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求人倍率は上昇の見込み! 転職するなら狙い目の職種は?

総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が、2016年10月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表した。

2016年10月の転職求人倍率は、前月より0.21ポイントマイナスの2.51倍。求人数は前月比+1.7%、前年同月比+24.3%となり、23カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新している。転職希望者数は前月比+10.4%、前年同月比+25.3%となっている。
業種別にみると、求人数が増加したのは「IT・通信」「メディア」「金融」「メーカー」「商社・流通」「小売・外食」の6業種で、特に伸びたのは「小売・外食」(前月比+8.1%)、「金融」(前月比+5.0%)だった。職種別では、求人数が増加したのは11職種のうち「技術系(IT・通信)」を除く10職種となり、求人数が特に伸びたのは、「販売・サービス系」(前月比+9.8%)、「事務・アシスタント系」(前月比+5.5%)。

10月は下半期の採用計画の募集を始めた企業が多く、電機や自動車メーカー、Webサービスなどを中心に、さまざまな職種の求人を一斉に開始する動きがあったため、求人数が増加した。転職希望者も年明けに新天地に移ることを目標にして活動を始める人が増え、転職市場は活発になっている。

11月以降も引き続き求人数は増加し、求人倍率は上昇する見込み。9、10月は2カ月連続で求人倍率が下降したが、例年11月から年末にかけて求人倍率は上昇に転じる傾向があるため、これから転職活動を始める人にとっては、今年一番のチャンスの時期と言えるだろう。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2016年11月09日に公開されたものです

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