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こんなに大きく見えるの!? 鹿児島の絶景ホテルで「桜島ルーム」に泊まってみた

小浜みゆ

そろそろ秋の旅行を計画したい時期。1泊2日でも楽しめちゃう、鹿児島の最新絶景ホテルへと行ってみませんか?

「シェラトン鹿児島」は5月にオープンし、鹿児島のシンボル「桜島」を目の前に望む桜島ビューのホテルです! シティホテルなのに、源泉かけ流しの温泉まで入れる贅沢っぷり。ラグジュアリーな空間と鹿児島のご当地料理を満喫できるシェラトン鹿児島の体験をレポートします。雄大な桜島ビューの客室は感動ものでした!

5月にオープンしたばかり! カフェもおしゃれな「シェラトン鹿児島」

シェラトン鹿児島は鹿児島中央駅から無料送迎バスで約10分の場所にあるシティホテル。アジア太平洋地域で150軒目となるシェラトンブランドのホテルで、世界中の人々が繋がる「Where the world comes together(世界が出会う場所)」という新しいブランドコンセプトがホテル全体に反映された日本初のシェラトンです。そのため、ほかのシェラトンに行ったことがある人もその違いを感じられるはず!

チェックインより少し前に到着し、1階の「&More by Sheraton(アンドモア・バイ・シェラトン)」でカフェタイム。ここでは知覧茶のあんぱん、目の前で焼くパンケーキ・クレープなど、自家製パンやスイーツとともにお茶を楽しめます。

新しい時代に合わせたブランドコンセプトを反映するように、&More by Sheratonはさまざまな人が集います。コーヒーを飲んでゆっくり過ごしたり、集中できる個室スペースで仕事をしたり、過ごし方はさまざま。テーブルにはコンセントや置くだけでスマートフォンを充電できるスペースがあり、ワーケーションにもぴったり! 薩摩切子や薩摩焼など伝統工芸品がおしゃれに飾られて、とても居心地の良い空間でした。

 

まるで絵はがきのよう! 鹿児島のシンボルが目の前の「桜島ルーム」

15:00にチェックインをして、楽しみにしていた客室へ。全228室ある中で、今回は「桜島ルーム」に宿泊しました。壁に描かれているのは、宮崎県と鹿児島県の境にある霧島連山! ほかにも鹿児島の自然を感じる写真など、鹿児島らしさが散りばめられています。

何より桜島ルームの魅力は、「桜島」が目の前に見えること! 周りには高い建物がなく、カーテンを開けた瞬間に「こんなに大きく見えるの?」とびっくりするほどの景色でした。街を流れる甲突川の河口と錦江湾を合わせて見ることができ、絵はがきのような景色を客室で独り占めできちゃうのは、かなり贅沢です……!

アメニティーも上質なものがそろい、お茶はシェラトン鹿児島謹製の「プレミアム知覧茶」と「プレミアム薩摩紅茶」。鹿児島県は全国トップクラスのお茶の産地で、時に噴煙も見える桜島を見ながら芳醇なプレミアム知覧茶を堪能しました。

 

癒される……源泉かけ流しの天然温泉を足湯と露天風呂で満喫

写真提供:シェラトン鹿児島

桜島ビューの客室とともに、シェラトン鹿児島で楽しみにしていたのが「温泉」。源泉かけ流しの天然温泉が内湯と露天風呂で楽しめます! 泉質はナトリウムー塩化物温泉。少ししょっぱさを感じる温泉は塩のヴェールで身体を包み、湯上り後もポカポカが持続します。

大浴場だけではなく、シェラトン鹿児島ではなんと「足湯」も楽しめます! 同じく天然温泉で、服のまま気軽に入れちゃうのがうれしいポイント。温泉に足を入れるだけで、疲れが吹き飛ぶ気持ちよさ……夕食前に、チェックアウト前に、何度も入りたくなっちゃいました。ここなら男女一緒に入れるので、カップルにもおすすめ!

