転職理由ランキング! 8回連続で1位となったのは?
インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2016年4月~9月のあいだに「DODA」に登録した転職希望者のうち約3万人を対象に、転職理由についての調査を行った。2016年4月~9月に転職活動を行った約3万人の転職理由トップ3は、2012年上半期(2012年4~9月)から8回連続で「ほかにやりたい仕事がある」(13.0%)が1位となり、次いで2位が「会社の将来性が不安」(9.3%)、3位が「給与に不満がある」(7.7%)という結果だった。
今回の特徴として、1位の「ほかにやりたい仕事がある」が前回から0.8pt増加したことが挙げられる。求人数の増加が続き、選べるキャリアのバリエーションも広がっているため、転職希望者は今がチャンスと捉え、転職活動を考えるようになっている。「ほかにやりたい仕事がある」と言っても、転職活動を始める時点で「どうしてもこの仕事に就きたい」と具体的な目的を持っている人ばかりではない。このチャンスを活かしたいと考え、「いまの仕事での不満を解消できそうな仕事に就けないだろうか」と、興味のある仕事を探し始める人が増えているようだ。
3位「給与に不満がある」(前回比+0.2pt)、4位「残業が多い/休日が少ない」(前回比+0.3pt)の割合も増加した。求人倍率が高い状態が続いているため、今のうちに転職をして年収を上げようとする人が増えている一方、企業側は採用が難しい状況が続いているので、社員1人あたりの勤務時間が増え、個人の不満につながっているのかもしれない。
前回8位だった「U・Iターンしたい」は0.2pt増加し、7位に順位を上げた。地方の求人も増えている今、地元やゆかりのある地域への移住を希望した人が増えたと考えられる。
調査概要
【データ出典】本コンテンツのデータはDODAサービスにご登録いただいている方のデータを元に集計
【データ抽出期間】2016年4月~9月
【有効回答数】31,338件
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2016年11月17日に公開されたものです