尊敬します。「思慮深い人」の特徴5つ
物事の洞察に優れ、聡明な「思慮深い人」にはどのような特徴があるのでしょうか。ライターのきくかおさんに聞いてみました。
物事の洞察に優れ、聡明な「思慮深い人」。仕事でもプライベートでも正しい判断を落ち着いてできる思慮深い人は、周りから一目おかれる存在です。今回は思慮深い人の特徴をご紹介します。
(1)論理的で冷静
思慮深い人は、トラブルがあったとき、感情に振り回されてワーワーと騒ぐのではなく、冷静に落ち着いて行動します。また、論理的に物事を考えるのも得意なので、冷静に的確に指示を出し、トラブルをスマートに解決します。
(2)知識が豊富
思慮深い人は、幅広い知識を身に付けています。SNSやネットニュースなどから得た偏った情報だけを信じるのではなく、本や新聞を読んで、さまざまな角度から情報を得ます。そのため、視野が広く 物事を多角的に捉えることができるのです。
(3)人の意見を聞く
思慮深い人は、相手の気持ちを理解しようと、人の意見や話をしっかり聞きます。よく話を聞き、考えながら質問を挟みます。そうして相手を理解することで、信頼関係が生まれ、よりよい関係を築くことができるのです。
(4)安易な約束はしない
思慮深い人は、その場のノリで何かを決めたり、約束をしたりしません。約束を守らないことは相手を裏切ることであり、失礼なことだと思っているので、自分の予定や状況を鑑みて相手と守れる約束をします。
(5)物事の本質を考える
思慮深い人は、一歩立ち止まって客観的に物事を見ます。目に見える表面的な事実だけを捉えようとせず、その中にある本質的な問題点や課題を考えます。物事の本質を考えることで、根本的な問題点を浮き彫りにすることができます。
思慮深い人は一日にして成らず
落ち着いて冷静、知識が豊富で物事の本質を考える「思慮深い人」。その考え方や行動は、一朝一夕で身に付くものではありません。まずは、一歩引いて客観的に物事を見るように心がけてみましょう。それだけで、世界の見え方がガラリと変わるかもしれません。
(きくかお)
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※この記事は2021年05月01日に公開されたものです