お盆の億劫な親戚付き合いも、数秘を知れば楽になる!? タイプ別・コミュニケーション改善方法【数秘術キャラ占い】
夏は人と会うイベントがたくさん。楽しみな一方で、正直「人付き合いに疲れた……」とため息をつく瞬間もあるのでは? 今回は2024年4月に発売されてたちまち話題になった『自分を好きになる 数秘術キャラ占い』(ワニブックス)の著者・桝元つづりさんが“数秘術”タイプ別にコミュニケーションへのアドバイスをしてくれます。
8月は夏休みシーズンでイベントが盛りだくさん。夏休みのイベントでは初対面で話す機会があったり、帰省などで親族の集まりがあったり。普段よりもコミュニケーションをとる機会が増えて、親戚付き合いやが億劫な人や、めんどうな人付き合いに正直「疲れた」と感じる人も多い頃では?
今回は、苦手な人との付き合い方や、あなたに合ったコミュニケーション改善方法を、マンガ数秘占いカウンセラーの桝元つづりさんが伝授。発売後たちまち重版が決まった『自分を好きになる 数秘術キャラ占い』(ワニブックス)より一部抜粋・編集し、話題の“数秘術”タイプ別アドバイスをご紹介します。
自分の数秘を知って、コミュニケーション上手になる
とにかく繊細で気がつきすぎる、飽きっぽい、ついイライラしがち……。これまで改善できずに落ち込んできた「こんな性格嫌だな〜」と否定してきた部分にこそ、あなたの魅力やあなたらしさが隠れているとしたら? それを教えてくれるのが、「数秘術」という占いです。
「数秘術」は生年月日の数字と名前を数字に変換し、単純な足し算で出てくる数字から性質を観る占い。生年月日と、名前を変換した数字から、「あなたがどんな才能や性質を持っているか」を知ることができます。
さっそく、数秘術を使ってあなたの数字(性質)を割り出し、今すぐ、人間関係(コミュニケーション)のお悩みを解決していきませんか? こちらの診断ページにアクセスして、お名前と生年月日を入力すると自動計算されます。
計算するとたくさんの数が出てきますが、まずは「LP(ライフパスナンバー)」の数字をチェックしてみてください。あなたの考え方の癖をあらわすメインナンバーとなるので、その数字のアドバイスを参考にしていただければと思います。もしLP がしっくりこない場合は、「B(バースデーナンバー)」を見てみてください。
また、自分で計算する場合は、下記の計算方法をご参照ください。
【LPの計算方法】
生年月日をバラバラにして1桁になるまで足していきます。
(例) 1992年12月3日生まれの人は……
1+9+9+2+1+2+0+3=27*
2+7=9
→LP は「9」
*で11・22・33になった方はそこで計算をストップしてください。
【Bの計算方法】
誕生日の日にちだけを見ます。月は考慮しません。
2桁の場合は、バラバラにして1桁になるまで足していきます。
(例1)2月3日生まれの人は……
B は「3」
(例2)12月28日生まれの人は……
2+8=10
1+0=1
→B は「1」
※11・22の方はそのままです。
さあ、自分のナンバーが分かったら、あなたの性質にあわせた“人間関係を楽にするヒント”を見ていきましょう。
「何気ない会話が苦手」な数秘4・7・8・22
このグループの数秘たちは、物事を冷静に捉えて、リアクションも冷静なタイプ。たとえば仕事での事務的なコミュニケーションは問題無いものの、日常での何気ない雑談のような会話に苦手意識を持ちやすいメンバーです。
数秘4
数秘4は、常に客観的な判断をするため、起こった事実と、それに対する感情を切り離して考えます。それゆえに、オンオフはきっちり切り替えて、作業中に雑談をすることを好みません。
また、決められたことをきっちり実行することが得意な分、答えが無く活用しどころが見えない世間話も苦手です。周囲が世間話を始めると、一歩引いて「時間は大丈夫か、ルールは守られているか」などが気になり始めてしまいますが、これは数秘4安全をキープしようとする性質を発揮している状態。
一歩引いてみんなを観察できる距離感が数秘4にとってちょうど良いので、無理に話に入ろうとしなくても大丈夫なのです。もし仲良くしたい人がいる場合は、自分が話せる時に、相手が安心できる話題を意識して、ゆっくり距離を縮めていくと関係が長続きするでしょう。
