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アップサイクルとは? 事例やアイディアも紹介

佐矢りん(sayareen)

アップサイクルの事例

ここからは、実際に企業が行っているアップサイクルの事例を紹介します。

(1)残った商品を新しい服にする『BEAMS COUTURE』

BEAMS COUTURE(ビームスクチュール)は、アパレルメーカーであるBEAMSが展開するブランドの1つです。

倉庫に残っている商品を、手仕事によってデザイン性の高い新たな服へとアップグレードし、販売しています。

さまざまなジャンルのクリエイターやブランドとのコラボレーションも行っており、単なるリメイクではなく、個性が光る1着として価値を持たせているのが特徴です。

(2)首都高の看板などを製品に使う『CIRCULATION SHUTOKO』

CIRCULATION SHUTOKO(サーキュレーション首都高)では、首都高で実際に使われていた横断幕や案内看板などを使って、バッグやスケートボードなどを作っています。

素材の質感や文字を残したまま製品へと作り変えているため、ユニークなデザインが楽しめます。

(3)タイヤチューブのバッグなどを販売するブランド『SEAL』

SEAL(シール)は、破棄されたタイヤチューブを活用したバッグや靴などを製造・販売するブランド。

道路を走っていたタイヤは一つ一つ擦れ具合などが異なるため、同じバッグでもそれぞれ違う表情を持っているところが魅力です。

熟練の職人が時間をかけて手作業で製作するなど、クオリティにもこだわっています。

(4)さまざまな廃材を雑貨に活用する『NEWSED』

NEWSED(ニューズド)は「古くなってしまったものを新たな視点で見ることで、別の新しいものとして蘇らせる」がコンセプトのブランドです。

車のエアバッグを使ったポーチや木琴の端材を使ったボトルオープナーなど、不用品の特性を生かしてさまざまな製品を作り、全国のミュージアムショップやセレクトショップで販売しています。

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