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「翻弄される」の意味とは? いつも翻弄される人の特徴と対策も解説

にほんご倶楽部

翻弄されないための対策方法

いつも他人や環境に翻弄されていると、自分の気持ちがすり減ってしまいますよね。翻弄されない人になるにはどうしたら良いのでしょうか。

(1)自分の意見を伝える練習をする

翻弄されてばかりいる人は、相手の気持ちを優先しようとするあまり、自分の意見を伝えるのが苦手。しかし、自分の意思を伝えられないと翻弄されるままです。まずは小さなことからでも良いので、自分の意見を伝える練習をしましょう。

例えば、友達と「ランチはどこで食べる?」という話題になった時、「私は○○が食べたいな」などと自分の気持ちを口に出してみてください。

小さなことから成功体験を積み重ねていくと、だんだん自信がついて自分の意見を伝えられるようになるはずです。

(2)安請け合いしない

翻弄される人は、他人からのお願いごとをなんでも受け入れてしまう傾向にあります。そのせいで、キャパオーバーになってしまうケースも珍しくありません。

そうならないように、他人から依頼を受けた時は、まず「そのお願いを聞いたら自分が無理することにならないか」を考えてみてください。

引き受けた結果、自分が大変な状況に陥るようであれば、「ごめん、今回は力になれない」とはっきり断ることも大切です。

もし断りにくい場合は、「ここまでならできるけどこれ以上は難しい」など条件を提示するのも良いでしょう。

(3)相手を信用して良いかよく見極める

相手の「頼りにしているよ」「今困ってて……」などという言葉を全面的に信じ、なんとか力になろうとするあまり、翻弄されてしまう人もいます。

相手を信用できるのは素晴らしいことですが、中には優しさを利用しようとする人も。あなたを頼ってくる人は、本当にあなたを必要としているのでしょうか?

相手のことをすぐ全面的に信用するのではなく、一歩引いて観察してみましょう。あなたを利用しようとしていないか見極めてから手助けしても、遅くないはずです。

「翻弄される人」を卒業しよう

「相手に嫌われたくない」「私が助けなくちゃ」。そんな気持ちが強すぎるあまり、相手から翻弄されてしまう人がいます。

このような人は優しい人といえますが、悪意ある相手に利用されやすい人ともいえるでしょう。

もし「自分も利用されている気がする」と感じるなら要注意。何か頼まれた時は自分が無理することにならないか考え、時には断る勇気を持つことも大切です。

あなたを大切に思ってくれる人であれば、断ったとしてもあなたから離れていくことはないはず。まずは小さなことから、自分の意思を伝える練習をしてみてくださいね。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月10日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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