数秘7
数秘7は、本音で生きることを大切にしているので、お世辞や上下関係による遠慮が必要な付き合いなどは苦手。合理的な考え方をするので、相手に時間を取らせまいと最小限の言葉で伝えようとした結果、言葉足らずで伝えたいように伝わってくれないことも。
そんな数秘7は、一人で過ごす時間をこまめに取ることが必要です。なぜなら、本音で生きるために、さまざまな角度から物事を考察・検証するため、集中している時や自分の考えを整理している時は、周囲に対応する余裕を持てないからです。
一方で、「孤立したくない」という寂しがりの一面も持ち合わせていますが、無理に本音で過ごせない人たちと過ごすと、寂しさやイライラを増大させてしまうことに。周囲のことを煩わしく感じる時は、なるべく一人で過ごしてOK です。
数秘8
数秘8は、がんばって成果を得ることを大切にするので、ダラダラとした時間を過ごすことを嫌がります。そのため、同じ熱量で物事に当たれない人たちと折り合いが付きにくいところがあります。
また、周囲の人と結束して目標を達成したいという想いがあるため、個人主義タイプとのコミュニケーションは、少々苦手かもしれません。
しかし、数秘8は周りから見える自分と内面とのギャップが大きいため、あえて内面を見せることで、コミュニケーションが改善される可能性があります。
たとえば、数秘8は「良いと言われるものは、考えるより先にまずやってみる」というタイプ。しかし、なぜそれが必要なのか、相手に理論的背景を説明しておらず、理解を得られていないという可能性もあります。そこで、まず先に自分がやることについて熱く語ってみることで、理解者が増えるかもしれません。
また、余裕が無いにもかかわらず、周囲から「あの人は大丈夫」と誤解されている可能性も。しんどい時は、過剰なくらいのアピールをすると伝わりやすくなるでしょう。
数秘22
数秘22は、地球の反対側に住んでいるような人のことでも“自分ごと”に感じるような、世界規模での共感力と視野の広さを持っています。しかしそれゆえに、自分と比べて「周囲の人の視野が狭すぎて、話が合わない」と感じることも多く、コミュニケーションに疲れを感じてしまうこともあるでしょう。
また、直感が鋭く共感性が高いという性質から、自分は相手のことをしっかり理解しているのに、相手は理解してくれないといった感覚も、疲労の原因に。
そこで、コミュニケーションがうまくいかない時やネガティブな感情を抱いた時は、相手の言動に対して「正しいか、正しくないか」で判断していないかをチェックしてみましょう。
そして、正しいかどうかはさておき、「自分は『嫌だ』と感じているんだ」という自らの気持ちを、まずは尊重してみてくだい。気持ちが楽になって、柔軟なコミュニケーションを取りやすくなるはずです。
「なぜか相手を怒らせてしまう」数秘1・3・33
このグループの数秘たちは、自分の気持ちに正直なタイプ。そのため、相手に合わせた振る舞いが苦手です。「余計な一言が多い」と言われてしまい、自分を抑えてしまう方も多いかもしれません。
数秘1
数秘1は、思いついたままの言葉を、裏表なくストレートに発言できるタイプです。たまに言いたいことと反対の言葉が口から飛び出ることもあり、そんな自分を責めてしまうことも。
ストレートな発言はまっすぐな気性ゆえで、必ずしも悪いことではないのですが、トラブルの原因になってしまうこともあるでしょう。
そこで、可能であれば発言する前に何を言いたいのかを頭の中に浮かべて確認したり、メールなども送信ボタンを押す前に読み返せると良いのですが、感情が昂っている時は、そのひと呼吸が難しいかもしれません。
そんな時は、相手に真摯な態度を見せることで、コミュニケーションがスムーズになります。事前に「自分はこう思っている」と話す癖をつけることで、相手も攻撃されていると感じにくくなることでしょう。
また、「言いすぎた」と感じた時や相手の気分を害した時は、自分を責める前に相手の目を見てストレートに一言、「ごめんなさい」と謝ることがおすすめです。
数秘3
数秘3は、朗らかで天真爛漫な性質から、「一緒にいると楽しい」と言ってもらえることが多いでしょう。
