気温21度の日の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
21度というと、最高気温の場合は春や秋、最低気温の場合は夏や秋に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温21度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
気温21度というと、春から夏、夏から秋への季節が移り変わる時期の気温。暑くも寒くもない、快適な気温といえるでしょう。
しかし、季節の変わり目ということで、何を着ればいいか迷う時期でもあります。
そんな気温21度の日にはどんな服装がマッチするのか、着こなしのポイントを紹介していきます。
21度の基本情報と服装のポイント
「気温21度の日」といっても、それが「最高気温」なのか「最低気温」なのかによって気候が異なります。ここでは最高気温21度・最低気温21度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温21度の場合
最高気温が21度になる季節は、主に春と秋です。
寒い冬から気温が上がり春になった4月下旬ごろ、そして秋が深まってくる10月中旬ごろに最高気温が21度になります。
服装のポイント
最高気温が21度の時期は、日中に出歩くのであれば綿ニットやカットソー、ブラウスなどのトップス1枚で十分です。
ただし、朝晩が寒かったり風が冷たかったり、日陰だと少し肌寒く感じるかもしれません。
そのため、裏地のないアウターやカーディガン、パーカーなどがあると安心でしょう。
新しい季節の始まりでもあるので、色合わせで春らしさや秋らしさを出したおしゃれを楽しみたいですね。
<POINT>
・日中はトップス1枚で軽やかに
・気温の変化に合わせて羽織ものを活用する
・新しい季節を感じさせる色選びでおしゃれを楽しんで
最低気温21度の場合
最低気温21度になる時期は初夏や秋の初めごろです。
梅雨から初夏に移行する6月下旬や少しずつ日中の気温が下がってくる9月中旬には、最低気温21度くらいになるでしょう。
服装のポイント
この時期は、日中は半袖のブラウスやTシャツなどで過ごせます。
気温が下がる朝晩は日差しが陰ることもあって肌寒く感じるので、カーディガンやリネン素材の羽織りものやストールなどが1枚あると便利です。
<POINT>
・日中は半袖など夏服でOK
・気温の変化に合わせて軽い羽織ものやストールを活用
・リネンや綿など通気性のよい素材の服でさわやかに
【春】最高気温21度のときにおすすめの服装は?
ここでは、最高・最低気温21度のときにおすすめの服装を季節別に紹介します。
今回はカジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデの3タイプをピックアップ。気温と季節感を意識したコーディネートを厳選したので、服装選びに悩んでいる人はぜひトライしてみてくださいね。
まずは、春の最高気温21度のときに最適なコーデのポイントを紹介します。足取りも軽くなるような春には、どんな服装がよいのでしょうか。
カジュアルコーデの場合
春らしいふんわりワンピースを1着で着るには早い、まだちょっと肌寒いような時期には、軽く羽織れるアウターが欠かせません。
暑くなって脱いだときに、折りたたんでもシワが気にならず、腕を通さずに肩にかけてもおしゃれに決まるデニムジャケットは春の定番アウター。
そのほか、マウンテンパーカーやMA-1(ミリタリージャケットの一種)など、春らしい着こなしに合わせやすいアウターがあれば、ノースリーブや半袖の春服を無理なく着られます。
きれいめコーデの場合
春らしいきれいめなワンピースは、外を歩かないドアtoドアの外出や昼間だけであれば1着でも大丈夫でしょう。
しかし、朝晩を考えると、やはりコートは持っておきたいところ。時間帯や気温に合わせられるように、軽く羽織れるきれいめコートを用意するのがおすすめです。
ライトグレーやベージュなど、明るい色のコートなら着こなしが重たく見えず春っぽくまとまります。
シンプルコーデの場合
パンツとTシャツのシンプルコーデには、パーカーを合わせて。
たくさん動いて汗をかくことも考えて、洗濯しやすいカジュアルなアイテムを羽織るといいですね。
パーカーのほか、春らしいきれいなカラーのカーディガンを差し色するのもおすすめです。
シンプルな重ね着コーデは、気温の変化が大きい春のおしゃれに活躍してくれます。
【秋】最高気温21度のときにおすすめの服装は?