 

食材の宝庫! 鹿児島の海と山の幸を味わうディナー

シェラトン鹿児島には5つのダイニング・カフェがあり、今回は鹿児島県産の食材を使った料理を楽しめる居酒屋割烹「さつまぐま」でシェフおまかせコース(7,000円)をいただきました。テーブル席もありますが、臨場感のあるカウンターが人気!

前菜3種(干し鰹のしぐれ煮、鹿児島産白姫えびの芝煮、南国フルーツトマト薩摩甘照)から始まったコースは全7品。「季節のお魚 お造り3種」では鹿児島県産のタマクエ、シマアジ、本マグロを九州らしい甘い醤油でいただきました。鹿児島は養殖も盛んで、タマクエはタマカイとクエのいいとこどりをしたお魚です。まったく臭みがなく、ほどよい歯ごたえでおいしい!

焼物3種では「鹿児島県産真鯛の梅焼き」、「黒さつま鶏もも」、「鹿児島黒牛のイチボ」が登場。アツアツ焼きたての黒さつま鶏や鹿児島黒牛はとてもジューシーで旨みがあふれ、魚、肉、野菜とすべてがおいしい鹿児島の食の豊かさを堪能しました。

 

19階のバーで鹿児島の夜景を見ながら、カクテルを味わう

1日の最後には19階のバー「VIVARIUM(ビバリウム)」で夜景を見ながらカクテルで乾杯! 夏~秋はテラス席が心地よく、オープンエアな空間でお酒や軽食を楽しめます。

ドリンクはバーの中にあるグリーンハウスで育つフレッシュハーブを使用したカクテルが一押し! 特に摘みたてのミントを使った「モヒート(2,100円)」が人気です。そのほかノンアルコールカクテルも注文可能。おしゃれなカクテル片手に、鹿児島の夜景を見る時間は幸せでした……。

 

ホテルメイドのパンや鹿児島グルメを食べられる! 朝食ブッフェ

翌朝は4階「Daily Social(デイリー・ソーシャル)」の朝食ブッフェからスタート。広々とした店内には薩摩焼や鹿児島の特産である黒酢の壺がスタイリッシュに並んでいます。

ブッフェ台はベーカリー&ドリンク、温かい料理、冷たい料理の3つのコーナーに分かれ、選びきれないほどの豊富なメニューがずらりと並びます。ホテル内で毎朝焼き上げているパンや、スタッフがその場で注文ごとにつくるオムレツなど、手に取りたくなる料理ばかりです。

さらに黒豚ベーコン、桜島どり照り焼き、鹿児島県産キビナゴのエスカベッシュなど鹿児島県産の食材を使ったメニューや鹿児島の郷土料理も充実しています。中でも注文ごとに作ってくれる「桜島小みかんうどん」が一押し。桜島小みかんの皮を練り込んだうどんで、後味さっぱりなおいしさです。さつま揚げをトッピングすると、鹿児島らしさがさらにUP!

朝食ブッフェではコーヒー、紅茶、トロピカルジュースなどドリンクも豊富。国産オレンジピール入りの「オリジナル緑茶ブレンド」とマンゴー&シトラスが香る「オリジナル紅茶ブレンド」は、シェラトン鹿児島限定のお茶です。オリジナル緑茶ブレンドは知覧茶をオレンジが爽やかに彩る新鮮なおいしさ! とてもおいしかったので1階の「&More by Sheraton」でお土産として購入し、旅の思い出を持ち帰りました(1缶 950円)」。

今なお噴火を続ける桜島を客室という特等席で眺めながら、おいしい鹿児島の海と山の幸を楽しめる「シェラトン鹿児島」。温泉にも癒され、大大大満足で旅を終えることができました。今回は女子旅でしたが、今度は親を連れて行っても良いなぁと思えるようなホテルです。せっかく泊まるなら、桜島ルームが断然おすすめ! ラグジュアリーな絶景ホテルで、秋の鹿児島旅行を楽しんでみてくださいね。

 

施設概要

・シェラトン鹿児島
住所:鹿児島県鹿児島市高麗町43-15
HP:https://www.marriott.com/hotels/travel/kojsi-sheraton-kagoshima/

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年07月26日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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