マキシマリストとは? 特徴やミニマリストとの違いを紹介
「マキシマリスト」という言葉を知っていますか? これは「ミニマリスト」と対をなす言葉で、好きな物に囲まれて暮らすことに価値を置く人やライフスタイルのこと。この記事では、マキシマリストとミニマリストの違いやマキシマリストの特徴などを紹介します。
「マキシマリスト」とは、たくさんのお気に入りアイテムに囲まれて暮らすことを重視する人やライフスタイルのこと。
必要最小限の物で生活する「ミニマリスト」の対義語といえます。
今回は、マキシマリストとミニマリストの違いを解説した上で、マキシマリストの特徴や心理、メリット・デメリットを紹介します。
マキシマリストとミニマリストの違い
マキシマリストとは、最大限の物を所有するタイプの人やライフスタイルのこと。
かといって、とにかく何でも手元に置いておきたいわけではなく、集めるのは自分の好きな物や大切なアイテムに限られます。
一方、ミニマリストは極力物を持たず、シンプルな暮らしをしようとする人やライフスタイルを意味します。
ミニマリストは「必要最低限の物だけあれば良い」という価値観ですが、マキシマリストは「好きな物は全部欲しい」という価値観です。
例えば、「コーヒーカップは1つあれば十分」というのがミニマリスト、「コーヒーカップが好きだからいろんな色や柄の物を集めたい!」というのがマキシマリストといえるでしょう。
マキシマリストの心理や特徴3つ
続いては、マキシマリストの心理や特徴を紹介します。
(1)好きな物に囲まれて暮らしたい
「好きな物に囲まれて暮らしたい」という気持ちが強いのは、マキシマリストの大きな特徴といえるでしょう。
例えば、趣味で集めたフィギュアをコレクションケースに入れ、時間がある度に眺める。そのような瞬間に、幸福を感じるのです。
また、お気に入りのアイテムで満たされた部屋にするため、そこに置く雑貨やインテリアにもこだわる傾向があります。
(2)探求心が旺盛
マキシマリストの特徴として、探求心が旺盛ということも挙げられます。
だからこそ、気に入った物を追及し、もっと集めたくなるのでしょう。
他の人には同じようなアイテムがいっぱいあるように見えても、それを探求している本人からしたら、どれも微妙に違う特別な物なのです。
(3)部屋を散らかしているわけではない
「物が多い=片づけられない」というイメージを持つ人はいるかもしれませんが、マキシマリストは必ずしも部屋を散らかしているわけではありません。
確かに部屋はたくさんの物であふれていますが、ゴミが散らかっているような、いわゆる「汚部屋」とは異なります。
マキシマリストは、好きなアイテムの魅力を引き出せるよう配置にこだわったり、ほこりがたまらないように掃除をしたりすることは苦にならないようです。