続いては、秋の最高気温21度のときに最適なコーデのポイントを見ていきましょう。
カジュアルコーデの場合
気温の変化に対応できるように、カジュアルなブルゾンやジャケットをプラスした着こなしがおすすめ。裏地がないアウターや、ざっくりニットカーディガンがちょうどいいですね。
肌の露出を抑えた合わせ方で秋らしく見せたい時期なので、ボトムは足首まで隠れるフルレングスのパンツにスニーカーや、スカートにショートブーツがベター。
黒とカーキなど、秋を感じさせる色合わせを意識して、秋のコーディネートを楽しみましょう。
きれいめコーデの場合
きちんと見える着こなしで出かける際は、そろそろトレンチコートを羽織ってもいい時期。ライナー付きのトレンチコートであればライナーを外して、前を開けて羽織るくらいがちょうどいいでしょう。
薄手のブラウスにアウターの着こなしなら、室内でアウターを脱いでもきれいめに見えます。
シンプルコーデの場合
日中外を歩いていると、じんわり汗をかくこともあるので、脱ぎ着しやすいカーディガンを活用しましょう。
スカートとインナーにカーディガンを合わせるシンプルコーデなら、インナーを変えて温度調整をするのも簡単です。
日中だけ出歩く日なら半袖のカットソー、夕方まで外にいる日なら長袖シャツ……というように、予定に合わせて着こなしをチェンジ。
合わせやすいベーシックなカーディガンがあれば、季節の変わり目のコーデに迷うことが少なくなります。
【夏】最低気温21度のときにおすすめの服装は?
梅雨が明けて夏が始まる6月下旬ごろには、最高気温が21度になる地域も増えます。
ここでは、快適でおしゃれを楽しむためのコーデとそのポイントを紹介します。
カジュアルコーデの場合
梅雨が終わって夏に向かうこの時期には、デニムパンツと白のブラウスのさわやかコーデがお似合いです。
サンダルやバッグなどの小物で、開放的な夏の気分にマッチする着こなしでお出かけしましょう。
真夏というにはまだ早い時期なので、ブラウスの袖は手首が出るくらいがちょうどいいですね。
きれいめコーデの場合
日中は結構暑いけれどジャケットがマスト……そんなときは、リネン素材の夏ジャケットの出番です。さらに足元にパンプスを選んで、きちんと感を高めましょう。
白のパンツとブルーのインナーの清涼感のあるコーディネートにジャケットを羽織れば、夏に合うきれいめコーデが完成します。
シンプルコーデの場合
夏の初めのシンプルコーデにおすすめなのが、ふんわりスカートとVネックのカーディガンの着こなしです。
Vゾーンの程よい肌見せで、ヘルシーな夏っぽさを演出できます。
カーディガンは前を留めてプルオーバー風にしたり、開けて羽織ったり、肩掛けしたりと、シンプルな着こなしのバリエーションを広げてくれるでしょう。
また、サンダルやカゴバッグなどの小物で季節感を出すのもおすすめです。
【秋】最低気温21度のときにおすすめの服装は?
残暑もやわらいでくる9月中旬ごろ、最低気温21度のときにふさわしい服装とはどんなコーデなのでしょうか。
カジュアルコーデの場合
そろそろ秋っぽいおしゃれを楽しみたい! でもまだ暑い……。
そんな時期には、秋色夏素材のボトムを取り入れるのがおすすめです。
秋色のボトムと軽めのデニムジャケットのコーデなら、無理なく秋のおしゃれを楽しめます。
またインナーを白にすれば暑そうにも見えません。
デニムなど綿や麻素材のジャケットを選べば、暑い日中の日除けや室内の冷房対策にもなりますね。
きれいめコーデの場合
秋口にぴったりな、きれいめブラウスとすっきりシルエットのパンツのコーデです。
ジャケットが不要なシーンであれば、ブラウス1枚でちょうどいい季節。
朝晩外に出る際には、裏地のないジャケットやハイゲージのカーディガンがあるとばっちりです。
長袖のブラウスと9分丈〜フルレングスのパンツの組み合わせは、肌の露出が少ないので、薄手のアイテムを使っていても秋らしさが出せます。
シンプルコーデの場合
シンプルだけれど寂しい感じにならないシャツワンピースは、まさにこの時期にぴったりのアイテムです。
「アウターまでは要らないかな」という日でも、ショートブーツやバッグなどで秋を感じさせる着こなしが作れます。
帰りの肌寒さが心配なら、ストールを1枚持っておいてもいいですね。
気温に合ったコーデで季節の変わり目もおしゃれに
気温が21度の時期は、春から夏、夏から秋への移り変わるタイミング。
何を着ればいいか迷ってしまう時期ですが、コーデや色合わせで工夫をして、季節の変わり目もおしゃれを楽しみましょう。
(文:ななこ/イラスト:コシカワ ミキ)
※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ(2013~2022年)から算出
※この記事は2023年07月04日に公開されたものです