【難読】“ごじゅうろ”じゃない! 「五十路」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「五十路」の読み方です。
“ごじゅうろ”? そんな言葉、聞いたことない! そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「五十路」の読み方は?
「五十」は、大半の人が“ごじゅう”と読みますよね。「路」は路地、線路と読むので“ろ”と読む人が多いのではないでしょうか。
しかし、この二つが合わさると“ごじゅうろ”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いそじ”と読みます。
「五十路」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「五十路」の意味は以下のように解説されています。
いそ‐じ〔‐ぢ〕【▽五▽十/▽五▽十路】
1 50歳。50年。「―の坂にさしかかる」→十路2 ごじゅう。いそ。
「妙なる歌、百 (ももち) 余り―を書き出だし」〈後拾遺・序〉
つまり、五十歳という意味合いで使います。
十路は“そじ”と読み、10歳から90歳まで、それぞれ十路がつく読み方があります。
以前、20歳は二十路 (ふたそじ) 、40歳は四十路 (よそじ) と読むと紹介しましたが、50歳は五十路 (いそじ) となるんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「五十路」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。三十路はよく聞きますが、五十路は知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
あまり耳馴染みはない言葉かもしれませんが、きちんと読み方と意味も覚えておきたいですね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年03月07日に公開されたものです