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クールビューティな女性の特徴とは? 気品ある美人になる方法

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

ファナティック

「クールビューティな女性」に近づくメイクテクニック

いきなりクールビューティな女性になることは難しいですが、メイクでクールビューティな印象を与えることは可能です。美容研究家の西田美穂さんに、クールビューティな女性に近づくためのメイクテクニックを教えてもらいました。

アイメイクのポイント

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おすすめの「アイシャドウの色」:アイスブルー、シルバー、グレイッシュベージュ、ホワイト

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パールやラメが白っぽく光る、シルバー系ベースのものを選びましょう。温かみのあるゴールド系と比べ、クールな印象になる色味だからです。ブルー系やホワイトは難しく感じますが、シアーな発色のものなら今年っぽく仕上がります。ナチュラル派の方は、ベージュでも黄みの少ないグレイッシュなものが使いやすいです。モード派の方はシルバーがお似合いです。濡れたようなツヤまぶたで、上品な色気を出しましょう。

おすすめの「アイライン&マスカラの色」:黒、ネイビー

強く引き締める黒か、知的で透明感が出るネイビーがおすすめ。アイライン×マスカラの組み合わせは、黒×ネイビー、ネイビー×黒、どちらでもOKです。ただ、もともと目がはっきりしている人が黒×黒で仕上げると、強すぎる印象を与えてしまいます。アイラインだけはネイビーにして、ほどよい強さに調整しましょう。

アイシャドウのコツ

クールビューティを作るアイメイクは、アイラインが主役。アイシャドウは、単色をアイホールに広げるだけでOKです。仕上げに目頭の「く」の部分にホワイトをのせて、白目に透明感を出しましょう。

アイラインのコツ

アイラインは、シャープなラインが描きやすいリキッドタイプがおすすめ。まずは上まぶた全体のまつげの間を埋めてから、目尻側がだんだん太くなるように中央から目尻に向かって筆を進めます。目尻から1cm伸ばしたところで、すっと横に引き抜くように線の先を細く仕上げましょう。

マスカラのコツ

ビューラーでまつ毛の根元を重点的に立ち上げ、マスカラを塗ります。根元にマスカラのブラシを当てて左右に小刻みに動かし、3秒置いたら上に向かって引き抜きます。繊細なセパレートまつ毛を作りましょう。

さらに目尻側に重ね塗りをしますが、横に広げるようにブラシを動かして。下のまつ毛にはマスカラをつけず、あえて抜けを作ります。

チークのポイント

顔に血色を生み出すチーク。かわいげのある印象ばかりではなく、色や入れ方によってはクールビューティな印象も与えることができるのです。

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おすすめの「チークの色」:アイシーピンク、ローズベージュ、ラベンダー

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色を加えるというよりは、ツヤを出して透明感を上げることが役割です。なので、透明感を出す効果のある「青みの色」を選ぶことがポイント。色白の方はアイシーピンク(画像左)、ナチュラル派の方はローズベージュ(画像中央)、くすみが気になる方はラベンダー(画像右)がおすすめです。シアーな発色のパウダータイプや、自然なツヤが出るクリームタイプが使いやすいです。

逆に、オレンジやピーチ、コーラル系などは、あたたかみが出てかわいらしい印象が強くなってしまうので、今回は使わずに。

チークを入れるときのコツ

チークは「シャープに仕上げること」を意識しましょう。頬骨に沿って、指2本分くらいの細さを目安に、斜め上に向かってチークを入れます。

「青みの色が馴染まない……」という方は、ベースメイクでパープルのコントロールカラーを仕込んでから、チークを入れてみましょう。血色をほどよく保ちつつ、くすみが飛んで、青みの色が使いやすくなります。

リップのポイント

顔の印象を大きく左右するリップも、色と選び方次第でクールビューティな女性に近づくことができます。ポイントを見ていきましょう。

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おすすめの「リップの色」:ローズベージュ、くすみピンク、青みピンク

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チークと同様に、透明感を出す効果のある「青み」の色を選ぶことがポイント。クールビューティを作るメイクは目元を強調するので、リップは彩度をおさえたローズベージュ(画像左)でバランスをとると、誰でも似合いやすいです。くすんだ色味のピンク(画像中央)もなじみがよく、甘さ控えめに口元を整えることができます。また青みピンク(画像右)を選ぶ場合は、ティントタイプのリップで今年らしく。この場合のアイシャドウは、グレイッシュベージュだとバランスをとりやすいでしょう。

リップを塗るときのコツ

「気品」は口元に表れます。リップが唇の輪郭からはみ出さないように気をつけましょう。ローズベージュはリップブラシにとって、丁寧に仕上げます。

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