しかし、ストイックなタイプや真面目なタイプに対しては、その天真爛漫さが裏目に出てしまうことがあります。数秘3の無邪気な発言がたまたま相手の逆鱗に触れてしまったり、場を盛り上げようとした行動が、ルールから逸脱してしまうことも。
周囲を笑顔にしたいと願った発言が否定されたり怒られたりすれば、当然落ち込み、萎縮することも多くなるでしょう。しかし、怒られないよう顔色を窺いすぎると、余計に相手を苛立たせてしまうことに。「注意されたら、その時に謝ろう!」と、楽観的に割り切って行動してみると、持ち前の明るさが発揮されて、思ったより怒られることが少なくなるでしょう。
また、話が長いお説教タイプの方からのお叱りを受ける時は、きちんと話を聞こうとすると逆に意識がそれてしまうので、「睨めっこをして真面目な顔をしている」と想像するなど、アイデアを工夫して乗り切りましょう。
数秘33
数秘33は、自分も周りも飾らずオープンな心で接することを大切にします。また、相手の本性を感じ取る力があり、どんな本性であろうと肯定して接する懐の深さがあります。
しかし、人は必ずしも自分の本性を肯定的に捉えているわけではありません。見たくない自分を暴かれるような感覚になり、怒る人もいるでしょう。
そこで、「噛み合わないかも」と思う相手には、「この人は、今オープンになりたくない時期なのかも」「心を開くかどうかも、それぞれの自由」と考えると、少し楽になります。
また、数秘33の人の良さは利用されたり、依存されてしまうことも。疲れを感じながらもがんばってしまい、気づかず溜め込んでいた不満を爆発させてしまった経験があると、自己嫌悪から、コミュニケーションに苦手意識を持つ人もいることでしょう。
自分の接し方で笑顔にできない人とは、距離を置いてもOK。これはお互いに心地良い距離を保つための策なので、決して相手を見捨てることにはなりません。
「コミュニケーションが得意に見られるけど……」な数秘5・6
このグループの数秘たちは、一見コミュニケーションが得意だと見られがちですが、さまざまな人とうまく付き合える反面、肚を割った本音のお付き合いは苦手なことがあります。
数秘5
数秘5は、常に相手にどのように接して、どんな自分を見せて楽しませるかを考えています。そのため、心づもりができていないカッコ悪い自分を見せることに大きな抵抗があり、「肚を見せろ」と言われると、言葉巧みに相手を煙に巻くことも。
自分をさらけ出すことに抵抗があるのは、数秘5が大きなトラブルに見舞われる回数が人より多いことや、リスク管理意識の高さに原因があります。そのため、情報がそろうまで自分の全てを見せることが多少難しくても、仕方の無いことなのです。
しかし、本当に大切にしたい相手には、勇気を出して飾らないカッコ悪い自分も見せてみましょう。自分を安心して見せられる、信頼できる相手がいると、気持ちが楽になります。
数秘6
数秘6は、自分のがんばりで周囲を喜ばせようとします。そのため「相手はこの言葉をどう捉えるか」を常に考え、相手に合わせて言動を変えることができます。
その性質ゆえ、ときに自分の意見が分からなくなったり、気持ちが正しく伝わらないことを恐れて、付き合う相手選びが慎重になりすぎることも。また、自分のために相手が心を砕いてくれることを申し訳なく思うがために、心を開くことにも遠慮しがちに。
しかし、普段からいろいろと気遣ってくれる数秘6を「理解したい」「喜ばせたい」と好ましく思っている人たちが、確実にいます。素のあなたを見ることが「うれしい」と感じる人も案外多いということを、心の片隅に置いておいてください。
数秘2・9・11のコミュニケーションの悩みどころ
このグループの数秘たちは、周りの行動を受けて自分の言動を調整するタイプ。主体的に自分の意見を述べたり、自ら主張するコミュニケーションを苦手としがちです。
数秘2
数秘2は、自分が好意的に感じている相手と「同じ感覚を共有したい」という気持ちを抱きます。しかし、その性質のために無意識に相手を優先して合わせようとするので、自分で自分の意見を把握しにくくなることも。
