
【癒しの世界一周旅行記】全米一盛りあがるハロウィンに参加! 「ロサンゼルス」旅行
こんにちは。1年8カ月の世界一周旅行を経験、バックパッカーからラグジュアリーな旅行まで、世界65カ国を旅したトラベルライター窪咲子です。
日本でも年々、盛りあがりを見せる10月31日のハロウィン! もともとは秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すという行事でしたが、近年は誰もが気軽に楽しめるイベントになりました。今回は、ハロウィンの時期には全米一の盛りあがりを見せる「ロサンゼルス」の旅情報をご紹介します。
陽気なアメリカンと楽しむ! ロサンゼルスのハロウィン
アメリカでも、子どもたちが仮装して近くの家を訪れてお菓子をもらう風習があり、夕方になると、学校帰りの子どもたちがかわいい仮装をして街を歩く姿を見かけました。しかし、ハロウィンが盛りあがりを見せるのは、日が暮れてから。ウェスト・ハリウッドに位置するサンタモニカ・ブルーバードという通りの一部が封鎖され、世界最大級のハロウィンパレードが開催されるのです。もちろん観光客も参加可能! なんと言っても参加者同士の写真撮影が楽しいので、思い切って仮装してみてはいかが? 陽気なアメリカ人との交流は、きっとステキな思い出になりますよ。
スターウォーズのジェダイの仮装をしたイケメン
ハロウィンパーティが行われるサンタモニカ・ブルーバードを歩いていると、思わず見惚れるほどクオリティの高い仮装や、家のバスタブを切り取って持ってきてしまうくらい気合が入った人まで、個性豊かな仮装は見ているだけでも楽しい気分になれます。そんな中、私が出会ったのは、スターウォーズのジェダイになりきっていたエバーくん16歳。「去年までは友だちの家でホームパーティをしていたけれど、今回は初めてウエスト・ハリウッドのパレードに参加した」というエバーくん。張り切って髪を銀色のスプレーで染めたそうですよ。まっすぐな瞳がジェダイの騎士そのもの! とっても似合っていました。
ハロウィンにはカボチャとりんご?
ハロウィンの定番アイテム、カボチャを切り抜いて作った「ジャック・オー・ランタン」。アメリカでは、ハロウィンが近くなると、玄関にこのジャック・オー・ランタンを置き、中にろうそくを入れて火を灯します。家に寄りつこうとする悪い霊などを追い返すため、できるだけ怖い顔や変な顔にカットするとより効果的だと言います。そのくり抜いた部分で、パンプキンスープやパンプキンパイを作るのだそう。そのほか、りんごもハロウィンにゆかりがある食べ物です。アップルパイとして食べるのはもちろん、ハロウィンパーティでは、水に浮かべたりんごを、手を使わずに誰が早く口にくわえることができるかを競うゲームも定番です。
メルローズ通りの古着屋さんめぐり
ハロウィンの衣装を日本から持って行くのは、荷物になるし、大変ですよね……。そんなときにオススメなのが、古着屋さんが立ち並ぶメルローズ通り。セレブの目撃情報も多数あるこのオシャレな通りには、個性的なお店が集まっており、Tシャツからウエディングドレスまで古着が何でもそろい、1日中いても飽きません。もちろんハロウィンのコスチュームも売られており、10ドルくらいからあるので、現地で探すのがオススメ。日本にはない個性的なアイテムも多く、頭の先から足の先まで、そろえてみるのも楽しいかもしれません!
のんびりするならサンタモニカビーチへ
青空とヤシの木が似合うロサンゼルスには、ステキなビーチがあります。ダウンタウンの喧騒を離れて、車で30分ほどの街、サンタモニカを訪れれば、そこには太平洋を一望することができるビーチが広がります。ナショナル・ジオグラフィック誌で世界のビーチTOP10にも選ばれたこのビーチ。ロサンゼルスのシンボルにもなっていて、世界中からたくさんの観光客が訪れます。昼間はビーチでのんびり、夕方には海沿いのレストランで夕日を眺めながらの夕食も最高ですよ!
【ロサンゼルスの癒しまとめ】
・陽気なアメリカンと楽しむ! ロサンゼルスのハロウィン
・スターウォーズのジェダイの仮装をしたイケメン
・ハロウィンにはカボチャとりんご?
・メルローズ通りの古着屋さんめぐり
・のんびりするならサンタモニカビーチへ
ロサンゼルスの気候は、カラッとしていて、「365日中300日晴れ」だと言われているほど。日本が寒くなってくるこの季節も、まるで初夏のように日が長く、なんだか得した気分になります。いつ行ってもベストシーズンのロサンゼルスを訪れるなら、ハロウィンの時期を狙ってみるのはいかがでしょうか?
(窪咲子)
※この記事は2015年10月22日に公開されたものです