上司から意見を求められた!そんなときに気をつけるポイントは?「欲しい物は感想ではなく提案」
「君はどう思うかい?」という上司からの唐突な質問。なんて答えればいいか困りますよね。意見だからこそ正直に答えるべきか、それとも別の狙いがあるのか。でもなにか理由があるはずです。上司が求めるポイントは一体何でしょうか。
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欲しいのは感想じゃない
「思うか?」のフレーズを用いられるせいか、上司が求めるものをそれに対する「感想」と考えているなら、それは間違っています。上司が求めているのは「提案」です。それもできる限り前向きな提案事項になります。
否定だけじゃ意味が無い
とはいえ、それは違うと思うこともあると思います。このときに「それはおかしいと思います」とだけではわざわざ上司が聞きに来た意味がありません。また上司も人間です。そういう否定をされてしまえば傷つく可能性があります。
例えば「その意見はよくわかります。ですが私はこうするといいと考えます。いかがでしょうか?」のように、まずは上司の意見を理解し、その上で自分の提案を述べるようにしましょう。これだけで、上司の印象も良くなります。
どうしても感想しか浮かばないときは
いきなり尋ねられても、なんて答えていいかわからないときも多々あります。その場合、「申し訳ありません。しっかり考えたいので少しお時間いただけますか?」と聞いてみましょう。ポイントは「わざわざ尋ねてくださったのにすみません」という気持ちを添えること。
もちろん、上司が忘れないうちに自分の考えをあらためて述べにいくことを忘れずにしましょう。
意見をいうことを恐れない
「こんな意見を言ったら怒られるんじゃ……」と思ってる方へ。実は上司がわざわざ意見を求めるということは、もっと良い提案を持っているのではないかという証拠なのです。おかしな提案をするとき、実はわざと試しているのかもしれません。
意見を言うということはすごく勇気が入ります。当たり障りのない言葉でごまかしたいでしょう。しかし、変だと笑われていいのです。新しい提案をしてみることで、上司の見る目が変わることもあるのです。
お互い人間です。考えが異なることもありますし、だからこそ「どう思う?」と聞きたくなるものです。だからといって、相手の気持ちを考えずに返答しては、心象を悪くしてしまうかもしれません。上司に敬意を払い、その上で自分の提案を述べることで、職場の雰囲気を良くすることができるはずです。
※この記事は2014年12月17日に公開されたものです