今やおせちの定番は「ハム・生ハム」「刺し身」―おせちに飽きたら「普段のおかず」

更新: 2017.11.02

「オレンジページくらし予報」は、おせち料理に関するアンケートを実施。伝統的なおせち料理に加えて、肉や魚のごちそうが定番化するなど、今どきの食卓事情が伺える調査となった。

お正月におせち料理を食べていますか?

ここ3年を振り返って、正月におせち料理を食べているかを問うと、「毎年食べている(72.7%)」という回答が圧倒的。「食べたり、食べなかったりしている(17.2%)」と答えた人と合わせると「ここ3年でおせちを食べた人」は約9割にのぼった。

おせち料理の盛りつけは、「手持ちのお重に盛りつける(50.1%)」が約半数ながら、「大皿、大鉢に盛りつける(43.8%)」という答えも多く、お重と大皿の併用またはお重を使わない家庭が増えている。

ここ3年でおせちを食べた人のうち、市販のおせちセットを購入すると答えた人は16.8%。購入先は、「デパート(30.4%)」「スーパー(28.4%)」が3位の「料亭・和食店(12.8%)」以下を引き離した。

手作りするおせち料理

おせち料理を手作りする予定があると答えた人は54.7%で、手作りするおせち料理のベスト3は「煮しめ(76.1%)」「なます(56.4%)」「黒豆(43.6%)」。単品で購入するおせち料理は「かまぼこ(63.6%)」「伊達巻(51.5%)」「黒豆(45.6%)」「栗きんとん(40.4%)」という回答が多かった。

おせち料理と一緒に食べる料理・ごちそう

おせち料理といっしょに食べる料理・ごちそうは、「ハム・生ハム(44.6%)」「刺し身・生の魚介類(40.5%)」が4割を超え、もはやおせちの定番メニューと言えそう。続いて「チャーシュウ・煮豚(21.5%)」「ゆでがに・かに料理(21%)」「ローストビーフ(19.4%)」が支持され、肉と魚のごちそうが食卓に並ぶ様子が伺える。