけん用の製造ラインがなく、再販は難しいというのが現状です。もう一度やれれば良いなぁとは思うんですけどね。
ぜひ再販してほしいです……!

今はレアアイテムとなった「かみせっけん」

伊藤さん、今日はありがとうございました! 今は手に入らないかみせっけん、これからも大事にしようと思います。
そう言ってもらえるとうれしいです! また、そういう声をいただけると、かみせっけんを復活させたいなぁと思いますね。
ぜひ! 復活を待っています!

(取材協力:レモン株式会社、文・編集:たにし/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2024年08月23日に公開されたものです

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