アシメバングの魅力とは? 似合う人の特徴を解説【イラスト付】
アシメバングとは、左右非対称になっているおしゃれ上級者向けの前髪のこと。若々しく、パッと垢抜けた印象になるヘアスタイルです。この記事では、美容師ライターの向井智美さんが、アシメバングの特徴や魅力を解説します。
「アシメバングって聞いたことがあるけど、どんな髪型か分からない」「アシメバングにしてみたいけれど、自分に似合うか不安」ということはありませんか?
おしゃれ上級者のイメージがあるアシメバング。せっかく挑戦するなら失敗せず、おしゃれで今っぽい前髪にしたいですよね。
そこで今回は、アシメバングが似合う人の特徴や得られる効果、長さ別にアシメバングのヘアスタイルをイラスト付きでご紹介します。
ぜひこの記事を参考に、アシメバングの魅力を知ってくださいね!
アシメバングとは?
アシメバングの「アシメ」とは、アシンメトリーの略。左右非対称になっている前髪のことを言います。
おでこが出るほど短い前髪から、長い前髪につながる斜めのカットラインが特徴です。
個性的な印象がありますが、組み合わせる髪型によってカジュアルにも、フェミニンにも印象を変えられます!
前髪をアシメバングにするだけでイメチェンできるので、「いつもと少し雰囲気を変えたい」という方にぴったりの髪型です。
アシメバングが似合う人の特徴
アシメバングは特徴的な前髪なので、「自分に似合うか心配」という方も多いはずです。
ここでは、アシメバングが似合う人の特徴を3つご紹介します。
(1)面長さん
一見、面長さんがおでこを出すアシメバングにすると、より顔が長く見えそうに思いますが、ポイントをアシメバングに持ってくることにより、バランスよく仕上がります。
さらに相手の視線が前髪に上がるため、小顔効果もありますよ!
(2)おでこが広い人
おでこが広いと、アシメバングの長さを短めにしたり、眉上にしたりと長さの変化を楽しむことができます!
逆におでこが狭いと、斜めのカットラインが出にくい場合や、短めの前髪が浮いてしまうことがあるでしょう。
(3)ショートヘアの人
ショートヘアにすると顔まわりの髪が短くなるので、アシメバングとのバランスが取りやすくなります。
パーマをかけてふんわりさせても、耳にかけてスッキリさせてもおしゃれになりますよ!
アシメバングのメリット
アシメバングにすることで、得られる効果をお伝えします。
(1)おしゃれに見せてくれる
アシメバングにするだけで、おしゃれな印象に仕上がります!
定番の流し前髪や下ろし前髪と違って人の目を引きやすい前髪なので、グッと垢抜けた雰囲気になるでしょう。
(2)若々しく見せてくれる
アシメバングはおでこが見える斜めの前髪なので、若々しくフレッシュな印象に見せてくれます。
前髪を重めに作ると、さらに若く見えやすいですよ!
人気ヘアサロン『MINX 銀座中央通り店』のスタッフ・小林篤史さんに若く見える髪型を聞きました。
(3)明るい印象に見せてくれる
アシメバングはおでこが見える前髪なので、顔まわりをパッと明るく見せてくれます。
忙しく疲れているときでも、活発で元気な印象に見せてくれますよ。
【長さ別】アシメバングのヘアスタイル
アシメバングと一口に言っても、長さによって大きく印象が変わります。ここからは、アシメバングのヘアスタイルを長さ別に分けて見ていきましょう。
眉上アシメバング
眉上アシメバングは、キュートで可憐な印象に見せてくれます。
眉毛が見えることで目を大きく見せてくれる効果があり、華があるヘアスタイルに見えます!
ヘアオイルを付けて細かい束感を出せば、垢抜けた雰囲気になりますよ。
短めアシメバング
おでこが半分以上見えるような短めアシメバングは、カジュアルで明るい印象に見せてくれます。
サイドの髪とアシメバングの長さの違いが強調され、アシメが際立ちやすいのが特徴です!
前髪をギザギザにして、長さにバラつきを持たせるとよりおしゃれに見えますよ。
「いつも同じ前髪に飽きてきた」という方におすすめの長さです。
長めアシメバング
長めアシメバングは、大人っぽく落ちついた雰囲気に見せてくれます。
長さがあるのでコテやストレートアイロンで巻いたり、パーマをかけたりするなど、アレンジも楽しめるのがメリット。
長めだと一見、アシメと分かりにくいくらいナチュラルなスタイルなので、アシメ初心者さんにもおすすめです!
アシメバングで垢抜けた印象に!
今回は、アシメバングについてお話ししました。
アシメバングは個性的なイメージがありますが、組み合わせる髪型によってフェミニンからカジュアルまで、幅広い見せ方をすることができる万能な前髪です。
取り入れることで、おしゃれで若々しく、明るい印象にも見せてくれます!
前髪をアシメバングにするだけで、ガラッと垢抜けた印象になるので「イメチェンしたい」という方は、ぜひアシメバングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
(文:向井智美、イラスト:あおやま)
※この記事は2023年08月31日に公開されたものです