また、好きなことを主張する時や人と同調している時ははっきりした意見を述べることもある数秘2ですが、「良いな」と思う物事に対して、反対の「良くないのでは?」という意見にも考えを巡らせて、自分を中立に保とうとする性質があります。
そのため、どちらかの派閥に所属してしまうと、どこか居心地の悪さを感じたり、意見が曖昧になってしまうことがあるかもしれません。
そこで、はっきり嫌だと感じることは勇気を出して「嫌だ」と伝えるようにしつつも、そうでない部分は曖昧なままでOK。曖昧な部分や高い柔軟性があるからこそ、まったく違う物事や対立意見からも共通点を見出して結びつけることができるためです。これは、数秘2の才能と言えるでしょう。
数秘9
数秘9は「何でもアリ」と、相手に理解を示すスタンスを持っています。しかし、裏を返せば、物事を「これだ」と決めるのが苦手だということ。はっきりとした返事ができないことで、話の流れが面倒な方向に向かった経験があるかもしれません。
また、断ることも苦手なので、自分のキャパシティ以上の仕事を任されてぐったり疲れてしまう、やりたくないことをずるずる続けざるを得ない、長時間グチを聞かされてなかなか解放されない、といった事態に陥ってしまうことも。
「しんどい」と思っても主体的に行動を変えるのが苦手な数9にとって、身体の調子は気持ちのバロメーターです。身体がしんどい時は、人と関わることに疲れているサインなので、身体の声に耳を傾けましょう。
また、疲れてしまう前にできることとしては、「これはあんまり」「ちょっと嫌だなあ」と感じたら、しっかり相手に伝えること。数秘9はピンポイントで「嫌だ」と思うこだわりがあるので、それを伝えることでコミュニケーションが円滑に進むでしょう。
数秘11
数秘11は、直感力が強み。いつも「直感に突き動かされている」という感覚を持っているので、自分で主体的に動いている感覚は薄いかもしれません。もちろん、同じ想いだと感じる人、尊敬できる人たちとつながる場合は主体的になることもありますが、基本的にはフィーリングのままに動いていると感じることが多いでしょう。
そのため、自分の取った言動を次の瞬間には忘れている、改めて意見を求められて焦る、ということもしばしば。「そんなこと言ったっけ?」と、コミュニケーションでやりづらさを感じることもあるでしょう。
しかし、数秘11の直感力はとても優れているので、自分のフィーリングに従うことが、コミュニケーションにおいても、もっとも良い結果をもたらします。
改めて意見を求められた場合は、まずは深呼吸してリラックス。その時思い浮かぶことの中で、自分がしっくりくる言葉をひとつずつ話してみてください。以前の言動を詳細に思い出して再現するよりも、残っている感覚をもとに、表現し直す感覚で伝えてみましょう。
数秘の特徴を上手に活かそう
自分の数秘にどのような特徴があるか知って、「そういえばあの時のトラブルは数秘のこんな特徴が原因だったのかも……」と振り返った方も多いのではないでしょうか? 数秘術には日々のコミュニケーションを円滑にするヒントが詰まっています。
「お盆の帰省が憂鬱だな~」なんて方は、今回の桝元つづりさんのアドバイスを思い出しながらお盆期間を過ごしてみて。数秘術についてもっと知りたくなった方は『自分を好きになる 数秘術キャラ占い』(ワニブックス)をぜひ読んでみてくださいね!
『自分を好きになる 数秘術キャラ占い』(桝元つづり・著/ワニブックス)
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「どうして自分はこうなんだろう?」
「自分のこんなところ、嫌いだな~」
と、直したくても直せない自分の性格や癖には、実はあなたの魅力が隠されています。
それを教えてくれるのが「数秘術」という占いです。数秘術では、生年月日の数字と名前を変換した数字を用いて、あなたがどんな才能や性質を持っているか知ることができます。
本書では、数秘を擬人化してキャラクターにし、あなたの悩みや生きづらいと感じる理由を解説しながら、ありのままの自分を好きになれるヒントやメッセージをお届けします。
(イラスト・文:桝元つづり、編集:マイナビウーマン編集部)
※この記事は2024年08月08日に公開されたものです