お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自尊心とは? 自尊心が低い人の特徴と原因、高める方法

笹氣健治(心理カウンセラー)

自尊心が低い人の特徴

自尊心が高いことで得られるメリットと、低いことで生じるデメリットについて紹介しましたが、あなたの自尊心はどうでしょうか?

自尊心が低い人に見られる特徴を次に挙げますので、ご自身に当てはまるものがあるかどうか、確認してみてください。

(1)他人の目が気になる

自分が他人からどう思われているのかを過度に気にします。

特に、嫌われたり批判されたりすることを恐れて、自分の気持ちを大事にするよりも、他人に気に入られる行動をしがちです。

(2)常に自分が悪いと考える

常に自分が悪いと考える特徴も見られます。

例えば、チームで行っていた仕事で何か起きた際に、「自分さえちゃんとやっていれば問題は起きなかった」と自分を責めてしまいがちです。

(3)自己卑下が激しい

「私なんて全然ダメ」「私には無理」といった、自分を卑下するような言葉をよく使うという特徴も見られます。

奥ゆかしさや謙遜を通り越して、自分自身を過剰に低く評価しているのです。

(4)他人をよくうらやましがる

「あの人は有能でいいなあ」「あの人は活躍していていいなあ」といったように、他人のことをよくうらやましがります。

しかし、「自分もああいうふうになりたい」という願望はあっても、苦労をしてまでそうなりたいとは思っていないことが多いです。

(5)成功願望が強い

成功願望が強い人の中には、実は、自尊心の低い人が多いです。

「人からよく見られたい」「失敗して批判されたくない」という思いが強いためです。

そのため、ビジネス書を読んだり、セミナーに参加したりするなど、自分を高めようと懸命なところがあります。

次ページ:自尊心が低くなってしまう原因

SHARE