納得。「好かれる上司」が絶対しないこと4つ
好かれる上司が絶対しないこととは？ 元会社員のコラムニストみくまゆたんさんが解説をします。
あなたの職場に、部下から慕われていない上司はいませんか？ 態度が横柄で人に嫌な気分を与える存在はどこの職場にもいますよね。
そうならないためにも、「好かれる上司」の特徴は知っておきたいところ。今回は、「絶対しないこと」という視点で好かれる上司の言動を考えていきましょう。
（1）人前で怒鳴る
好かれる上司は、人前で部下を怒鳴るような真似はしません。そもそも、自分の怒りを人前で誰かにぶつけて恥をかかせるような行動をしないのです。
始動する時は、こっそり呼び出します。
周囲に見せつけるように叱責したり、自身の感情を発散するため公の場で怒鳴ったり。これで注意をされた部下の心に、伝えたい内容が本当に響くのかも考えましょう。
（2）愚痴や悪口を言う
慕われる上司は、誰かの悪口を吹聴などしません。また、部下に対して会社の不満を伝えることもないでしょう。
仕事をしていたら愚痴も不満も抱えて当然。でも、それを吐き出す場所を誤ってしまうのは上司のすべき行動ではありません。部下と一緒になって不満を言い合うのは違うし、その不満を解消する努力をするのが上司の役目です。
「あの上司は一緒に愚痴を言ってくれて共感してくれる！」と慕う部下もいるかもしれませんが、そんな負の感情でつながる上下関係はそう長くは続かないでしょう。
（3）自分の都合で仕事を押し付ける
好かれる上司は、相手のスケジュールをふまえた上で仕事を振ります。
逆に、相手のスケジュールは一切考えず、自分の都合で仕事を振る上司は、定時前に仕事を押し付けた上に「明日中に」とムチャクチャな納期を定めてきます。
部下や後輩に対する「人としてのリスペクト」があるかどうか。そこが分岐点になりそうです。
（4）仕事と関係のない発言
「恋人いるの？」「早く結婚しないと」
「服装ちょっとダサいんじゃない？」
仕事と関係のないことで否定をしたり、部下をつついたりする言動。好かれる上司は言葉や態度をきちんと選ぶので、こんな発言をすることはないでしょう。
これらを言ったり聞いたりして、一体何になるんでしょうね……。
好かれる上司が絶対しないこととは？
好かれる上司は、人を不快にするような真似は絶対にしません。
部下を思い、相手の現状を把握した上で、無理のないように仕事を振ります。また、できないからといって、人前でワーワーと怒鳴ったりもしません。注意という形で、こっそり呼び出して冷静に伝えてくれます。
好かれる上司は、まず相手がどう思うかを考えて行動しているということ。上司部下の関係以外にも言える、良好なコミュニケーションの前提条件ですね。
（みくまゆたん）
※画像はイメージです
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※この記事は2021年02月23日に公開されたものです
